著者
長田 龍介 頭川 峰志 木村 友厚 永原 詩乃
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.52, no.7, pp.431-434, 2015
被引用文献数
1

A 45-year old male patient suffered mutilation of his fingers except for the thumb in the right hand, and a crush injury of the whole left hand simultaneously while operating a rolling machine. The right hand was reconstructed with a double 2nd-toe implantation. After training his pinch motion in the right hand, a myoelectric prosthesis was attached to the left hand. He used his right hand for pinching task and the left hand for grasping task. His DASH score was 173 before functional reconstruction of the bilateral hands, and it was 84 at 5 years after treatment. A comparison was made concerning the functional results between the right hand reconstructed with the toe transfer and the left hand with the myoelectric prosthesis in order to discuss the prognosis for each treatment.
著者
小野 恭裕 本田 透 桑嶋 博史 菰渕 真紀 山田 耕平 横山 茂樹
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.52, no.8-9, pp.550-554, 2015 (Released:2015-08-29)
参考文献数
12

目的:当院で急性期リハビリテーション(以下,リハ)を行った脳卒中患者の血清アルブミン値の継時的変化を病型別に解析し,転帰との関係を検討した.方法:2008 年から2014 年の急性期リハを行い,リハ連携病院での転帰情報が得られた295 名を対象とした.血清アルブミン値を当院入院時から経時的に調査し,連携病院退院時のfunctional independence measure(FIM)を患者転帰の指標として,両者の関連性を調べた.結果:病型は脳梗塞170 名,脳出血105 名,くも膜下出血20 名であった.入院中に血清アルブミン値は全病型で低下し,最低アルブミン値は脳梗塞で3.1±0.6 g/dl,脳出血で3.1±0.6 g/dlと同程度であった.くも膜下出血は2.6±0.4 g/dlまで大きく低下したが,その後の回復は他の病型と同様であった.脳梗塞と脳出血においては最低アルブミン値と退院時FIM間に正相関がみられたが(p<0.001),くも膜下出血では関連性は認められなかった.結論:脳卒中リハ患者の血清アルブミン値と転帰は病型によって異なり,病型別解析の必要がある.
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.11-35, 2013 (Released:2013-02-27)
被引用文献数
1

医学的リハビリテーションからみた切断・脳卒中・脊髄損傷患者の職場復帰の現状と課題…田中宏太佳 11障害者の社会参加に関する評価〈原著〉…増田 公香 16産業医学からのアプローチ…佐伯 覚 21障害者の自立支援…生方 克之 25職業リハビリテーションの概念と支援モデル〈原著〉…松為 信雄 31
著者
今岡 真和 樋口 由美 藤堂 恵美子 北川 智美 山口 淳
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.47-51, 2014
被引用文献数
1

目的:本研究の目的は介護老人保健施設における車椅子使用者の転倒リスク因子を明らかにすることである.対象:介護老人保健施設へ新規入所した者のうち,車椅子を日常生活の移動手段とする62 名(男性14 名,女性48 名,平均85.4±7.9 歳)であった.方法:入所時評価(ベースライン)は,年齢,過去1 年間の転倒歴,身体機能,精神機能,生理機能,医学的処置,経済状況の19 項目を評価した.転倒は入所から最長6 カ月間を前向きに追跡調査した.統計解析は,単変量解析で転倒と有意に関連した項目を独立変数,転倒発生の有無を従属変数としたロジスティック回帰分析を行った.結果:29 名(46.8 %)に転倒が発生した.転倒に関連した項目は,「背中が丸くなってきた」「FIM得点高値」「ベンゾジアゼピン系薬の内服」「平均投薬数が多い」であった.ロジスティック回帰分析の結果,入所期間中の転倒発生に対して,「背中が丸くなってきた」が独立関連因子であった(オッズ比4.11).
著者
山里 道彦 大賀 優
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.48, no.10, pp.659-665, 2011-10-18 (Released:2011-11-10)
参考文献数
20

外傷性脳損傷 (TBI) 者の社会的孤立を防ぐために,集団で行う心理療法が注目され,さまざまな形態でのグループ訓練が試みられてきた.本報告ではTBI者に対して,デイケアの形態で行うグループ訓練の有効性を認知面と心理行動面に分けて検証した.過去3 年間にデイケアに参加したTBI 20 例を対象とし,訓練6 カ月後に家族に対して行った質問票の結果で,心理面 (抑うつ気分・興奮) と,行動面 (他者情動の理解・身だしなみ) に有意な改善がみられた.これは,我々のとったグループ訓練の体制によりTBI者の発動性やコミュニケーション能力が改善したためであると考察された.TBI者の心理行動面の改善に,デイケアの形態をとったグループ訓練は有効であった.

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著者
陳 隆明
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.33-41, 2010-01-18 (Released:2010-02-09)
参考文献数
12
被引用文献数
2 3