著者
佐藤 洋一郎 伊藤 敏雄 加藤 鎌司 河原 太八 藤岡 利生 万年 英之 鞍田 崇 西田 英隆 細谷 葵
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

「人類世」という新しい地質年代を提唱されているが、これは産業革命以降の急速なエネルギー消費により、人間活動が地球環境に大きな影響を及ぼすようになったことを、地質学的にも記述すべきとの判断による。しかし、環境の歴史を丁寧に調査すると、人間活動の影響は産業革命のはるか前から、われわれの想像を超えてはるかに大きかったことがわかってきた。
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.1-24, 2011-06-11

巻頭言地球研10周年の節目に立本成文記念特集1●日文研×地球研 所長対談めざすのはヘテラーキーなコミュニタス――所員の声が、これからの地球研をつくりだす猪木武徳×立本成文記念特集2●シンポジウムの検証地球研創立10周年記念シンポジウム「地球環境研究の統合と挑戦――国際共同研究と未来設計イニシアティブ」研究所としての国際戦略谷口真人×久米 崇×鞍田 崇×半藤逸樹×アイスン・ウヤル■ 前略 地球研殿──関係者からの応援メッセージ現在の地球環境問題研究の難しさ福嶌義宏目指していたものに向かって自信を持って進んでください中尾正義21世紀の新しい環境観――持続性は直線で示せるか? 答えはYES和田英太郎特集3●プロジェクトリーダーに迫る!窪田順平×森 若葉特集4●プロジェクトリーダーに迫る!梅津千恵子×石山 俊■ 百聞一見──フィールドからの体験レポート西本 太■ 出版しました藤原潤子『呪われたナターシャ』福士由紀『近代上海と公衆衛生』■ 所員紹介──私の考える地球環境問題と未来中村 大特集5●所内共同研究会のあり方について(2)谷口真人×窪田順平×檜山哲哉×松永光平×アイスン・ウヤル■ お知らせ
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.1-16, 2011-08-01

特集1●出版物による成果統合のあるべき姿地球研らしい情報発信と社会還元秋道智彌×湯本貴和×阿部健一×窪田順平×鞍田 崇特集2●プロジェクトリーダーに迫る!環境変化だけでは語れないインダス文明の崩壊長田俊樹+酒井 徹×小林菜花子+湯本貴和特集3●プロジェクトリーダーに迫る!人間の営みと自然とのかかわり――1万年前から変わったこと、変わらぬこと内山純蔵+林 憲吾■ 前略 地球研殿──関係者からの応援メッセージExzellenz verbindet —安部 浩アフリカ・ザンビア農民の「ワン切り」活用術、南部州のフィールドから石本雄大■ 百聞一見──フィールドからの体験レポートアフリカ・ザンビア農民の「ワン切り」活用術南部州のフィールドから石本雄大新企画●国際森林年 連動企画取り戻す、森と人とのリンケージ――モデルフォレスト運動の挑戦小澤普照+阿部健一■ 出版しました奥宮清人『 生老病死のエコロジー――チベット・ヒマラヤに生きる』安部 彰『連帯の挨拶――ローティと希望の思想』■ 所員紹介── 私の考える地球環境問題と未来古文書が語る人間と自然とのかかわり承 志■ お知らせイベントの報告、研究活動の動向、研究プロジェクト等主催の研究会(実施報告)、イベント情報
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-12, 2006-08-01

巻頭対談 オオタカと共生する地球研を総合地球環境学研究所所長|日高敏隆総合地球環境学研究所教授|湯本貴和特集1 研究プロジェクトより なぜ階層性に着目することが大切なのか琵琶湖―淀川プロジェクト|谷内茂雄特集2 研究プロジェクトよりToo much waterとtoo little water地球水プロジェクト|鼎 信次郎/村田文絵/遠藤崇浩地球研だより2006年度インキュベーション研究(IS)の選考[佐藤洋一郎]/IS一覧地球研アニメーションができました[神松幸弘]/招へい外国人研究者/竣工記念式典人間文化研究機構シンポジウム/第12回市民セミナー/内山助教授が英国で出版出版物紹介 『シルクロードの水と緑はどこへ消えたか?』/『よみがえる緑のシルクロード』/『陸域生態系の科学 地球環境と生態系』お知らせ 地球研第1回国際シンポジウム/公開講演会「水と未来可能性」/市民セミナー/地球研地域セミナー/上賀茂だより
著者
熊澤 輝一 木村 道徳 鎌谷 かおる 岩見 麻子 坂下 靖子 原田 将
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-10-21

