Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka)

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ドロール元欧州委員会委員長の訃報に接し、今日の欧州通貨統合の基礎をつくった「ドロール委員会」を思い出す。2002年に『日本EU学会年報』にこの経緯について書きました。(英国留学前でして、当時はまだちゃんとEU研究をしていました。) https://t.co/OY98yqHBaT https://t.co/EcqPYfbVkL
ただ、対露(ソ)脅威認識や対処法をめぐる米欧ギャップについては、例えば冷戦期には全く逆の構図(欧州の方が妥協的)が存在していた点に留意。この点、しばらく前にSloan, Defense of the Westの書評(『国際安全保障』掲載)で触れました。 https://t.co/E5pOwc9Nk5 https://t.co/SxEZ6cpHxz
露における主権概念については、小泉悠『「帝国」ロシアの地政学』(2019年)で存分に語られていますが、ダウンロード可能なものとしてはこちら。 https://t.co/xmN8GEULtn
NATOにおける第5条(集団防衛)、集団的自衛権の話が沢山でましたが、武力行使だけが集団的自衛権ではないという点など、こちらで詳しく論じております(鶴岡路人「欧州における同盟、集団防衛、集団的自衛権」『国際安全保障』第44巻第1号、2016年)。 https://t.co/Olq3i2o3af
2008年のロシア・ジョージア戦争直後から、NATO・ロシア基本議定書の同文言は無効だという議論がありつつ、NATOとしては自ら露との関係を閉ざさないとの観点で、有効性について「曖昧戦略」を維持。2008、09年頃までの話については大昔に『国際安全保障』に書きました。 https://t.co/9VudNgZXSs
RT @takumi_itabashi: 拙稿「ドイツ統一交渉と冷戦後欧州安全保障秩序の端緒―NATO不拡大をめぐる西ドイツ外交」(『国際政治』200号、2020年)がフリーアクセスとなりました。これを書いたときには、まさかここまで注目が集まる話になるとは思っておりませんでした…
スウェーデンの「軍事的非同盟」については、「もはや中立ではない」と鋭く指摘する五月女先生の『国政政治』掲載論文が、若干古い(2012年)ですがおすすめ。最近のNATO加盟議論もこの文脈で理解することが必要。こうした論文が無料でDLできるのは素晴らしい。 https://t.co/pv4syQgW3T
海部総理といえば、『政治とカネ』(新潮新書)で語られている現金の入った紙袋を置き忘れた振りをする話が忘れられないですが、内容が充実しているのはGRIPSのオーラルヒストリー。上・下あり、ともに30MBのファイルなのでダウンロードは注意。 https://t.co/To0M0hhQR1
(4)統一ドイツのNATO帰属問題で、転換点は米ソ首脳会談とNATOロンドン首脳会合だったという点は完全に同意。レダーが強調するように、旧東独への外国部隊駐留禁止と、その合意には強固な米独協力が不可欠だった点が重要(=北方領土や朝鮮半島統一を考える際にも枢要!)。 https://t.co/yaVU7wOTzt
(5)欧州通貨統合(IGC開始決定)と独統一の関係。陰謀論・裏取引ではなく、最後の一押しだったとの議論にも深く同意。ただ、「統一のためのマルク放棄ではなかった」と、「統一のためにより多くの譲歩が必要となった」の関係は若干微妙・・・。このバランスは可変? https://t.co/PCFT3UD5HN

