著者
安藤 寿康
出版者
日本生理人類学会
雑誌
日本生理人類学会誌 (ISSN:13423215)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.107-112, 2017 (Released:2017-10-31)

Twin method is a traditional way to investigate genetic and environmental (shared and nonshared) influences on human behavior. The number of publicity using twin method is continuously growing recently which robustly shows substantial genetic contribution to almost any aspects of psychological individual differences. Molecular biological techniques and multivariate statistical method called structural equation modeling (SEM) provide several generalizable findings such as very small effect of each single gene, significant genetic mediation in phenotypic correlation, heritability increase in IQ from infancy to young adulthood, and socially important gene x environment interaction. Discordant identical twin method has a powerful possibility to investigate epigenetics.

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[論文][行動遺伝学]
行動の遺伝学-ふたご研究のエビデンスか

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安藤寿康先生の行動の遺伝学-ふたご研究のエビデンスから https://t.co/ciKgHrVkgh https://t.co/B6sDvWW1jd https://t.co/fJ3TsYmoTN
@kasumi_girl 一卵性双生児は学力や才能で類似性があるようですが、パーソナリティは環境の影響があるそうです 幼少期というと、成田先生、スティーブ・ジョブズ氏、孫正義氏は悪魔的環境を乗り越えてレジェンドになられたのかと勝手に思っています https://t.co/lgosvN2VCr
なおもっとより具体的に「遺伝と環境どちらが大事か」まで問いを立てると定量的に答えられるんだけど、それもちゃんと答えようとすると「ものによりますねぇ」というあまり盛り上がりにくい話になりそう。https://t.co/1XXU19oC4t https://t.co/Ybf5a0E6lU
@6Ta_R https://t.co/SZQJm3rK5b 行動遺伝学の論文読むと面白いかも その人の才能・性格・成績とかが遺伝でどの程度決まるかみたいなクソ残酷な事が書いてある https://t.co/Es2iTDOayH
音楽、数学、スポーツ、ADHDがピカイチすぎる https://t.co/QjKnnnWNpB
@EC_Reiwa https://t.co/BbiEUO0dwU 元ネタはこれだと思いますが身長・体重に関する記載はないですね。 個人的には、数学の才能は遺伝の影響が強いけど数学の学業成績だとそこまでではない、という箇所あたりが興味深かったです。
@loveinlife15 少し難しいですが、こちらの論文をご覧ください 行動の遺伝学-ふたご研究のエビデンスから - J-Stage https://t.co/7wdwSqY5Yx 相関係数 https://t.co/I1RLt1itZM
https://t.co/tfxb50Mh5t
@nzmyachie https://t.co/ukpdJeC0Oc これが元論文のようですね。ここには「チェス」という項目もありますが、チェスをどう評価したかまでは書いてないですね。
@AdultSpotDiffer Nature vs. Nurtureなどと言いますが、一卵性及び二卵性双生児の研究からは知能や性格など様々な形質で遺伝の影響が相当程度あることが示唆されています。例えば一般的な知能や学業成績に見られる個人間のばらつきのうち、3〜6割程度は遺伝の影響であるとされています。 https://t.co/GCtvzKDsgO
能力や性格は遺伝か環境か。一卵性と二卵性の双子の相関係数の違いから算出するの面白い。 https://t.co/RTh9UEGsVV https://t.co/RZJfIWHtFA https://t.co/BUX4tklW09
@sunetarouu @fushiroyama @IsaacNakamura 第一の命題を証明する論文はこれです https://t.co/rMQpfLU3NB 大学の学習・発達論で学びました 第二の命題は自明ですよね? 活躍することで能力の証明になりますし その二つからの三段論法です
あとでよむ https://t.co/1fxB9KHkh0
@ssgr83 これかな https://t.co/avPNSH5Pmt
才能は遺伝(=運)、みたいな話でよく引き合いに出される双子研究もよく考えると謎だな。一卵性双生児と二卵性双生児の能力の相関の違いから遺伝/家庭/その他友達関係などの要因に分解するのだけど、二卵性双生児は"半分"遺伝って何?音楽と数学は9割遺伝、の割合の解釈も謎 https://t.co/MuRJLTBIyc https://t.co/1Vo89EkPlY
元の論文では環境の区分が多いですね。元ネタの記事の方ではその分誇張気味されているような。 色分けが見にくい
@Drmitsumitsu https://t.co/UXHY4JeIp0 比べると、非共有環境の分を省略したせいで、雑誌のグラフは派手な値になっている。 pdfの計算は、因子負荷量を使うべきところで、相関係数を使っているので派手な値になっている。 他の論文は正しく計算してるのか? 派手な値を出す間違った伝統が受け継がれているのか?