本研究では、地域の将来設計において、環境共生社会とそこに至るストーリーを共同構築する手法を導入し、オントロジー工学の技術を援用しながら共同構築する新たな手法を開発することを目的とした。その結果、第一に、現地調査と伝統食材、古写真、未来年表のWSを通して、それぞれの環境共生に向けた地域のパタンを得た。第二に、環境・サステイナビリティ領域のオントロジーの拡充とともに、地域ストーリーの因果論理を記述するためのツールを開発した。第三に、地域のパタン同士をオントロジーを介して連携させて個別ストーリーを統合する手法を検証し、地域のパタンを作成して物語ることによる共同構築手法として提示した。
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
no.39, pp.1-16, 2012-11-15

特集1●国際コモンズ学会に向けて(2)研究成果はだれのものか電子化、ネット化時代の学術情報発信からコモンズについて考える山下幸侍×阿部健一■ イベントの報告日文研・地球研合同シンポジウム現代において可能な分かち合いの方途を探る鞍田 崇特集2●フォーラムの検証第11回地球研フォーラム「"つながり"を創る」専門の枠を超えた協働がもたらす豊かな可能性縄田浩志+鞍田 崇+石山 俊+加藤久明+辻田祐子■ 百聞一見──フィールドからの体験レポートモンゴルの大草原で森林の大切さを考える幸田良介インド北東部におけるタケ(メロカンナ)の一斉開花と関連の諸施策野瀬光弘特集3●プロジェクトリーダーに迫る!砂漠化と貧困への…実効あるアプローチをめざして田中 樹×加藤裕美■ 前略 地球研殿──関係者からの応援メッセージ遠きにありて思うもの遠藤崇浩■ 所員紹介──私の考える地球環境問題と未来バーチャルアースによる国土管理―― 地図と対策とくらし矢尾田清幸■ お知らせ
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構総合地球環境学研究所報「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
no.47, pp.1-16, 2014-03-20

特集1●広報と成果発信のあり方を語る地球環境学の魅力を発信し、地球研「コミュニティ」の拡大をねらう阿部健一+田中 樹+寺田匡宏+熊澤輝一特集1●広報と成果発信のあり方を綴るストーリーとストレージ デザインの世界に学ぶ「刷新」の手法林 憲吾「 データ」発信の功罪影響力を活かしたプラットフォームづくりを見すえる内山愉太当事者であることを確認しあう場づくり菊地直樹言葉だ、言葉、言葉鞍田 崇■ 百聞一見──フィールドからの体験レポートマングローブ林を利用する若者たちとのコラボレーション竹村紫苑■ 教育活動の報告文理の枠にとらわれない自由な探求心を育む京都府立洛北高等学校「スーパーサイエンスハイスクール」への協力寺田匡宏■ 地球研レクチャーシリーズの報告「闇夜を歩く猫」と対話するサンデル教授の連続レクチャーを受講してナイルズ・ダニエル=イライ■ 前略 地球研殿──いま、こんなことをしています「アーカイブ」に導かれながら渡る、仏教と環境と経済のスクランブル交差点■ 所員紹介──私の考える地球環境問題と未来部署の垣根を超え、研究者との協働に邁進する本田孝之■ お知らせ
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
no.54, pp.1-16, 2015-03-27

特集1 事業の検証 和田英太郎名誉教授の功績と同位体環境学の未来陀安一郎+ 大河内直彦+中野孝教+ 米田 穣+ 中塚 武特集2 座談会 海洋保護区 そのコミュニティ主体型の自然資源管理の可能性牧野光琢×遠藤愛子× 關野伸之+菊地直樹特集3 特別インタビュー森を育てる人を育てるC.W.ニコル、阿部健一+ダニエル・ナイルズイベント参加報告…… 寺田匡宏事業報告…… 半藤逸樹所員紹介 私の考える地球環境問題と未来……… 村上由美子晴れときどき書評 人性みな善なり! 『 朱子学』………村松 伸表紙は語る ……… 辻村はな子
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
no.69, pp.1-16, 2017-11-30

特集1研究者メシお昼ごはんをとおして研究活動の実態にせまる!鎌谷かおる + 皇甫さやか特集2ゲームと環境問題〈その2〉ゲームカフェ地球研にようこそ食をめぐる環境問題を遊びながら学ぶ王 智弘 + 太田和彦 + 熊澤輝一 + 三木弘史 + 三村 豊 + 遠山真理 + 寺本 瞬◆連載 百聞一見 フィールドからの体験レポート研究者はサポーター藤吉 麗◆所員紹介――私の考える地球環境問題と未来「地球研のお宝」収蔵庫―― 地球研アーカイブズ大谷通高◆表紙は語る僕の仕事上原佳敏
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
no.65, pp.1-16, 2017-03-30

