著者
河野 啓子 後藤 由紀 畑中 純子 野口 多恵子 吉川 悦子
出版者
四日市看護医療大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

産業看護職に必要なコンピテンシーとして、「自己成長する力」、「産業看護の本質を貫く力」、「チーム力を高める力」、「戦略立案・業務遂行する力」、「人・部門・組織間を調整する力」、「人の成長をサポートする力」、「創出する力」といった7つのコンピテンシーが開発された。これらは本来の産業看護活動を行う上で不可欠なものであることから、産業看護職の資質を向上させるためには、これらのコンピテンシーを育成するための教育が必要である。そこで、教育のあり方を論じ、教育内容、教育方法、教育システムについて一定の方向性を見出した。
著者
田中 純子
出版者
日本公民館学会
雑誌
日本公民館学会年報 (ISSN:1880439X)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.22-27, 2020

<p>This is a report on how Kominkan in Okayama City have coped during the COVID-19 disaster as well as the issues that the pandemic poses for Kominkan activities in the future. Kominkan have continued to play a role as Kominkan by introducing the new idea of "Kominkan that can be apart and connected". These Kominkan efforts can be divided into three areas: (1) sharing energy and wisdom, (2) supporting and helping one other in daily life, (3) efforts that utilize TV and ICT. What can be seen from these efforts is that the underlying strengths of Kominkan and their activities and programs, the deepening of the relationship with students enrolled in club courses, and the potential for online activities and those that take place in real space were reconfirmed. It is important to consider how kominkan will contribute to the solution of the social problems that have been laid bare by COVID-19, solutions that include support programs for families in need.</p>
著者
畑中 純子 落合 のり子 立川 美香 鳥羽山 睦子 三木 明子 水谷 聖子
出版者
日本産業看護学会
雑誌
日本産業看護学会誌 (ISSN:21886377)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.11-21, 2022 (Released:2022-04-28)
参考文献数
19

目的:産業看護職として従事する前に必要な知識項目を明らかにすること.方法:日本産業看護学会学会員の看護系大学教員50人,産業看護職50人を対象として質問紙の郵送によるデルファイ法を用いた調査を2020年1月から2月に行った.質問紙は5つの大項目,143の小項目から構成され,同意率は80%以上とした.結果:第1回調査協力者は看護系大学教員23人,産業看護職28人の計51人(回収率51.0%)であった.同意率80%以上の小項目数は109であった.第2回調査は109項目のなかから平均5.5点以上の51の小項目を調査項目とした.第2回調査協力者は看護系大学教員11人,産業看護職15人の計26人(回収率83.9%)であった.同意率80%以上の項目は5つの大項目,50の小項目であった.結論:産業看護職として従事する前に必要な知識項目は5つの大項目,50の小項目であることが示された.
著者
杉山 文 海嶋 照美 坂宗 和明 田中 純子
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.33-40, 2018-01-20 (Released:2018-01-29)
参考文献数
7
被引用文献数
2

広島県および全国において肝炎医療コーディネーター(肝炎Co)の活動実態について調査した.広島県の調査では,看護師(医療機関肝炎Co)は【患者としてすでに通院・入院しているキャリア】に,保健師(自治体肝炎Co)は,【感染を知っても継続受診をしていないキャリア】に接することが最も多く,看護師と保健師では活動の内容にも相違がみられた.全国の肝炎Coにおいても,所属機関や職種によって活動実態に相違が認められた.肝炎Coは所属機関や専門性によって接するキャリアが異なることから,医療機関所属の肝炎Coは「医療の相談,精神的ケア」,自治体所属の肝炎Coは,「受検・受療促進・フォローアップシステムへの登録勧奨」など活動内容を分離し,その役割を明確にすることが必要と考えられた.また,全国の医療従事者における肝炎Co養成制度の認知度は3-4割と低く,周知活動をさらに進める必要性が示唆された.
著者
河野 啓子 工藤 安史 後藤 由紀 中神 克之 畑中 純子
出版者
日本産業看護学会
雑誌
日本産業看護学会誌 (ISSN:21886377)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.1-7, 2019-10-02 (Released:2019-11-21)
参考文献数
7
被引用文献数
2

目的:本研究は,産業看護職のコンピテンシー尺度を開発し,信頼性・妥当性を検証することを目的とした.方法:産業看護職375 名に無記名自記式質問紙調査票を配布し,回収数211(回収率56.3%)を分析対象とした.まず,我々が事前の研究で明らかにした40 項目を基に項目分析, 因子分析を行い,尺度項目を決定した. 次に,これらの表面妥当性,構成概念妥当性,基準関連妥当性,信頼性を検証した.結果・考察:36 の項目が尺度項目として決定され,すべてで通過率が97%を超えていたことから表面妥当性が検証されたと考える.また,因子分析の結果抽出された「産業看護を遂行する力」「創出する力」「自己成長する力」はコンピテンシーの条件と一致したことから構成概念妥当性は担保され,尺度合計点数と産業看護経験年数との相関がr=0.318 であったことから基準関連妥当性も示唆されたと考える. クロンバックα係数は3 つの因子すべてが0.9 以上だったことから信頼性が検証されたと考える.結論:我々が開発した産業看護職のコンピテンシー尺度は,信頼性・妥当性が検証された.
著者
秋田 智之 田中 純子 大久 真幸 杉山 文
出版者
広島大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2016-04-01

がん検診の評価において、検診発見群と外来発見群の生存率を比較して有効性を示す場合には、リードタイムバイアスによる過剰評価が問題となる。本研究では、がんサイズの倍加時間を利用し、観察期間「発見可能なサイズになってから死亡まで」と変更することにより、リードタイムバイアスの補正をしたうえで生存率を比較する方法を提案した。これを4病院の肝がんサーベイランス発見群2,822人、外来発見群1,077人の生命予後データに対して適用したところ、補正後の生存率の差は依然認められ、サーベイランス発見群の生存率のほうが高く肝がんサーベイランスは生命予後の改善において有効であると考えられた。
著者
田中 純子
出版者
日本櫻学会
雑誌
櫻の科学 (ISSN:13459740)
巻号頁・発行日
no.21, pp.9-16, 2019