1 0 0 0 OA 六国史

著者
佐伯有義 編
出版者
朝日新聞社
巻号頁・発行日
vol.卷九, 1931
著者
粟井 郁雄
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.130, no.6, pp.966-971, 2010-06-01 (Released:2010-06-01)
参考文献数
13
被引用文献数
8 8

The design theory for a band pass filter (BPF) is applied for the analysis of the resonant-type wireless power transfer system. Since the system transmits the electromagnetic energy through evanescent wave coupling between two resonators, it is just a two-stage band pass filter, as long as the circuit matching is taken into account.The present design theory allows different terminal resistances, that is, the generator and load impedances can be different. Since the load for the power transfer varies according to the practical applications, matching ability for arbitrary load is quite important.In addition, the transfer loss is analytically derived by the BPF theory, which has not been given so far. The analytical expression shows what parameters are crucial for the wireless power transfer.Some comments are given about the term “magnetic resonance” that is frequently used among the researchers of wireless power transfer. It is only adequate to describe the resonance of the precession of spins (magnetic moments) that is magnetized. “Magnetic resonance” should be read “magnetic coupling” for the present system.
著者
和藤 幸弘
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.34, no.5, pp.692-698, 2014 (Released:2014-10-25)
参考文献数
6

1995年の阪神・淡路大震災以降,災害医療体制の整備が進められてきたが,2002年の「南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」制定を契機に内閣府,厚生労働省によって2005年から広域医療搬送計画と日本DMATの整備拡大が加速度的に推進されている.日本DMATは災害急性期に活動するチームで,2011年の東日本大震災でも全国すべての都道府県から383チームが東北の被災地域で医療活動を行い,広域医療搬送も実施された.この大災害で大規模な日本DMATの活動が稼働することが証明され,2014年現在1,150チーム(586医療機関)が登録しており,さらに拡大が図られている.一方で急性期の医療活動以外の問題点が広く認識された.本稿では広域医療搬送計画と日本DMATについて,また現在の災害医療の問題点について解説する.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1968, pp.32-35, 2018-11-26

「受けられる恩恵は余すところなく受ける」のも大山流だ。柱に据えるのはクレジットカードやポイントカードの徹底活用。「普段使っているのはこれ」と大山さんが財布から取り出したのは、現在は新規発行されていない2%の高いポイント還元率を誇るクレジッ…

1 0 0 0 OA 抄録

出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理研究 (ISSN:18841066)
巻号頁・発行日
vol.19, no.111, pp.224-232, 1921-03-01 (Released:2010-07-16)
著者
神村 学
出版者
日本蚕糸学会
巻号頁・発行日
vol.84, no.2, pp.127-133, 2015 (Released:2016-04-13)
著者
芦田 貴司 小野 圭昭 田中 栄士 上杉 直斗 村岡 正規 小正 裕
出版者
一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
雑誌
日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 (ISSN:13438441)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.123-133, 2010

<p>【目的】近年,誤飲・誤嚥事故を目的として嚥下機能の解明,摂食・嚥下障害原疾患の予防および治療法の確立等の研究がおこなわれているが未だ十分ではなく,摂食・嚥下障害をもつ患者や高齢者では日々誤飲・誤嚥事故のリスクに直面している.そこで,阪神地区を調査対象として,市消防本部への調査を実施して誤飲,誤嚥事故の実態を明らかにし,その調査結果を詳細に分析することにより窒息事故を回避する一助とすることを考えた.市消防本部への調査を実施し,3 カ年の全救急業務の中から誤飲・誤嚥に関する事案を抽出して,その内容を検討した.</p><p>【方法】都市圏のベッドタウンのひとつである阪神地区を対象に,平成16 年から18 年までの3 カ年に各市の消防局・消防本部に救急要請があった全救急事故のうち,一般負傷の中から,誤飲・誤嚥に関するすべての事案を抽出し分析をおこなった.調査内容は,①性別,②年齢,③傷病程度,④覚知時刻,⑤事故概要,である.</p><p>回収したデータをもとに誤飲,誤嚥とその他の3 群に分類した.この調査は,平成19 年2 月におこなった.</p><p>【結果】今回の調査対象とした地域の救急車要請件数は年平均261.7 件であった.そのうち,誤飲件数の割合は年平均15.8%,誤嚥件数の割合は年平均75.5%,その他の割合は年平均8.7% であった.</p><p>誤嚥件数では,男女間に有意な差が認められた.年齢別発生件数では,誤飲は若年層に多く,誤嚥は後期高齢者でもっとも多かった.傷病程度は誤飲,誤嚥事故とも軽症がもっとも多かった.しかし,誤嚥事故の中には,誤飲事故ではみられなかった重症や死亡例が認められた.覚知時刻は,誤飲事故のもっとも多く発生したのは20 時台で,誤嚥事故は12 時台であった.原因物質は,誤飲事故でもっとも多かったのは薬品で,誤嚥事故ではパンであった.</p><p>【考察】それぞれの食事形態や食べ物の特性を理解して食べることは,窒息を防止する効果的な方法である.また,家族との同居の場合には,家族に救急システムの指導をおこなうことや,窒息を解除する方法を指導するなどの啓発活動の重要性が示唆された.</p>
著者
VACHSS F.
雑誌
J.Opt.Soc.Am.
巻号頁・発行日
vol.14, 1997
被引用文献数
1 3
著者
矢谷 博文
出版者
社団法人 日本補綴歯科学会
雑誌
日本補綴歯科学会雑誌 (ISSN:03895386)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.190-198, 2005-04-10 (Released:2010-08-10)
参考文献数
32
被引用文献数
1