特集1地球研+フランス国立社会科学高等研究院合同セミナーの報告人類世(Anthropocene)における複数形の人類景(Anthropo-scenes)田中 樹 + ベノワ・アザール + 寺田匡宏特集2公開シンポジウム「食と暮らしのものがたり──テロワールを活かす」の報地域社会と紡ぐ「六人称の研究」石山 俊 + 宮嵜英寿 + 荒木良一特集3第6回同位体環境学シンポジウムの報告ネットワークの拡がりが促す同位体環境学の発展陀安一郎特集4特別インタビュー〈トランスディシプリナリー・シリーズ その3〉グローバルな理解が地球市民をつくるベンノ・バレン + ダニエル・ナイルズ◆連載 百聞一見 フィールドからの体験レポート震災後の福島県沿岸域の光景薮崎 志穂新米研究者、海外で調査する石田 卓也◆晴れときどき書評『フィールドサイエンティスト―地域環境学という発想』窪田 順平◆実りのとき・・・研究プロジェクト終了によせて東幡豆、時空間の旅 「写真」から地域を見る本間 咲来◆表紙は語る少女と犬蒋 宏偉
著者
三村 豊 新井 健一郎 志摩 憲寿 加藤 剛
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は、世界で最大級のメガ都市の一つ、ジャカルタ都市圏(ジャカルタ、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシ)を対象に、その形成過程において人為的な開発計画の変遷と具体的な土地利用の変化がどのように関係してきたかを明らかにする。また、世界中に分散するインドネシア・ジャカルタ都市圏の古地図や都市開発計画関連文献、写真・図表資料を収集・精査した上で、それを地理情報システム(GIS)によってデータとして比較可能な形式で統合化する。具体的には、1)開発動向の史的データの整備およびGIS化、2)インドネシアにおける「開発」概念の変遷、3)住宅地域開発の実態把握および都市政策の開発動向を明らかにした。
著者
砂野 唯
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
フィールドで出会う風と人と土 3
巻号頁・発行日
pp.72-77, 2018-03-22

※人物が写りこんでいる写真は、転載不可。
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.1-16, 2009-02-01

特集1●領域プログラムを語る〈地球地域学領域プログラム〉「ecosophy- 地域のみんなの知恵」をキーワードに渡邉紹裕+児玉佳菜子特集2●終了プロジェクトの報告多角的なアプローチを繋ぐ試みが新たな統合的研究のかたちにつながった秋道 智彌×横山智×東城文柄特集3●シンポジウムの検証第3回地球研国際シンポジウム「島の未来可能性―固有性を超えて」地球研国際シンポジウムの役割と意義とはなにか湯本貴和×阿部健一×川端善一郎×遠藤崇浩×大西健夫特集4●プロジェクト研究発表会を終えて 参加者のレポートと総括渡邉紹裕、内井喜美子+花松泰倫+半藤逸樹+奈良間千之■前略 地球研殿―関係者からの応援メッセージ地球研にしかできないことを。河本和明■所員紹介―私の考える地球環境問題と未来西表島分室で住民とともに過ごす日々木本行俊■お知らせイベントの報告、研究活動の動向、研究プロジェクト主催の研究会(実施報告)、イベント情報
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.1-12, 2007-04-01

巻頭座談会 地球研初代所長としての6年総合地球環境学研究所所長|日高敏隆広報委員会メンバー特集1 プロジェクト報告 平成18年度終了プロジェクト報告自然との巧みな関係としての農業へ「乾燥地域の農業生産システムに及ぼす地球温暖化の影響」プロジェクト/過去の再解析と新たな観測地設定「大気中の物質循環に及ぼす人間活動の影響の解明」プロジェクト/流域環境学構築へのはじめの一歩「琵琶湖―淀川水系における流域管理モデルの構築」プロジェクト/消えた湖―人が生み出す環境問題「水質資源変動負荷に対するオアシス地域の適応力評価とその歴史的変遷」プロジェクト/世界水危機:日本も無縁ではない「地球規模の水環境変動ならびに世界の水問題の実態と将来展望」プロジェクト特集2 研究プロジェクトより 人と環境の間に生まれる環境意識5-2IDEAプロジェクト|吉岡崇仁地球研だより インダス文明遺跡発掘始まる/プリマック教授講演出版物紹介 『森はだれのものか?―アジアの森と人の未来』『環境の歴史―ヨーロッパ、原初から現代まで』お知らせ 新所長に立本成文さん/市民セミナー/第6回地球研フォーラム/上賀茂だより
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.1-16, 2013-07-31

