著者
雷 秀雅 堂野 佐俊
出版者
山口大学
雑誌
研究論叢. 芸術・体育・教育・心理 (ISSN:02860597)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.9-25, 2003-01-31

現代社会は、一億総ストレスとも呼ばれるように、我々の身の回りには多様な心理的なストレスが満ち溢れている。こうしたストレスは大人社会のみならず、学校や家庭をはじめとする子どもの世界にも同様の大きな影響を及ぼしてきている。特に、自我の確立に向けて発達し苦悩する思春期の子ども達にとっては、それが持つ意味は多大である。今日、社会的課題ともいわれる思春期の青少年の行動や生活態度に関する指摘の背景には、彼らをめぐる心理的なストレスの影響があることも考慮されるべき重要な視点である。本研究は、思春期の心理的ストレスの実態とその要因について明らかにすることを目的とした。ストレスの状況に関しては、頻度と強度、及び対処行動の三つの側面から測定した。対象として、中国及び日本における思春期の子ども517名を用い、日常生活でのストレスについて質問紙により調査を行った。こうした分析に基づき、これら思春期のストレスに影響を及ぼす要因についての検討も試みた。
著者
米澤 充
出版者
山口大学
雑誌
山口大学独仏文学 (ISSN:03876918)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.ii-iv, 2007

河中正彦教授追悼号

1 0 0 0 OA マン語の品詞

著者
フィリップス ジョン D
出版者
山口大学
雑誌
山口大學文學會誌 (ISSN:0551133X)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.A1-A15, 2003-03-08

本論文はマン語の品詞の細かい分類について述べる。この分析はタグ即ち文章に注釈で付ける為の詳しい品詞を表す象徴の形で示される。マン語はイギリス諸島のマン島の自国語である。十八世紀迄マン人の殆どの唯一の言語だったが、マン島が1765年に英国支配下になって、英語に取って変えられた。最後に母語としてマン語を話す人は1974年にいなくなった。タグの一揃が出来ると、少しの予備仕事でコンピュータによって程度の高い正確さで文章が注釈できる。そのように注釈された文章は言語学研究や自然言語処理の為に役立つ。それ故に本論文のタグの一揃はマン語の為の基本的な言語処理資源として見られる。
著者
瀧口 治
出版者
山口大学
雑誌
山口經濟學雜誌 (ISSN:05131758)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, pp.225-247, 1981-11-30
著者
呉 景龍 佐々木 英人 川村 貞夫
出版者
山口大学
雑誌
山口大学工学部研究報告 (ISSN:03727661)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.21-27, 1998-10

一般に,触覚形状情報を呈示することは困難である。一方,心理学の研究より人間の視触覚は錯覚・融合特性が存在している。つまり,人間は正確な触覚情報を呈示されていなくとも視触覚を通じて実物体の曲面を認識している。そこで,人間の視触覚の錯覚・融合特性を利用して触覚ディスプレイの簡略化を図ることができる。このような目的から人間の視触覚融合領域を調べ,定量的に解析した。この結果に基づいて,4種類の曲率パターンをもった触覚ユニットが作られている。本研究では,親指,人差し指および中指を用いて物体を掴む場合を想定している。これらの指の軌道を測定し,軌道モデルを設計した。さらに,軌道モデル上を移動する機構や回転する機構をもつ3個の触覚ユニットをもった触覚形状呈示装置を試作した。
著者
名島 潤慈
出版者
山口大学
雑誌
教育実践総合センター研究紀要 (ISSN:13468294)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.151-165, 2007-03-25

School counselors encounter with many problems in elementary schools, junior high schools and high schools. Of all problems, the issue of suicide is most difficult to deal with. Statistically speaking, suicide is committed by children of ten years and over. Children of nine years and under rarely kill themselves. A suicide has a very powerful effect on the school staff and on the other students. In the paper, based upon the author's clinical experiences, newspaper articles about suicide and other researchers' opinions, he (1) outlines features of suicide among children and adolescents ; (2) describes the risk factors for suicide, warning signs for suicide, depression among children and clustered suicide in puberty ; and (3) especially from a practical viewpoint as a school counselor, discusses the prevention, intervention and postvention for suicide in school settings.