目的: 補綴臨床が8020運動にどのような臨床的インパクトを有しているかを知るため,(1) 歯質欠損あるいは少数歯欠損を補綴することで支台歯の寿命は延びるか,(2) 補綴治療は補綴をしていない残存歯の寿命を延ばすことに貢献するか, の2つの問いに対する答えを系統的文献レビューにより明らかにすること.方法: 歯冠補綴装置の生存率, クラウンブリッジの支台歯の運命, 部分床義歯装着およびインプラント治療が残存歯の生存に及ぼす影響, および欠損を放置した場合と補綴した場合の残存歯の喪失率について, 適切なMeSH (Medical Sublect Headings) の選択と包含基準の設定を行ったうえで, PubMed からコンピュータオンライン検索を行った. 検索された文献の抄録を精読してさらに文献を絞り込み, レビューを行った.結果: 得られた結果は以下のとおりである.(1) クラウンブリッジは, 装着後13年以上経過すると急速にトラブルが増加し, 15年で約1/3, 20年で約1/2が機能しなくなる,(2) 歯質欠損あるいは少数歯欠損をクラウンブリッジで補綴することで支台歯の寿命を延長することができる,(3) 少数歯欠損を放置した場合と比較して, インプラントあるいはブリッジによる欠損補綴は残存歯の寿命を延ばすことに貢献できる.結論: クラウンブリッジおよびインプラント治療は, 支台歯ならびに欠損隣在歯の寿命の延長に貢献できることから, 補綴臨床が8020運動に与える臨床的インパクトは大きい.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.56-59, 2012-03

小説家が使う名前入りの原稿用紙は、どこで作っているのだろうか。そんな疑問を持ったことのある人もいるだろう。スーツのように、自分仕様の文具を持つことはできるのか。文具コンサルタントの土橋正さんに話を聞いた。 「紙関係の文具なら小ロットで発注できるものもあり、値段も安いので、初心者の方にもお勧めです。
著者
篠崎 祐介 鈴木 美穂 冨士池 優美 北原 博雄 中田 幸司
出版者
日本リメディアル教育学会
雑誌
リメディアル教育研究 (ISSN:18810470)
巻号頁・発行日
pp.2021.07.20.03, (Released:2021-09-01)
参考文献数
11

主体的・対話的に批評を行わせる学修活動を取り入れた授業実践を実施し,批評文の変化を分析するとともに,批評文の変化が大きかったグループの学修活動の分析を会話を中心に行った。その結果,取り出した情報と解釈を結びつける理由づけが記述される等の批評文の変化が見られた。また,分析対象となったグループでは,散発的で単調な会話から相手の発言に関連づいた会話に展開していた。作品がただ面白いという感想から,作品の内容や表現に着目しつつ,他者にも捉えられる理由を求めようとする意識が共有されるようになっていった。一方で,批評においてどのような理由を持ち出すとよいのかという点をメタ的・批判的に意識化させることができなかったという実践上の課題が見出された。
著者
柳原 衞 小橋 基
出版者
コ・メディカル形態機能学会
雑誌
形態・機能 (ISSN:13477145)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.31-39, 2019 (Released:2019-11-09)
参考文献数
22

