著者
小林 忠雄
出版者
北陸大学
雑誌
北陸大学紀要 = Bulletin of Hokuriku University (ISSN:21863989)
巻号頁・発行日
no.41, pp.61-73, 2016-12-31

北陸大学未来創造学部 教授 小林忠雄先生の『文化人類学』最終講義(2016年1月29日)を掲載。巻末に、未来創造学部 国際教養学科 教授 長谷川孝徳先生より「小林忠雄先生の最終講義にあたって」の謝辞を記載。
著者
竹田 修三 渡辺 和人 山本 郁男 山折 大
出版者
北陸大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008

米国において、大麻主成分のテトラヒドロカンナビノール(THC)はがん患者などでモルヒネが効かない重篤な痛み緩和の目的で投与される。本研究は、がん患者、特に乳がんに注目し、THCの臨床適正使用に向けた基礎研究である。THCは分子中に、女性ホルモンと類似した部分を有していた。女性ホルモンは乳がん増殖を促進したが、THCの共存下でその効果が消失した。低女性ホルモン条件下(閉経後乳がんモデル)でTHCを添加した場合、逆に増殖の促進が見られた。本研究により、THCは女性ホルモンと相互作用し、乳がん増殖に影響を与える可能性が示唆された。
著者
竹井 巖
出版者
北陸大学
雑誌
北陸大学紀要 (ISSN:21863989)
巻号頁・発行日
no.46, pp.1-18, 2019-03-31

江戸時代の加賀藩では、「手木足軽」という職制があった。この手木足軽は、藩の庭園管理を主務とし、藩の荷物運搬にも携わっていた。この足軽は、「大男」で「剛力」であることが資質として求められ、「剛力」に関する特異な逸話も伝えられている。特筆すべき事として手木足軽は、金沢城の玉泉院丸庭園にあった雪を貯蔵する「氷室」の管理維持を担当しており、藩の雪氷利用を担当する技術職集団であったことである。この「手木足軽」と「氷室」について、加賀藩資料の関連記事を整理して論じた。
著者
渡辺 和人 山折 大 竹田 修三
出版者
北陸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

大麻の毒性発現機構解明の一環として、主成分テトラヒドロカンナビノール(THC)、カンナビジオール(CBD)およびカンナビノール(CBN)の代謝、代謝的相互作用、細胞毒性に関して検討を行い、以下の点を明らかにした。(1)THCのマウス脳における代謝。(2)CBDのヒト肝における代謝。(3)THC、CBD、CBNのヒトCYP分子種の阻害作用および誘導作用。(4)THCのカンナビノイド受容体を介した細胞毒性およびヒト乳癌細胞増殖促進作用の機構。(5)シクロオキシゲナーゼ-2選択的阻害剤としてのカンナビジオール酸、選択的5-リポキシゲナーゼ(LOX)阻害剤としてのCBD-ジメチルエーテル、THCおよび主代謝物THC-11-oic acidの強力な15-LOX阻害作用。