著者
王 青躍 ゴン 秀民 董 詩洋 関口 和彦 鈴木 美穂 中島 大介 三輪 誠
出版者
日本エアロゾル学会
雑誌
エアロゾル研究 (ISSN:09122834)
巻号頁・発行日
vol.29, no.S1, pp.s197-s206, 2014-02-20 (Released:2014-04-01)
参考文献数
29

This paper reports on the absorption of environmental pollutants into various airborne pollen grains, aggravation of allergenicity, damage to the pollen cell walls, and the airborne behavior of fine allergenic particles, especially those released from Cryptomeria japonica (Japanese cedar) pollen, as abundantly determined on sunny days following rainfall. From the result of rainfall sampling and analysis, it was indicated that a great number of pollens were trapped in initial precipitation. At the same time, many burst pollen grains were also observed in the rainwater. Thus, it was possible that fine allergenic particles such as fractions of cell wall and contents of pollen were released from the bursting of pollen grains. On the other hand, elution of allergenic contents was increased when contacted with a weakly basic solution containing Ca2+ ions. Therefore, we think that one important factor contributing to the small-sized allergenic particles was induced by contact with rainfall after long-range transportation events of Asian dust.We succeeded for the first time in detecting fine allergenic contents containing 3-nitrotyrosine in urban atmosphere and clarified that 3-nitrotyrosine induces HeLa cell apoptosis. We summarized the various studies to elucidate the scattering behavior of various pollens, focusing on Cryptomeria japonica pollen and its allergenic particles in the urban atmosphere. This study has the potential for future developments in palynology.
著者
水上 直紀 中張 遼太郎 浦 晃 三輪 誠 鶴岡 慶雅 近山 隆
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2013論文集
巻号頁・発行日
pp.1-7, 2013-11-01

コンピュータ麻雀プレイヤの研究はあまり行われておらず、実力も平均レベルに届いていない状態である。本研究では4人零和不確定不完全情報ゲームである麻雀の多人数という要素を削除した1人麻雀を考え、1人麻雀と4人麻雀の差を解析し、その差を埋めることで1人麻雀の4人麻雀への適用を図る。解析の結果、4人麻雀と1人麻雀の最も大きな差は降りでことが分かったため、降りるべき局面を機械学習により認識できるようにした。降りを認識したプレイヤを4人麻雀で評価し、降りを認識しないプレイヤより有意に強いことを示した。また得られたプレイヤは平均プレイヤと同等の実力であることを確認した。
著者
王 青躍 栗原 幸大 桐生 浩希 坂本 和彦 三輪 誠 内山 巌雄
出版者
日本エアロゾル学会
雑誌
エアロゾル研究 = Journal of aerosol research (ISSN:09122834)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.120-126, 2008-06-20
被引用文献数
3

In this study, we focus on the investigation of the airborne behavior of respirable particulate matters containing Japanese cedar pollen allergen Cry j 1 exfoliated from the Ubisch bodies on the pollen surfaces and Cry j 2 comprised in the starch granules within the pollen. The airborne Japanese cedar pollens were counted, and at the same time, the Cry j 1 and Cry j 2 particles were collected and determined in different particle sizes at the urban site (Cooperative Research Center of Saitama University) during daily sampling periods of the most severe pollination season of FY 2005 in Saitama, Japan.<BR>Morphological observation of Ubisch bodies exfoliated from pollen and ruptured pollens was performed with a scanning electron microscope. Moreover, the existing evidences of visualized Cry j 1 and Cry j 2 allergen particles below 1.1&mu;m were also sensitively found by an immunofluorescence technique with a fluorescence microscope. Simultaneously, the high concentrations of Cry j 1 and/or Cry j 2 were determined in the fine particle sizes below 1.1&mu;m. It was suggested that airborne respirable particulate matters containing Cry j 1 and Cry j 2 play a key role in the increasing incidence of asthma in the lower respiratory tract. Furthermore, although the release mechanisms of Cry j 1 and a Cry j 2 particles may be differed, the daily variation delays in the peaks of Cry j 1 (or Cry j 2) concentrations compared to the peaks of airborne pollen counts were observed since the fine particles were suspended in the atmosphere over a longer period of time after released. It is important to observe and determine the size distribution of airborne Japanese cedar pollen allergen particles in the long-term sampling research continually, and to elucidate the allergen particle release mechanisms. In the future, we should investigate the chemical, physical and biomedical combination effects on Japanese cedar pollen allergens, and have to consider proposing a new forecast informational system of the Japanese cedar pollen and their allergen particle variations.
著者
亀甲 博貴 浦 晃 三輪 誠 鶴岡 慶雅 森 信介 近山 隆
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2013論文集
巻号頁・発行日
pp.36-43, 2013-11-01