特集1●新所長へのインタビュー地球研が日本の地球環境学の発信地であり続けるために話し手安成哲三、聞き手半藤逸樹+鞍田 崇特集2●シンポジウムの報告第2回同位体環境学シンポジウム地球研がめざす同位体環境学の創出に向けた次のステップへ中野孝教、日下宗一郎■ 百聞一見──フィールドからの体験レポート水のサンプリングから日本の農業を見る橋本(渡部)慧子色づく都市──インド・コルカタ林 憲吾■ 地球研こらむ世界農業遺産―― 遺すのではなく変えてゆく「未来の遺産」阿部健一■ 出版しました石山 俊・縄田浩志『 ポスト石油時代の人づくり・モノづくり』大西正幸・長田俊樹・森 若葉『 危機言語──言語の消滅でわれわれは何を失うのか』■ 前略 地球研殿──いま、こんなことをしています土偶展と英語教材開発と中村 大■ 所員紹介──私の考える地球環境問題と未来多様な知と方法のプリズムの中で自分を再構築し続ける加藤久明■ お知らせイベントの報告、研究プロジェクト等主催の研究会(実施報告)、イベント情報
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.1-16, 2008-12-01

特集1●領域プログラムを語る<多様性領域プログラム>なぜ、多様性が必要なのか―「生物多様性」と「文化多様性」湯本貴和+鞍田崇特集2●プロジェクトリーダーに迫る!人間による環境改変が感染症を引き起こすことを、実証したい川端善一郎+神松幸弘特集3●終了プロジェクトの報告1研究の経験と手法の共有・継承が新しいパラダイムを形成する福嶌義宏×大西健夫×谷口真人特集3●終了プロジェクトの報告2生物多様性の評価と将来像提示の方法に道筋をつけることができた市川昌広×奥田敏統+小坂康之■前略 地球研殿―関係者からの応援メッセージ上賀茂の「五目チャーハン」竹内 望■所員紹介―私の考える地球環境問題と未来モデル屋と観測屋の対話は成立するのか?勝山正則■お知らせイベント報告、研究活動の動向、研究プロジェクト主催の研究会(実施報告)、イベント情報
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.2-15, 2014-01-31

特集1●シンポジウムの報告研究者と社会との共創による同位体環境学の構築に向けて第3回同位体環境学シンポジウムを終えて中野孝教、松本拓也+平田岳史+申 基澈■環境教育への取り組み特集2●2013年度地球研研究プロジェクト発表会を終えて参加者の総括とコメント窪田順平、田中雅一+森 壮一■ 百聞一見──フィールドからの体験レポート都市をはかる楽しさ―― 調査の作法三村 豊■ 前略 地球研殿──いま、こんなことをしています大学教育における国際交流が導くこれから槙林啓介特集3●国際的な成果発信のあり方複数のプロジェクトの成果を「おいしい五目チャーハン」にしあげる…第8回地球研国際シンポジウムを終えて阿部健一、檜山哲哉×ビヴォーネ純子■ 所員紹介──私の考える地球環境問題と未来水資源予測の信頼性を測る今川智絵■ お知らせ研究活動の動向、イベントの報告、出版物紹介、研究プロジェクト等主催の研究会(実施報告)、イベント情報
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所報 「地球研ニュース」 = Humanity & Nature Newsletter (ISSN:18808956)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.1-16, 2010-02-01

特集1●地球研の第Ⅱ期にむけて(2)地球研のめざすもの──研究諮問委員会の意見を受けて阿部健一×渡邉紹裕特集2●シンポジウムの検証第4回地球研国際シンポジウム「越境のジレンマ――新しい流域概念の構築に向けて」個々のプロジェクト成果を超えた未来可能性を模索する試み白岩孝行、阿部健一×村松伸×遠藤崇浩×大西健夫×花松泰倫特集2●研究プロジェクト発表会を終えて参加者のレポートと総括渡邉紹裕、長谷川成明+河本和明+大西正幸+児玉香菜子■ 百聞一見──フィールドからの体験レポート熱帯雨林の価値──サラワクで感じること岸本圭子温泉地で考える現代の感染症対策一條知昭特集4●地球研コロキアム〈第6回〉地球研発、地域環境情報──差異をみる、きく、はかる、しる方法中野孝教■ 前略 地球研殿──関係者からの応援メッセージ組織としての持続性中静 透■ 所員紹介──私の考える地球環境問題と未来モノから環境問題をみる田中克典■ お知らせイベントの報告、研究活動の動向、研究プロジェクト等主催の研究会(実施報告)、イベント情報
著者
谷口 真人
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012-04-01

地下温暖化が桜の開花にどのような影響を与えるかを明らかにするために、開花の変化トレンドと、地温の経年変化トレンドを明らかにした。桜の開花は日本の103箇所の平均で過去50年に5日開花が早まっており、特に大都市の東京、大阪、名古屋でその開花早期化の傾向は強く、都市化によるヒートアイランド現象が大きな要因であることが明らかになった。桜の開花変化トレンドに最も相関性が高いのは、深度50cmの地温であることが明らかになった。またその開花の違いにおよぼす土壌水分および土壌水質の違いについても調査した。