咽頭・喉頭を支配する上喉頭神経求心性ニューロンの興奮により胃近位部弛緩が生じる。この弛緩に、非コリン性・非アドレナリン性(non-adrenergic and non-cholinergic: NANC)伝達が関与する可能性を組織学的手法を用いて検討した。あらかじめ腹腔内にfluorogold(FG)を投与し、上喉頭神経を電気刺激したラット延髄の切片を用いて、抗c-fosおよび抗FG抗体の酵素抗体法による二重免疫染色を行った。c-fos免疫陽性細胞は刺激と同側及び反対側の背側迷走神経複合核群(孤束核、最後野、迷走神経背側運動核)及び腹外側部に認められた。迷走神経複合核群のc-fos陽性細胞は、閂の吻側から尾側の広範囲で観察された。迷走神経節前線維の細胞体を含む迷走神経背側運動核では、FGにより逆行性標識された細胞のいくつかにc-fos免疫陽性細胞が観察された。あらかじめ胃壁にFGを注入し上喉頭神経を電気刺激したラットの延髄切片を用い、抗c-fosおよび抗FG抗体の酵素抗体法による二重免疫染色を行った。この標本でも、迷走神経背側運動核内にc-fos免疫陽性細胞とFGによる二重標識細胞が観察された。さらに、胃壁にFGを注入したラットの上喉頭神経を電気刺激し、延髄切片の蛍光免疫染色をおこなった。FGにより逆行性に染色された細胞に、抗c-fos抗体および抗一酸化窒素合成酵素(NOS)抗体を用いて蛍光免疫染色をおこなった結果、FGで逆行性に標識され、かつNOS免疫陽性を示すとともにc-fos免疫陽性を示す細胞が迷走神経背側運動核の尾側部に観察された。これらの結果から、胃に投射する迷走神経背側運動核ニューロンの一部は上喉頭神経刺激で興奮し、胃弛緩をもたらしていることが示唆された。迷走神経背側核には、一酸化窒素(NO)を介してNANC壁内ニューロンとシナプス結合する節前ニューロンの細胞体が存在することが知られているので、NANC伝達が上喉頭神経由来の胃弛緩に関与する可能性も示された。
著者
松本 順 大井 康史 佐藤 公亮 森村 尚登
出版者
日本救急医学会関東地方会
雑誌
日本救急医学会関東地方会雑誌 (ISSN:0287301X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.242-245, 2020-02-07 (Released:2020-02-07)
参考文献数
3

【はじめに】救急医療の現場では, チーム医療として他職種と連携し診療にあたることが多い。そのような状況において円滑に診療を進めるためにノンテクニカルスキルの重要性が指摘されている。我々は当院での救急外来におけるインシデント報告を分析することで, 救急医療に必要とされるノンテクニカルスキルのカテゴリーを明らかにすることとした。【方法】2012年1月から2016年9月の間の後ろ向き調査。【結果】救急外来で医師が関与したインシデントとして32件の報告が確認された。最も多いインシデントの種類としてはカルテ記載やオーダリングに伴う患者や内容の取り違いであった。これらのインシデントの発生要因を分析すると, 主に状況認識, コミュニケーションやチームワークの問題によるものが多くを占めた。【考察】救急医療の中で, 特に阿吽の呼吸が形成されていないチームでの診療では状況認識やコミュニケーションが重要であると考えられた。
著者
堀口 俊英
出版者
公益社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.68, no.8, pp.339-346, 2021-08-15 (Released:2021-09-02)
参考文献数
30

Coffee flavor is considerably influenced by the quality of green coffee beans. Therefore, specialty coffee has a richer aroma, higher acidity, and a more distinct flavor profile compared to commercial coffee. The current methods for evaluating specialty coffee quality are mainly SCA sensory evaluation and complementary techniques such as taste sensing systems and NIRS. However, because the flavor profiles of specialty coffees have become complex over the years, we propose a new quality index method based on physicochemical numerical values.
著者
小山 敬之 板橋 秀一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第52回, no.メディア情報処理, pp.387-388, 1996-03-06

現在、打ち上げ花火のデザインは、主に花火師の感性、創造力、そして経験に委ねられている。さらに、設計された玉の試し打ちは容易ではない。この設計から試し打ちまでの過程を計算機上でシミュレートすることにより、打ち上げ花火のデザインに伴う完成までの時間、労力、コスト、危険性を大幅に減少させることが期待できる。また、熟練を要しないため、花火製作の技術がなくとも花火のデザインが可能となり、花火師の教育や、実際に受注する際にも役立つと考えられる。本稿では、既に報告した打ち上げ花火CADシステムの構想をもとに、未完成であった花火創作デザインから試し打ちまでの一貫した支援システム、打ち上げ花火シミュレーションシステムを構築したので報告する。
著者
徳永 純
出版者
日本生命倫理学会
雑誌
生命倫理 (ISSN:13434063)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.47-54, 2017 (Released:2018-08-01)
参考文献数
29

患者が十分に理由を語らないまま沈黙し、生死に関わるような治療や処置に同意しない、という問題に直面することがある。周囲は自己決定を尊重しつつも当惑し、意図がくみ取れずどのように対応すべきか苦慮する。本稿ではこのような神経難病の自験例について、メルヴィルの『書記バートルビー』を手掛かりに考察する。仕事を拒否して何もしなくなった主人公バートルビーに対し、雇用主である弁護士は心情を斟酌し、寄り添おうと努力するが、バートルビーの沈黙の前になすすべがなく苦悩する。こうした作品のモチーフは自験例と共通するうえ、バートルビーの謎を巡り多様な解釈が提示されている。作品とその解釈を参照することによって、自験例の論点は、自己決定の尊重の是非から、潜在的な患者の抵抗やパターナリズムへと拡張される。これらの検討を通じこれまであまり試みられなかった文学作品と医療倫理ケースの比較検討の意義を明らかにする。