J-STAGE Articles - 行動の遺伝学-ふたご研究のエビデンスから https://t.co/kFAHDbsrX5 遺伝と環境と才能のお話。 全く知らない分野だったので非常に興味深かった。
@v1l1v だいたい遺伝と運らしいです。 https://t.co/jKxeoI2zb8
行動遺伝学のふたご研究みたいに「知能の遺伝率は0.6」とか分かればいいけど。 https://t.co/jKxeoI2zb8
某所で拾った画像と画像検索で現れたネタ元の記事https://t.co/vPj9XUN17u、その中で見つけた「安藤寿康」という名前で検索して釣ったPDFページhttps://t.co/h0cHnoh6A4。 https://t.co/ab48svIpMl
@Kagakutokusotai @SGdatasc 生き別れの双子を調べると家庭環境と習慣はそこまで相関せず遺伝できまる事がわかってます。本を読んでなかった親が教育のために突然読み出しても子供への影響は少ないと考えられます。極論を言えば親が子供のためにできる事はパートナー選びだけです。 https://t.co/CApPsKJj0p
https://t.co/j71DFbyHg7 行動遺伝学によるとあらゆる行動には有意で大きな遺伝的影響がある。どんな形質も100%遺伝的ではない。知能の遺伝率は発達を通じて増加する。... 異常は正常である。だそう。社会学って環境が全て決めるだったような気がするが、めちゃめちゃ矛盾するなぁ。
@blue_standard1 ちなみに今更補足やがこの安藤さんの論文見るとこの割合は図のように一卵性と二卵性の双生児の該当項目の試験における相関係数を足し引きして計算されているので一応差が出ているよねというお気持ちとしてはともかく値としては眉唾。 https://t.co/Qp6CurJX07 https://t.co/TpBn784WsJ
【真面目コーナー】 行動遺伝学で調べるとよく名前を見る慶応の安藤さんという方の解説論文を見ると,行動遺伝学的には「心理的身体的な特徴は大いに遺伝の影響を受ける」とある。 ざっくりいうと一卵性の双子のほうが二卵性よりも相関が高いからだそうな。 https://t.co/Qp6CurJX07 https://t.co/zW5L1mfjnA
@honzuki_mama 私が見つけたのはこちらですが、何を持ってスポーツなのかは書いてないです。スポーツと一言で言っても、短距離走は得意だけど泳げない…みたいな人もいるので不思議ですね。 確かに捉え方によっては嫌われやすい分野かもしれないですね
面白い https://t.co/nKZHnRpuSF
@NewRizen この手の研究は海外でも多くありますが 一応数値の算出方法などは こちらなどを参考にしてみて下さい。 https://t.co/H9blOESHp1
@komabitohakuri 正確に記すのであれば、性格は30〜50%、知能は60〜80%とする説もありますが、環境が特定の遺伝子を活性化させるエピジェネティックな影響を考慮するなら実際にはもう少し上であると推測できます。 https://t.co/4e1QrUlOj7 https://t.co/dZm4JLzbPH
@dbk_huuka 私が記憶している資料は先日購入した発達心理学の書籍ですので別の研究かもしれないのですが、こちらの論文が遺伝と環境のそれぞれが与える影響についてとても詳しくまとまっています。 知能は年齢を重ねるごとに遺伝的要因が強まるという意外な結果を示しています。 https://t.co/290TeYEy3S
家庭環境ってその子の性格にはあんまり影響しないんかな? こういう研究も面白いですよね。 https://t.co/0rNBb8oHW6
@satoharu010298 こちらです。 https://t.co/yNs55YL92K
人間は社会的に成功した個体は「成功は環境や遺伝ではなく努力!」と言いたがるし、社会的に敗北した個体は「成功は環境や遺伝に大きくバインドされてる!」と言いたがるけど、とりあえず学力は双子研究において「遺伝と家庭環境で7割程度は決まる」事が示唆されてるというな https://t.co/gxVTbmO0ue https://t.co/4LF9zgQ85S
[PDF] 行動の遺伝学-ふたご研究のエビデンスから 安藤 寿康(慶應義塾大学 文学部 教授) / https://t.co/eMqm0aKpnv
@dameningen1gou ご指摘通り環境の影響度には疑問の余地もありません。 しかしさらに遺伝の影響も関わってきます。 おなじ親に育てられた双子でも、一卵性と二卵性では明確な差異があり、兄弟間の出来不出来にも、遺伝レベルの違いが強く影響しています。 画像は下記アドレスからの引用です。 https://t.co/dsruJK4bjB https://t.co/5bg2id5Iiq
RT 出身家庭や階級的な差別だけではなく、遺伝的な差別にもなるよなぁ。何と言っても「あらゆる行動には有意で大きな遺伝的な影響がある」(行動遺伝学の10大発見の1)から。 安藤 寿康(2017)「行動の遺伝学-ふたご研究のエビデンスから」『日本生理人類学会誌』 https://t.co/LhEf3EDHDo https://t.co/Aik1xzhO0w
https://t.co/BHcFc5vIpN これだけだと分かりにくいかと思うので、もうひとつ入門的なレビューを挙げておきます。 安藤寿康. (1992). 人間行動遺伝学と教育. 教育心理学研究, 40(1), 96-107. https://t.co/agmHhYlIso
@guriko_ ほいっ https://t.co/kB4wfkVsOV
@asaokitan ここでは「同環境で育った一卵性双生児でも似ない原因である独自環境」とありますね。https://t.co/67kVgfwtAt 遺伝でないもののうち、共有環境でないものということじゃないでしょうか。
J-STAGE Articles - 行動の遺伝学-ふたご研究のエビデンスから https://t.co/7VyqD1m7xx
知能は7-8割遺伝はさすがに暴論かと…… https://t.co/V0NEuVwaMb https://t.co/04l47TaPfU
https://t.co/GjboQVnXMw
@_misao_fujimura エビデンスに関してはこちらをどうぞ https://t.co/rGoP4V4p0R

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