将棋の対局を観戦する上でコンピュータ将棋プログラムの形勢判断は有益な情報である.自然言語による局面の解説をプログラムが行えるようになれば,より有益な情報を提供できると考えられる.本稿では将棋の解説文を生成するモデルを提案し,その根幹である局面からの特徴語生成について調査した.学習の対象とする文を,意味でクラス分けする分類器を学習しその予測を用いることで限定した.しかし特徴語生成はF 値0.38 と,期待されるほどの精度では行えなかったものの,解説文の生成においては,特定の局面については正しい文を生成できることが分かった.
著者
栗田 哲平 三輪 誠 近山 隆
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2007論文集
巻号頁・発行日
vol.2007, no.12, pp.172-179, 2007-11-09

将棋における画像情報を用いた精度の高い局面の自動認識は,現実の対極での棋譜の効率的取得およびユーザ支援をするにあたって重要な処理である.精度の高い自動認識をするためには,その時の状況に因ってパラメータを変え,ロバストに将棋盤の認識と局面状況の認識を行う必要がある.本研究では将棋を対象とし盤の桝目の認識と,差分情報を用いた局面の自動認識を精度高く行う事を目的としている.駒の動きは事前に得ておいた訓練例を用いて決定木を構成し分類を行い,打った駒は初期盤面の駒情報を訓練例とし逐次最小最適化法を用いた Support Vector Machine による分類によって,その種類の判断を行った.結果として,今回の実験例では 640 × 480 の解像度を持つカメラからの画像情報を用いて,桝目の認識はパラメータを調整しないで 97.0%,桝目属性の分類に 99.7%,打った駒の判断を 100%の正解率で分類を行う事が出来た.
著者
水上 直紀 中張 遼太郎 浦 晃 三輪 誠 鶴岡 慶雅 近山 隆
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.2410-2420, 2014-11-15

本論文では,牌譜を用いた教師付き学習による麻雀プログラムの作成法について述べる.まず,上級者の牌譜を用いたパーセプトロン学習によって1人麻雀プレイヤを作成し,それを拡張することによって4人麻雀への適用を行う.拡張は,1人麻雀プレイヤに「降り」と「鳴き」の機能を教師付き学習によって導入することで行った.オンライン麻雀サイト「天鳳」で作成されたプログラムの実力を評価した結果,レーティングとして,平均的な人間プレイヤーの実力を大きく上回る1,651点が得られた.
著者
北川 竜平 三輪 誠 近山 隆
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2007論文集
巻号頁・発行日
vol.2007, no.12, pp.76-83, 2007-11-09

本研究では不完全情報ゲームである麻雀においてコンピュータプレイヤの教師あり学習による評価関数のパラメータの調整を行った.評価関数としては 3 層ニューラルネットワークを用いた.麻雀のゲームの記録である牌譜を用いた学習のために,コンピュータ麻雀プレイヤが最善手と判断した手と牌譜の中で実際に打たれた手との一致度を測る目的関数を最適制御理論に基づき定義した.目的関数によって求められる値を小さくすることを目的としバックプロパゲーションによって評価関数の調整を行った.結果として,コンピュータ麻雀プレイヤが最善手と判断した手と牌譜内で打たれた手との一致率はツモ局面において約 56%,鳴き局面において約 89%であった.インターネット麻雀サーバである東風荘でのレーティングは 1318 となった.
著者
三輪 誠
巻号頁・発行日
2005-03

報告番号: ; 学位授与年月日: 2005-03- ; 学位の種別: 修士 ; 学位の種類: 修士() ; 学位記番号: ; 研究科・専攻: 新領域創成科学研究科基盤情報学専攻
著者
古居 敬大 浦 晃 三輪 誠 鶴岡 慶雅 近山 隆
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2012論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.6, pp.211-218, 2012-11-09

3人以上で行われるポーカーのような多人数ゲームにおいて,相手プレイヤの人数が多少変わったとしても有効な戦略の性質は変わらないことが予想される.そこで本稿では相手プレイヤの行動を削減・抽象化を行うことで,多くのプレイヤが存在するゲームで実際のゲームより少ない人数のゲームを想定し,少人数ゲームで学習した戦略を適用する手法を提案する.簡易的な多人数のポーカーでの実験の結果,特に多人数でのゲームで十分に学習ができていない場合は提案手法が有効になり大きな報酬が得られることがわかった.
著者
板持貴之 三輪誠 田浦健次朗 近山隆
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.209-210, 2012-03-06

