著者
帆足 啓一郎
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.523-525, 2016-05-15

2000年代初めに黎明期を迎えた音楽情報検索の研究の当初の目的は,ユーザからの検索クエリに対して出力される検索結果の精度向上であった.このような研究は,当時主流となっていた楽曲ダウンロード型サービスへの適用を意識したものである.一方,近年主流となっている「聴き放題」のストリーミング型のサービスにおいては,単発の検索結果の精度だけでなく,そもそもの検索・選曲の方法や,ストリーミング体験の総合的な評価が必要となっている.本稿では,これらの流れを踏まえ,今後必要となる音楽検索技術についての一考察を示す.
著者
竹川 佳成
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.526-528, 2016-05-15

本稿では,音楽,特に,楽曲制作・楽器制作・演奏の練習において,ヒューマン・コンピュータ・インタラクション(Human Computer Interaction)が適用されている事例を挙げながらその意義や動向について解説する.
著者
深山 覚 後藤 真孝
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.516-518, 2016-05-15

本稿では,音楽制作支援を行うための音楽の自動生成研究について紹介する.電子計算機の黎明期から発展してきた一連の研究を振り返ると,そのパラダイムは,音楽理論や専門知識を人間が記述して実装する手法から,音楽データベースと機械学習を活用する手法へとシフトしている.音楽音響信号中の音楽要素(拍や和音)の分析・理解技術の発展にともない,従来は少なかった音楽音響信号のデータベースに基づく自動生成も登場している.まさに今は音楽自動生成研究の転換期といえ,音楽情報処理・ヒューマンコンピュータインタラクション・機械学習等を一層融合していくことで今後さらに進展できると確信している.
著者
吉井 和佳
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.519-522, 2016-05-15

本稿では,音楽情報処理分野における統計的機械学習,特に教師あり学習と教師なし学習の利用法について,ジャンル・ムード・印象認識,コード認識,ビートトラッキング,自動採譜を題材に解説する.
著者
齋藤 大輔
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.513-515, 2016-05-15

本稿では音声言語情報処理における主要な研究課題を切り口として,音楽情報処理における研究課題との類似点や相違点,ならびに両分野において独自性のある研究課題について俯瞰し解説する.
著者
亀岡 弘和
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.506-509, 2016-05-15
著者
北原 鉄朗 永野 秀尚
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.504-505, 2016-05-15
著者
松原 仁
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.502-503, 2016-05-15

2016年3月9日から15日にかけて韓国のソウルで世界トップレベルの囲碁のプロ棋士のイ・セドルとコンピュータ囲碁 AlphaGoが5局互先(ハンディなし)で対局し,大方の予想に反してAlphaGoが4勝1敗で勝利をした.ここではその速報を述べる.

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雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, 2016-05-15
著者
山本 文治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.420-421, 2004-04-15
著者
横山 孝文
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.143-146, 2006-02-15

放送と通信の融合が大きくとりあげられるようになり,著作権が大きく注目されるようになった.放送番組などの映像コンテンツは,原作・脚本・音楽・実演家など複数の権利を利用することによって構成され,権利の固まりとよく言われる.また,同じ知的財産権でも特許権などが産業的なモノを扱うのに対して,著作権は文化的なモノを扱っていることから,一見抽象的で複雑なように思われるかもしれない.さらに,ネットに放送番組がなかなか出てこないことにより,放送事業者が番組を出し惜しみしているのではないかという声もある.そこで,放送をいろいろな角度から整理しながら,今一度、放送番組における著作権について考察する.
著者
羽生 善治
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, 2012-05-15
著者
保木 邦仁
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.9, pp.928-932, 2013-08-15

The University of Electro-Communications アブストラクト:2005年に拙作のプログラムBonanzaをインターネットに公開,以降2006年からコンピュータ将棋協会が毎年5月に開催する選手権に出場し続けている.今年の5月で8回目の出場となり,戦績は優勝2回,2位1回,3位1回,4位1回,5位2回,9位(予選落ち)1回である.Bonanzaの戦績には実力だけでなく運の要素も強く反映されている.二度優勝してはいるが,それぞれ一局ずつ,将棋の内容では負けていながら相手プログラムの不合理な動作により勝っている.本稿では,選手権においてトップ争いを繰り広げてきたBonanzaに施された工夫の一部をハードウェア構成と評価関数の観点から簡単に紹介する.
著者
寺田 真敏
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.426-427, 2013-04-15
著者
安蔵 靖志
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.11, pp.1228-1229, 2012-10-15
著者
玉井 哲雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.49, no.7, pp.777-784, 2008-07-15
被引用文献数
2

1968年にドイツのGarmischで「ソフトウェア工学」をテーマとするNATOの会議が開かれてから,今年で40年を迎える.この機会に,ソフトウェア工学の40年の歴史をざっと振り返って,今後への参考にしようというのが,この小特集の趣旨であり,またこの記事のねらいでもある.