著者
閏間 莉央 小池 崇文
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.979-980, 2017-03-16

3点式眼電位センサーを搭載したメガネ型ウェアラブルデバイスによる視線活動と、光学式心拍センサーを搭載したウェアラブルウォッチによる心拍数の計測データを合わせて解析することで、ヒトが無意識に“好意”を抱いている状態を分析し判定できるのか検討を行った.これまで好意は数値化や可視化が困難であったが,近年の研究で好意を抱く際に視線活動が脳内に影響を与えることがわかっている.よって,視線活動の計測により好意が判定できる可能性がある.その可能性を探るため,実験では,メガネに装着した小型カメラで動画撮影も同時に行うことで,得られた視線活動・動画・心拍数のデータを用いて、視線活動と好意との関連性を調べた.
著者
下田 雅己 清水 哲夫
出版者
首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 観光科学域
雑誌
観光科学研究 (ISSN:18824498)
巻号頁・発行日
no.6, pp.157-165, 2013-03-30

韓国の首都ソウルでは2004 年から公共交通の共通運賃制度が導入され,2007 年にはソウル近郊の都市圏である京畿エリア全体に拡大された。これは,鉄道・地下鉄とバスについて運営事業者はそれぞれの企業体のままで,距離制による共通運賃を実現するものであった。交通機関ごとの乗降ではなく,起点から終点までの移動をワントリップととらえるもので,利用者にとっての利便性は極めて高いものである。従来,初乗り運賃をそれぞれに徴収してきた事業者にとっては減収になるが,その部分は自治体の財政によって補填を行うものである。ソウル都市圏において,この制度を導入した背景には,バス及び自動車の交通機関別分担率が高い構造の中で,民間バス会社間の過当競争やサービスの悪化,渋滞や大気汚染,交通事故などの問題を解決するという切実な必要性があったからで,バスの改革に鉄道網も組み込んだという流れであった。これを支えるハード・ソフト両面の技術的側面も機能した。東京圏においても,仮にこの仕組みを導入すれば利用者の利便は向上するであろう。しかし,東京圏では鉄道の交通機関別分担率が高く,しかも鉄道事業者が数多く存在している現状があり,新たな財政支出の可能性を含めて,簡単には同様な仕組みを導入することはできない。しかし,インバウンド観光の推進をはじめ,少子・高齢化社会への対応,環境問題などの観点から,公共交通の役割を高めるために,ソウル都市圏での実践と経験から学ぶべきことがあるのではないか。
著者
下田 雅己 清水 哲夫
出版者
首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 観光科学域
雑誌
観光科学研究 (ISSN:18824498)
巻号頁・発行日
no.6, pp.157-165, 2013-03

韓国の首都ソウルでは2004 年から公共交通の共通運賃制度が導入され,2007 年にはソウル近郊の都市圏である京畿エリア全体に拡大された。これは,鉄道・地下鉄とバスについて運営事業者はそれぞれの企業体のままで,距離制による共通運賃を実現するものであった。交通機関ごとの乗降ではなく,起点から終点までの移動をワントリップととらえるもので,利用者にとっての利便性は極めて高いものである。従来,初乗り運賃をそれぞれに徴収してきた事業者にとっては減収になるが,その部分は自治体の財政によって補填を行うものである。ソウル都市圏において,この制度を導入した背景には,バス及び自動車の交通機関別分担率が高い構造の中で,民間バス会社間の過当競争やサービスの悪化,渋滞や大気汚染,交通事故などの問題を解決するという切実な必要性があったからで,バスの改革に鉄道網も組み込んだという流れであった。これを支えるハード・ソフト両面の技術的側面も機能した。東京圏においても,仮にこの仕組みを導入すれば利用者の利便は向上するであろう。しかし,東京圏では鉄道の交通機関別分担率が高く,しかも鉄道事業者が数多く存在している現状があり,新たな財政支出の可能性を含めて,簡単には同様な仕組みを導入することはできない。しかし,インバウンド観光の推進をはじめ,少子・高齢化社会への対応,環境問題などの観点から,公共交通の役割を高めるために,ソウル都市圏での実践と経験から学ぶべきことがあるのではないか。
著者
中川 慧 今村 光良 吉田 健一
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

時系列およびクロスセクションの属性を持つデータセットに対する時系列勾配ブースティング木を提案する。我々の時系列勾配ブースティング木は、内部ノードに時系列およびクロスセクションの属性を持つ弱学習器をもち、時系列間の非類似度に基づく基準例分割テストまたは通常の不純度に基づく分割を行う。時系列間の非類似性は、Dynamic Time Warping(DTW)または金融時系列に対してはIndexing DTWによって定義される。TOPIXを対象とした株価予測の結果は、提案手法は収益性、精度ともに優れていることが確認できた。
著者
石山 豊太郎
出版者
判例タイムズ社
雑誌
判例タイムズ (ISSN:04385896)
巻号頁・発行日
vol.9, no.6, pp.535-540, 1958-06

2 0 0 0 OA 武家文書

出版者
巻号頁・発行日
vol.堀秀政書状 七月七日,
著者
鷲尾 健三
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.69, no.817, pp.1-3, 1954-12
著者
フォン ヤオカイ 松本 晋一 穴田 啓晃 川本 純平 櫻井 幸一
雑誌
コンピュータセキュリティシンポジウム2015論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.3, pp.1151-1158, 2015-10-14

暗号通貨はインターネット上で流通しているデジタル通貨である.Bitcoin は暗号通貨の代表の 1 つであり,金融機関による管理を必要としない通貨の流通を可能とする概念として提唱され,近年は一般的人にも良く知られている存在となった.また Bitcoin の別の側面である,集中管理者の存在なしに分散環境で価値を流通/交換し合意形成する方法に着目した方式もいくつか生まれており,Ethereum はその一つで,分散型アプリケーションを構築するためのプラットフォームである.本発表では,Ethereum とその周辺の暗号通貨に関する研究と実装状況について報告する.
著者
滋岡友五郎 著
出版者
文泉堂
巻号頁・発行日
1904