近年,イラスト投稿サイトと呼ばれるサービスを通じ,様々なイラストがインターネット上で閲覧できる.そのようなサービスにおいては,投稿者の情報(作者情報) と共にイラストが投稿されることが多いが,作者の検索を行うときは作者名などのキーワードを知らなければ検索ができないのが現状である.そこで本研究では,作者情報が未知のイラスト画像を入力し,そのイラストの作者らしい作者のランキングを出力する画像認識システムを提案する.画像認識システムの認識手法としては,イラストの作者情報をラベルとした教師あり学習を用いる.本論文では特に,その学習に用いる,作者を識別するためのイラストの特徴量に焦点を当てて提案・評価を行う.
著者
三輪 誠 三村 治夫 阿部 晃久 西尾 茂 武田 実
出版者
The Japan Institute of Marine Engineering
雑誌
Marine engineering : journal of the Japan Institution of Marine Engineering = マリンエンジニアリング : 日本マリンエンジニアリング学会誌 (ISSN:13461427)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.470-476, 2009-05-01
被引用文献数
2

Pathogenic and fecal bacteria, such as Vibrio cholerae and Escherichia coli, possibly invade via seawater. This may expose marine engineers to an intrinsic risk of infection when they carry out routine maintenance. We therefore investigated, following the voyage, the seawater taken into a ship's engine-room. As for the populations, they varied from 102.9 to 105.9 colony-forming units (cfu) ml-1. A correlation coefficient between the population and the in situ seawater temperature was 0.71, 0.30, and 0.068 for the samples taken from calls facing to the ocean (n = 6), the Inland Sea (n = 12), and the coastal area around the Pacific Ocean (n = 16), respectively. An occupational ratio of Vibrio sp. population increases when the seawater was retained for more than three months in the condensers for the air conditioner and the drain cooler. Although three strains were detected from the drain cooler, those of which had ability to make yellow-colored colonies on a selective plate at 37°C and left for 6 months. It was identified as to be Aerococcus viridans. In that species, the lobster pathogen is included, but nothing human. So far examined is pathogenic V. cholerae, which was not detected in all the samples taken from the engine-room. These results indicate that the possibility of infection of marine engineers to be quite low when they do the maintenance on board in the coastal area and the Inland Sea of Japan
著者
三輪 誠
出版者
新領域創成科学研究科基盤科学研究系基盤情報学専攻
巻号頁・発行日
2008-03-24

報告番号: 甲23888 ; 学位授与年月日: 2008-03-24 ; 学位の種別: 課程博士 ; 学位の種類: 博士(科学) ; 学位記番号: 博創域第354号 ; 研究科・専攻: 新領域創成科学研究科基盤情報学専攻
著者
齋藤 晃介 三輪 誠 鶴岡 慶雅 近山 隆
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2013論文集
巻号頁・発行日
pp.134-137, 2013-11-01

ランダム性を持つゲームでは,プレイヤーが未来に得る情報が確率的に決まる.そのようなゲームの中から,ぷよぷよという落下型パズルゲームに着目する.ぷよぷよは,人間のプレイヤーは将来の完成型を考えて行動を選択しており,また完全にランダムな探索が無駄になりやすいために先読みが難しいゲームである.本論文では,確定完全情報パズルゲームで有効性を示されたNested Monte-Carlo Searchをぷよぷよに適用する手法を提案し,そのアルゴリズムの振る舞いを調査した.その結果,今回の設定では計算時間に見合うだけの有意な性能は示せなかった.
著者
川上 裕生 浦 晃 三輪 誠 鶴岡 慶雅 近山 隆
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2013論文集
巻号頁・発行日
pp.66-72, 2013-11-01

将棋プログラムの評価関数は大量の棋譜を利用した機械学習によって調整する。これにはプロ棋士の棋譜が用いられているが棋譜の数には限りがあり、新たに指し手の教師情報のついた局面を作成するには大きなコストが必要となる。本稿では、教師情報を付けるコストを削減するために、能動学習を用いて学習に有効に働く局面を選択する手法を提案する。既存の棋譜を用いて提案手法の評価を行ったところ、将棋の評価関数の学習に有効な局面が存在し、その選択が可能であることを示した。
著者
古居 敬大 三輪 誠 近山 隆
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2011論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.6, pp.46-53, 2011-10-28

