著者
Beuchat Jean-Luc Muller Jean-Michel
出版者
IEEE
雑誌
IEEE transactions on computers (ISSN:00189340)
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.1600-1613, 2008-12
被引用文献数
20 19

Since redundant number systems allow constant time addition, they are often at the heart of modular multipliers designed for public key cryptography (PKC) applications. Indeed, PKC involves large operands (160 to 1024 bits) and several researchers proposed carry-save or borrow-save algorithms. However, these number systems do not take advantage of the dedicated carry logic available in modern Field Programmable Gate Arrays (FPGAs). To overcome this problem, we suggest to perform modular multiplication in a high-radix carry-save number system, where a sum bit of the carry-save representation is replaced by a sum word. Two digits are then added by means of a small Carry-Ripple Adder (CRA). Furthermore, we propose an algorithm which selects the best high-radix carry-save representation for a given modulus, and generates a synthesizable VHDL description of the operator.
出版者
京都大学図書館機構
雑誌
静脩 (ISSN:05824478)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, 2010-10-31

京都大学図書館機構報
著者
小鹿 明徳 Ojika Akinori 有田 隆也 Arita Takaya
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:03875806)
巻号頁・発行日
vol.38, no.8, pp.1509-1516, 1997 (Released:2008-09-12)

自然界に存在する生物の体表の模様は,蝶の羽に典型的に見られるように非常に多様である.これ らの模様は偶然性のみによって作られたものではなく,その生物の生息する環境や生存競争により, 自分にとって有利な模様へと進化した結果と解釈することができる.本研究では,このような進化を 引き起こす要因として捕食者と被食者間の相互作用に着目し,その共進化メカニズムを抽象化し,カ ラーパターンを生成,進化させるモデルを設計し,人工生命的手法を用いた創発システムを計算機上 に実現した.それに基づき,カラーパターン生成における共進化のダイナミクスを解析する. Surface patterns of Organisms that exist in nature are various, - for example those of butterflies. These patterns have been created not only by random processes but also by evolutionary processes based on the interactions between predators and prey. This paper reports our efforts to abstract the evolutionary mechanism of color pattern generation and color pattern recognition, and to construct a model in which coevolutionary dynamics automatically generates such various color patterns as is observed in nature one after another.
著者
金藤 栄孝 二木 厚吉
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:03875806)
巻号頁・発行日
vol.45, no.9, pp.2124-2137, 2004-09-15

Dijkstraのgoto文有害説とそれに引き続く構造的プログラミングの提唱以降,goto文の使用に関する問題は永く議論された.goto文の使用法に関し理論的裏付けを持つ研究としては,逐次的プログラムでの任意の制御フローは順次接続・条件分岐・反復の3基本構追のみで表現可能であるという結果に基づくMillsらのgoto文排斥論以外は皆無である. Dijkstra本来の正しさを示しやすいプログラムを害くための構造化という立場一つまりプログラム検証論の立場-からのgoto文使用の是非は考察されていない.本論文では検証手段としてのHoare論理に基づき有限状態機械モデルに基づくプログラミングでのgoto文の使用を検討する.その結果,状態をラベルで表し状態遷移をgoto文での飛び越しで行うプログラミングスタイルが,状態を表す変数を追加しgoto文を除いたプログラミングスタイルと比べ. Hoare論理による検証での表明が簡単で自然な形となり機械的検証の時間的コストも少ない.ゆえにプログラムの正しさの示しやすさという観点からは有限状態機械モデルに基づくプログラミングでの状態変数導入によるgoto文除去は有害でありgoto文を用いたスタイルの方が望ましいことを示す. : There have been a vast amount of debates on the issue on the use of goto statements initiated by the famous Dijkstra's Letter to the Editor of CACM and his proposal of "Structured Programming". Except for the goto-less programming style by Mills based on the fact that any control flows of sequential programs can be expressed by the sequential composition, the conditional (if-then-else) and the indefinite loop (while), there have not been, however, any scientific accounts on this issue from the Dijkstra's own viewpoint of verifiability of programs. In this work, we reconsider this issue from the viewpoint of Hoare Logic, the most standard framework for correctness-proving, and we see that the use of goto's for expressing state transitions in programs designed with the finite state machine modelling can be justified from the Hoare Logic viewpoint by showing the fact that constructing the proof-outline of a program using goto's for this purpose is easier than constructing the proof-outline of a Mills-style program without goto by introducing a new variable.
著者
新井 イスマイル 川口 誠敬 藤川 和利 砂原 秀樹
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:03875806)
巻号頁・発行日
vol.48, no.7, pp.2319-2327, 2007-07-15