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法学者あるあるかもしれませんがスポーツを見てると各ルールの規範的根拠が気になってくる。でもスポーツのルールの場合は法とは少し議論の仕方が違うとか、そのあたりは例えばこの論文に。形式主義とエトス理論、など。 https://t.co/np42CFzZvD
宮本雄二元中国大使オーラル・ヒストリー。GRIPSリポジトリからダウンロード可能に。ご自身、もう1つのキャリアの柱と位置づけておられる軍備管理・軍縮に焦点。INF条約など米ソ交渉が展開された80年代を中心に話を聞きました。ソ連課首席事務官時代、特に面白いです。https://t.co/tRCMzd10gw https://t.co/3iJq3trjIJ
これは大変ありがたく、重要だな。熟読しなければ(各リンク先pdf)。 立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1229「ロシアによるウクライナ侵攻と国際法―国連の枠組みを通じた対応―」 (上) https://t.co/gG5hd8S2h9 (中) https://t.co/Gu2E84bLsA (下) https://t.co/9UuEwqCx7d
これは大変ありがたく、重要だな。熟読しなければ(各リンク先pdf)。 立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1229「ロシアによるウクライナ侵攻と国際法―国連の枠組みを通じた対応―」 (上) https://t.co/gG5hd8S2h9 (中) https://t.co/Gu2E84bLsA (下) https://t.co/9UuEwqCx7d
これは大変ありがたく、重要だな。熟読しなければ(各リンク先pdf)。 立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1229「ロシアによるウクライナ侵攻と国際法―国連の枠組みを通じた対応―」 (上) https://t.co/gG5hd8S2h9 (中) https://t.co/Gu2E84bLsA (下) https://t.co/9UuEwqCx7d
イラク戦争開戦から20年にあたっての中山先生のコメントが聞きたいけど叶わないので、この論文を読み返した。自分なんかが言うのは偉そうだけど、本当に良い論文だと思う。 中山俊宏 「アメリカ外交の規範的性格―自然的自由主義と工学的世界観」 【pdf】https://t.co/vskLaGvPro
元カナダ・パキスタン大使で、歴代首相の通訳もつとめられた沼田貞昭大使の証言記録、関連の外交資料やメモが、GRIPSのリポジトリに登録され無料でダウンロードできます。貴重な証言が含まれており大変勉強になりました。 「沼田貞昭オーラル・ヒストリー」 https://t.co/Q2EG0u6yWM https://t.co/9KmFkryGbN
北畠霞「QUOTATIONとATTRIBUTION : 米国の報道にみる情報の入手と伝達の方法」『神戸外大論叢』44:2(1993)https://t.co/bYR9vOxKNF 日本の「オフレコ談」や海外の役所の「バックグラウンド・ブリーフ」とかの位置づけがわからん、と検索していて見つけました。古い論文ですが事例豊富で面白いです。
私の専門はアジアの地域主義や多国間連携(ASEAN、TPP、RCEP、FOIPなど)で、実は歴史問題の専門家ではありません。ただ3年ほど前に日東南アジア間の歴史問題について、先行研究に依拠しながらまとめた論考があります。注にあげられている文献にあたっていただければ。https://t.co/WEKrC5oiXq
停戦後の満洲で何が起きたのかは、こちらの科研で得た史料に基づき精査中。 https://t.co/DWXhHrSFTY
INF問題について、「サミット参加国の安全は不可分で..」で有名な83年のウィリアムズバーグ・サミット声明と中曽根外交について、さまざまな通説を修正する論考。 吉田真吾「ウィリアムズバーグ・サミットへの道程:中曽根政権と INF 交渉,1982-1983年」https://t.co/S4GyBUcx65
先ほど教えてもらったのですが、日本語では高橋章夫さんが論文を書いているそうです。https://t.co/1MQZencgkw
空気読む、棲み分けが普通の「同業者」間での率直な批判は少ないように見受けられる。例外は、2014年ロシア東欧学会パネルディスカッション「ウクライナ危機をめぐる国際関係」でのフロアの袴田茂樹先生のコメント。今回露呈した研究者の認識論的問題を鋭く突いている。https://t.co/o8MlTkYBat https://t.co/cY5NyxFnea https://t.co/q1xySH2zYt
鶴岡さんの論文のリンクがうまくつながっていませんでした。失礼しました。https://t.co/g301QnixKU
NATOを東方に拡大させないというドイツ統一時の「約束」については日本語でも色々な文献がありますが、拙稿もご笑覧頂けると幸いです(DL可能)。 「ドイツ統一交渉と冷戦後欧州安全保障秩序の端緒―NATO不拡大をめぐる西ドイツ外交」『国際政治』200号(2020) https://t.co/tCo8QlJyA3
小松香織「トルコにおける親日観の源流」『学術研究 : 人文科学・社会科学編(早稲田大学)』69(2021年3月)https://t.co/3V8MB1m41Z 「非西洋で近代化に成功した日本」というステレオタイプが、日露戦争後の日本紹介本によって定着・拡大し、今日の日本への好感に繋がっているという概論です。
元駐アイルランド大使で元国連局軍縮室長の数原孝憲大使の、軍縮室長時代のメモ帳をPDF化し、オーラルヒストリーの別冊としてGRIPSレポジトリで公開致しました。NPTの批准をめぐる動きを知る貴重な史料だと思いますので、是非ご活用ください。https://t.co/ZXn1gdQDas https://t.co/zYDb3hj8rw
気が付かなかった。こういうレビュー論文はありがたいです。 CiNii 論文 -  国際主義と国際機構の歴史をどう描くか : マーク・マゾワーの歴史叙述から考える https://t.co/Y5sMKvFYMI #CiNii
7月20日刊行予定の拙著『#戦争はいかに終結したか』(#中公新書)に関連して、拙稿「#戦争終結 の理論」『#国際政治』195号(2019年3月)のPDFファイルが2021年3月からフリーで閲覧・ダウンロードしていただけるようになっています。よろしければのぞいてみられて下さい。 https://t.co/9WYHU27Eri
ただし著者が研究者キャリアの最初の時点から,分権的ユニットの水平的調整と総合的政策の問題を考え続けてきた「プロ」であることは,踏まえておくべきだろう.https://t.co/SjH1ts045D
J-STAGEにも収録されないしオンライン公開されていないので関係者以外には読まれてないけど、冷戦後の日本外交についてはこんな論文を『国際安全保障』誌に書いてます。>CiNii 論文 -  「価値」をめぐる模索 : 冷戦後日本外交の新局面 (特集 国際秩序をめぐる攻防の時代) https://t.co/BdKQef9G8y

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