著者
三上 かつら 平野 敏明 植田 睦之
出版者
特定非営利活動法人バードリサーチ
雑誌
Bird Research (ISSN:18801587)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.A33-A44, 2018

<p>都市環境の鳥類相は,時間の経過とともに変化する.21世紀初頭の住宅地環境における鳥類群集の特徴を記述するため,特定非営利活動法人バードリサーチが全国的に行なっている参加型調査"ベランダバードウォッチ"のデータを解析した.住宅地の鳥類について,1)記録地点数の多い種は何か,2)記録率の高い種は何か,3)季節によりどのような違いがあるか,4)種数の年変動はどのくらいあるか,5)住宅地で記録された外来種,を明らかにした.その結果,繁殖期,越冬期を通じて,記録地点数,記録率ともに最も高かったのは,スズメとヒヨドリだった.よくみられる種の大部分は,人工構造物,街路樹,植栽に依存する,またはそれらを利用可能な種だったが,そうではない種もあった.季節による種のランクが大きく変動したのはメジロ,カワラヒワ,ハクセキレイ,ウグイスなどで,その理由として,鳥の個体数の変化のほか,行動の季節変化や餌台による誘引,観察者による認識のしやすさが考えられた.長期調査によると,住宅地では,地点ごとに観察される種数は,繁殖期には安定しているが,越冬期は繁殖期よりばらつきが大きいことが示された.調査地点数や調査年数を増やしていくことで更なる発展が望める.そのためには,ベランダバードウォッチは参加型調査であるため,調査結果を定期的に還元するなどの工夫が必要と考えられた.</p>
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1964
著者
勝俣誠著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1991
著者
片山正人著
出版者
叢文社
巻号頁・発行日
2005
出版者
朝倉書店
巻号頁・発行日
1998

1 0 0 0 西アフリカ

著者
中村弘光著
出版者
山川出版社
巻号頁・発行日
1988
著者
蛯江 共生 寛田 司 門田 正久 大槻 洋也 安見 拓也
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.E3P1248-E3P1248, 2009

【はじめに】この度、2008年9月6日~9月17日の12日間、中華人民共和国で開催された2008パラリンピック北京大会(以下パラリンピック)の車いすテニス日本代表チームにトレーナー帯同する機会を得たので報告する.尚、帯同報告発表に際しては日本車いすテニス協会(以下JWTA)、選手にその主旨を説明し承諾を得た.<BR>【大会概要とチーム編成】帯同期間は2008年8月29日~9月19日の21日間であった(大会期間:2008年9月6日~9月17日).車いすテニス競技の参加国は35カ国で男子、女子、クワァドの3クラスで各シングルス、ダブルスが行われた.日本代表チームは選手9名(男子4名、女子4名、クワァド1名)コーチ3名、トレーナー2名の14名の編成であった.<BR>【活動内容】JWTAからの帯同要請を受けた後、事前準備として選手の状態把握、コーチスタッフとの連携、帯同物品の購入、物療機器(伊藤超短波社製トリオ300、ES-520)の手配などを行った.また代表チームには6月の国別対抗戦、8月の事前合宿にトレーナー2名体制で帯同した.パラリンピック期間中は宿舎、試合会場での選手の健康状態のチェック、ケアを実施した.ケア対応は延べ件数80件(練習、試合後のクーリングダウンを目的にしたアイシングは除く)で、疲労回復を目的としたリコンディショニングが中心となった.また、治療部位としては肩関節周囲が多く、前腕、肘、頸部、手、腰部などの順となった.治療内容としては徒手療法、ストレッチ、物理療法、テーピングなどを実施した.その他の活動としては本部医務班へ体調不良者の受診同行、故障者の大会期間中のTUE申請手続きなどの医師への相談などが挙げられる.<BR>【日本代表選手の主な成績】男子シングルス金メダル、男子ダブルス銅メダル、男子シングルスベスト8、ベスト16、女子ダブルスベスト8、クワァドシングルスベスト8<BR>【考察】今大会、車いすテニス日本代表チームでは、はじめてトレーナー2名体制での帯同となったが、パラリンピックを見据えて国別対抗戦、事前合宿への帯同など準備期間があったことはトレーナー間、選手、監督、コーチの双方向でのコミュニケーションを密にする期間として大変有意義であった.またパラリンピック前に開催された障害者スポーツトレーナ研修会や、パラリンピック日本選手団の事前打ち合わせ会の中で帯同する本部医務班医師、トレーナーと競技団体付きのトレーナーの顔合わせなどもできたことで、パラリンピック期間中の医務班との連携も以前よりもスムーズに行えたと考える.今後は各都道府県や地域で障害者のスポーツをサポートしている人達とのネットワークの拡大、障害者のスポーツをサポートする理学療法士が他職種も含めた連携をとることで、更なる障害者のスポーツの発展、競技力向上に繋がっていくのではないかと考える.
出版者
牧羊社
巻号頁・発行日
1966
著者
木下夕爾著
出版者
光書房
巻号頁・発行日
1998

1 0 0 0 木下夕爾

著者
木下夕爾著
出版者
花神社
巻号頁・発行日
1995
著者
木下夕爾著
出版者
牧羊社
巻号頁・発行日
1972
著者
木下夕爾著
出版者
牧羊社
巻号頁・発行日
1972
著者
木下夕爾著
出版者
詩文學研究會
巻号頁・発行日
1940