出版者
巻号頁・発行日
vol.[3] 下〔一〕 「安政四丁巳年八月ヨリ 亜墨利加官吏江戸参府一件」,
出版者
本問屋
巻号頁・発行日
1670

仮名草子『阿弥陀裸物語』2巻の下巻を独立させたもの。内容は小篠少将為忠の中陰に詣で花を手向けて、自らもがまことの道を願って、浄土宗の長老に尋ねると、長老は源空の「一枚起請文」を示して、その文言を釈し、さらに「善導大師発願の文」を示してこの釈も行い、最後に光明遍照の文と願以此功徳の文を示し、これを唱えれば臨終正念疑いなしと説く。当館本は寛文10年本問屋刊の江戸版で16行、寛文4年山本九左衛門刊の江戸版は13行本で別版。阿弥陀裸物語は明暦2年版が当館所蔵で、他に寛文6年松会版の江戸版が報告されているので松会版によったと見られる。(岡雅彦)
著者
安冨 成良 ヤストミ シゲヨシ Shigeyoshi Yasutomi
雑誌
嘉悦大学研究論集
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.125-143, 2003-10-01

日本人花嫁法(1947年)の制定において、日系社会、とりわけ日系二世が中心となって活動していた日系アメリカ人市民協会(JACL)の果たした役割は非常に大きい。特にJACLのロビイストのマイク・マサオカと彼に導かれたJACLの反差別委員会は法案の成立に向けて中心的役割を果たしたが、何故、これほどまでに精力的にこの問題に取り組んだのであろうか。またアメリカに渡ってきた日本人戦争花嫁を日系社会やJACLがどのように見ていたのであろうか。本稿ではこうしたことに焦点を当て、戦争花嫁のアメリカ入国前後の日系社会の状況について論考する。そして日本人花嫁法制定の背景を明らかにするために、1920年代以降のアメリカの差別的な移民法・国籍法の推移を概観すると共に、戦後のJACLの活動や、日系社会の状況についても新聞記事などをもとに検証する。

3 0 0 0 OA 雨夜の友

出版者
鶴屋喜右衛門
巻号頁・発行日
vol.[1], 1676
著者
藤野寄命 [著]
出版者
藤野寄命
巻号頁・発行日
vol.[2], 1904