著者
佐藤 重幸
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.1154-1156, 2016-10-15
著者
藤川 真⼀
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.9, pp.870-876, 2016-08-15

フィンテックにおいて,新しい取り組みにチャレンジするスタートアップの存在は欠かせない.日本のスタートアップのフィンテックは,ブロックチェーンのような新しい取り組み以外にも,既存の金融機関と連携を行うビジネスモデルが注目されている.その際に重要になるのはユーザエクスペリエンスによる使い勝手の良いサービスである.また与信などを活用した高いユーザエクスペリエンスが,摩擦の少ないお金の流れを実現することで,その可能性を大きく広げる.その他,海外のスタートアップが日本に参入する際の難しさや,今後のフィンテックの課題について述べる.
著者
山村 紀夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.p138-143, 1984-02-15
著者
林 智彦
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.53, no.12, pp.1268-1272, 2012-11-15

本稿では,米国における電子書籍の最新動向を紹介する.2012 年に入って,米国の出版業界は,電子書籍の普及に伴い,3つの大きな変化に直面している.(1)本格化したディジタルシフト,(2)(専用)端末戦争の終焉,(3)急拡大する自己出版.本稿では,現地報道や各種業界団体,研究機関の調査結果などに依拠して,現状と近い将来の展望について述べてみたい.
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, 2016-06-15
著者
稲葉 利江子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.674-674, 2016-06-15
著者
山本 博之
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.666-669, 2016-06-15

教科「情報」が始まって13年経つが,自治体が実施する授業に関する研修は十分ではない.そのため都高情研をはじめとした教科研究会はさまざまな研修活動を行い,情報科の研鑽と交流の場を提供してきた.次期学習指導要領において「情報の科学的な理解に裏打ちされた情報活用能力の育成」が掲げられ,プログラミングやデータサイエンス,情報セキュリティといった内容が強く押し出された.しかし,このような学習内容は,現状の情報科教員にとって指導するのが難しく,大規模な教員研修が必要になると言われている.教員研修については,国や自治体だけでは十分な体制を用意することはできないため,教科研究会や学会の協力が期待されている.
著者
坂東 宏和
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.665-665, 2016-06-15

教育の情報化が進む中で大学教育では,学生が文字を手書きする機会が減っている.長い文章を作ったり,推敲したりする作業は,手書きよりもキーボード入力の方が優れている.一方で,手書きの方が学習の理解を深め,記憶にとどめる効果が高いという意見もある.レポートや卒論の執筆まで手書きが良いとは思わないが,教育の一部に意図的に手書きを取り入れることで,より効果的な学びになる可能性がある.
著者
菅谷 みどり
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.660-664, 2016-06-15
著者
倉地 亮 松原 豊 高田 広章
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.632-637, 2016-06-15

近年,自動車に対する脆弱性事例が多数報告されており,自動車のセキュリティが注目されている.これまでに販売されている自動車の多くは機能安全規格に対応されつつあり故障などに対して安全ではあるものの,攻撃者からの意図的なサイバー攻撃に対しては対策されておらず,脆弱であることが指摘されている.また,リアルタイム性やコスト制約が厳しい車載制御システムでは情報セキュリティの対策技術をそのまま適用することができない場合があり,車載制御システムの特徴を生かしたセキュリティ対策技術が必要とされている.本解説記事では,車載制御システムに求められる安全性とセキュリティを概説する.
著者
大久保 隆夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.628-629, 2016-06-15

近年,自動車や航空機,ドローンなど,乗り物に対するハッキングの事例が相次いて公開され,話題となっている.従来から安全性等を考慮して設計されていたはずの乗り物で,このようなハッキングが容易にできてしまうのはなぜなのか,また乗り物と情報セキュリティを守るということはどのような意味を持つのかについて解説する.
著者
大久保 隆夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.627-627, 2016-06-15
著者
西田 豊明
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.626-626, 2016-06-15
著者
平本 健二
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.612-619, 2016-06-15

社会のデータ共有環境として,政府が中心になりは共通語彙基盤プロジェクトを推進している.業種や分野で共通的に使われる語彙やデータ構造を定義するとともに,専門領域の語彙やデータ構造をその拡張として整備できるフレームワークとして開発をしている.また,データは多様な活用ができるようにRDFベースで設計されている.本稿では,共通語彙基盤の取り組みの概要およびその効果,導入を通じて顕在化した課題や解決策,今後の取り組みの方向性について紹介する.
著者
橋詰 秋子 福山 樹里
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.606-611, 2016-06-15

国立国会図書館では,図書館目録に含まれる出版物のメタデータ(書誌データ)や同名異人・異名同人等を同定識別するための統制語彙(典拠データ)などを,リンクト・オープン・データ(LOD)として提供している.これらのLOD提供の背景には,国際書誌コントロールと呼ばれる,図書館界全体で取り組まれてきた伝統的かつ国際的な標準化活動がある.国立国会図書館が提供する書誌データ及び典拠データのLODについて,取組の背景とともに,事業の経緯と現状を説明し,将来に向けた課題を述べる.