ナッシュ均衡的な戦略は多人数ゲームでは有効な戦略であるが,非合理的なプレイヤが存在する場合には必ずしも最適な行動であるとは言えない.本稿では多人数ポーカーゲームにおいて,より搾取が可能であると予想されるナッシュ均衡戦略を取っていないプレイヤを判別し,そのプレイヤのみに応じた戦略を取るプレイヤについての提案する.実験を行ったところ,特定の単純な行動を取るプレイヤに対しては大きく搾取することができ,結果としてナッシュ均衡的な戦略をとったプレイヤより報酬が大きくなる場合があることを確認した.
著者
王 青躍 栗原 幸大 桐生 浩希 坂本 和彦 三輪 誠 内山 巌雄
出版者
日本エアロゾル学会
雑誌
エアロゾル研究 (ISSN:09122834)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.120-126, 2008-06-20 (Released:2008-06-25)
参考文献数
22
被引用文献数
2

In this study, we focus on the investigation of the airborne behavior of respirable particulate matters containing Japanese cedar pollen allergen Cry j 1 exfoliated from the Ubisch bodies on the pollen surfaces and Cry j 2 comprised in the starch granules within the pollen. The airborne Japanese cedar pollens were counted, and at the same time, the Cry j 1 and Cry j 2 particles were collected and determined in different particle sizes at the urban site (Cooperative Research Center of Saitama University) during daily sampling periods of the most severe pollination season of FY 2005 in Saitama, Japan.Morphological observation of Ubisch bodies exfoliated from pollen and ruptured pollens was performed with a scanning electron microscope. Moreover, the existing evidences of visualized Cry j 1 and Cry j 2 allergen particles below 1.1μm were also sensitively found by an immunofluorescence technique with a fluorescence microscope. Simultaneously, the high concentrations of Cry j 1 and/or Cry j 2 were determined in the fine particle sizes below 1.1μm. It was suggested that airborne respirable particulate matters containing Cry j 1 and Cry j 2 play a key role in the increasing incidence of asthma in the lower respiratory tract. Furthermore, although the release mechanisms of Cry j 1 and a Cry j 2 particles may be differed, the daily variation delays in the peaks of Cry j 1 (or Cry j 2) concentrations compared to the peaks of airborne pollen counts were observed since the fine particles were suspended in the atmosphere over a longer period of time after released. It is important to observe and determine the size distribution of airborne Japanese cedar pollen allergen particles in the long-term sampling research continually, and to elucidate the allergen particle release mechanisms. In the future, we should investigate the chemical, physical and biomedical combination effects on Japanese cedar pollen allergens, and have to consider proposing a new forecast informational system of the Japanese cedar pollen and their allergen particle variations.
著者
三輪 誠司
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.5, pp.220-221, 2022-04-15
著者
水上 直紀 中張 遼太郎 浦 晃 三輪 誠 鶴岡 慶雅 近山 隆
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.2410-2420, 2014-11-15

本論文では,牌譜を用いた教師付き学習による麻雀プログラムの作成法について述べる.まず,上級者の牌譜を用いたパーセプトロン学習によって1人麻雀プレイヤを作成し,それを拡張することによって4人麻雀への適用を行う.拡張は,1人麻雀プレイヤに「降り」と「鳴き」の機能を教師付き学習によって導入することで行った.オンライン麻雀サイト「天鳳」で作成されたプログラムの実力を評価した結果,レーティングとして,平均的な人間プレイヤーの実力を大きく上回る1,651点が得られた.This paper describes a supervised machine learning approach for building a mahjong program. We start with building a one-player mahjong program by Perceptron learning with game records of expert human players,and adapt it to four-player mahjong. The adaptation is achieved by incorporating the "folding" and "calling" functionalities that are separately learned from game records. We have evaluated the playing strength of the resulting program on a large online mahjong site "Tenhou". The program has achieved a rating of 1,651, which is considerably higher than that of the average human player.
著者
三輪 誠一
出版者
長野大学
雑誌
長野大学紀要 = ACADEMIC BULLETIN OF NACANO UNIVERSITY
巻号頁・発行日
vol.3-4, pp.47-52, 1974-12-25
著者
板持貴之 三輪誠 田浦健次朗 近山隆
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.209-210, 2012-03-06

近年,イラスト投稿サイトと呼ばれるサービスを通じ,様々なイラストがインターネット上で閲覧できる.そのようなサービスにおいては,投稿者の情報(作者情報) と共にイラストが投稿されることが多いが,作者の検索を行うときは作者名などのキーワードを知らなければ検索ができないのが現状である.そこで本研究では,作者情報が未知のイラスト画像を入力し,そのイラストの作者らしい作者のランキングを出力する画像認識システムを提案する.画像認識システムの認識手法としては,イラストの作者情報をラベルとした教師あり学習を用いる.本論文では特に,その学習に用いる,作者を識別するためのイラストの特徴量に焦点を当てて提案・評価を行う.