近年,口コミ情報サイトを例とする,ユーザの行動を基にした店舗・施設の検索サイトが注目されている.これらの検索サイトでは,位置に基づいた検索が可能であることと,店舗・施設に対して複数のユーザからの第3 者の評価情報が取得できることが求められている.しかし,商用の検索サイトには広告収入や検閲の影響により,被評価店舗にとって不都合な情報が現れにくく第3 者の評価情報の提供に問題がある.また,従来の情報取得手法ではWWW 上の情報をすべて収集し,複雑な自然言語処理によって位置に基づいた評価情報を抽出する作業が必要となり,サービス構築コストが膨大となるという問題がある.そこで本研究では従来の全文型検索エンジンを活用し,目的の分野を示すキーワードと商用検索サイトを除外するキーワードを組み合わせることによって目的の第3 者の評価情報を収集する手法と,単純な形態素解析と文字列のパターンマッチングを用いた文字列処理によって住所を抽出する手法を提案する.この手法に基づいてWeb インデクサを評価した結果,一度の収集のうち44%が目的とする個人サイトであり,位置情報の取得再現率が59%という結果が得られた.

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著者
松尾 泰 向井 利典 牧島 一夫
出版者
東京大学大学院理学系研究科・理学部
雑誌
東京大学理学系研究科・理学部ニュース
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.22-23, 2009-03

追悼 平尾邦雄先生/追悼 西島和彦先生/東京大学大学院理学系研究科・博士学位取得者一覧/あとがき
著者
近田 政博
巻号頁・発行日
2009-06-22 (Released:2010-06-01)

訳者:近田 政博 発行:株式会社ダイテック
著者
平塚 志保
出版者
看護総合科学研究会
雑誌
看護総合科学研究会誌 (ISSN:1344381X)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.25-36, 2007-12-31

日本において,看護師等による産婦への内診を含む助産行為は,2002年,2004年,2007年に出された行政通知によって禁じられている。本研究は,助産師の社会的需要はますます増大しているという観点から,以下について論じる。1. 医療法指定規則に定めのない助産師の需要は,助産行為を誰が担うのかに依拠する。とくに診療所では助産師を積極的に採用する方策が十分なされてこなかったために,無資格者による助産行為をせざるを得ない状況となった。2. 未就業助産師のなかで就業を希望する者は一定数存在する。3. 助産師の偏在は就労環境に依拠し,単に勤務条件,労働条件のみならず,継続教育の保証,助産師としての専門性が発揮できる環境,安全に助産業務が遂行できる人的環境,医師,看護師との役割分担とパートナーシップが重要である。4.現在,医療化された出産現場において助産師は,専門職としてのアイデンティティを取り戻し, 実践能力を高める努力が必要とされる。
著者
岡本 健
巻号頁・発行日
2010-01-24

文部科学省平成20年度組織的な大学院教育推進プログラム「社会の幸福に資するソーシャルリサーチ教育―ソシオリテラシーの涵養―」共同研究プログラム「東アジアのストリートの現在」第8回研究会「アニメ聖地となる<ストリート>」. 平成22年1月24日. TKP大阪梅田ビジネスセンター、大阪府大阪市.