著者
古田 雅一 伊藤 憲男
出版者
日本食品照射研究協議会
雑誌
食品照射 (ISSN:03871975)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.43-46, 2013-09-30 (Released:2014-04-01)
参考文献数
5
被引用文献数
1
著者
西河 正行 八城 薫 向井 敦子 古田 雅明 香月 菜々子
出版者
大妻女子大学人間生活文化研究所
雑誌
人間生活文化研究 (ISSN:21871930)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.25, pp.1-14, 2015 (Released:2015-03-27)
参考文献数
11

心理学教育を通して社会人基礎力を育成するキャリア教育を行うに当たり,社会・臨床心理学専攻に所属する全学生を対象に現行の心理学必修専門科目の教育効果について,学生のスキル習得認知,それに関連する心理学的特質等から,学生評価の学年比較を行った.その結果,本専攻が重視するジェネリック・スキルの認識に学生と教員で違いが見られ,また「前に踏み出す力」の育成に課題が認められた.学年比較からは,3年生に大きな特徴があり,「自尊心」が他学年より有意に低く,キャリア選択の動機づけにおいて「社会的安定希求」が有意に高かった.本結果に加え,他大学の教育実践の視察も踏まえた結果,3年後期に開講する新科目の授業内容は心理学教育を通して「前に踏み出す力」を身につけられるよう,①学生自身のキャリアについて考えさせる,②キャリアモデルを提示する,③内向的で受身的な学生に自信を与えるという3つの柱を導き出した.最後に,具体的な授業運営において,教育方法にPBL型授業を取り入れる可能性ならびにジェネリック・スキルについて学生と教員の間で共通の認識を持つ必要性を示唆した.
著者
古田 雅憲 フルタ マサノリ FURUTA MASANORI
出版者
西南学院大学学術研究所
雑誌
西南学院大学人間科学論集 (ISSN:18803830)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.1-10, 2016-03

「仙厓さん」こと仙厓義梵は美濃の人。臨済禅の僧侶として江戸時代後半に生きた(1750-1837)。その前半生を諸国行脚に多く費やしたが,数えて39歳の春,招かれて博多を訪れ,翌年(1789),今も博多区御供所町にある聖福寺の第123世住持となった。以後,亡くなるまでの約50年の間,常に博多の町衆とともにあった。61歳でいったん住職を退いてからは特に好んで筆を執り,たくさんの絵を描いては以て自身の修養の種とし,あるいは周庶の教化の縁とした。時に求められるままに描きもした数多くの絵の,その筆さばきの軽妙洒脱,天真爛漫なこと――今日の博多っ子も親しみを込めて「仙厓さん」と呼ぶ。仙厓絵のコレクションは出光美術館のそれが有名だが,福岡市美術館にもまとまったものがある――「石村コレクション」と言う。博多銘菓「鶴乃子」でおなじみの石村萬盛堂のご先代・石村善右翁が蒐集されたもので,仙 さんの書画ほか96点が収蔵されている。そのなかに「寒山拾得」を描いた一葉がある――その含意について些かなりとも思いを巡らしてみたい,それが小稿の趣意である。
著者
児玉 成未 西河 正行 古田 雅明 齊藤 圭 中村 純子
出版者
大妻女子大学人間生活文化研究所
雑誌
人間生活文化研究 (ISSN:21871930)
巻号頁・発行日
vol.2016, no.26, pp.98-102, 2016-01-01 (Released:2020-03-18)
参考文献数
7

近年,人の心に関わる臨床心理士は医療・福祉・教育・司法・産業など様々な現場において幅広く活躍している.本研究では臨床心理士訓練途中である大学院生と大学院を修了して数年の臨床経験を経たカウンセラーを対象とし,カウンセリング場面における初心者カウンセラーの特徴を抽出し,それらがどのように作用しているのかを検討した.そして大学院を修了したカウンセラーの特徴を抽出し,初心者カウンセラーとの違いを探索的に検討し,それらの違いを明らかにすることで,臨床心理士養成教育へ提言することを目的とした.その結果,大学院生はクライエントの問題を十分に理解していない,うまく対応できていないと感じていた.また,「自分がカウンセラーとして技量を試されているようなプレッシャー」「中断の恐怖」を感じていた.そして,「今後カウンセラーとして働いていく上で適性が脅かされる不安」が明らかとなり,クライエント,指導教員の期待に応えていない葛藤の背景に,より根本的な適性不安があることが示唆された.しかし,大学院を修了したカウンセラーには大学院生に見られたような特徴は見られなかった.これらのことから,大学院生には「誰に何を期待され,自分自身は何を期待しているのかを考えさせる機会を持たせる」などの「型」への固執を引き起こす要因への配慮なり対策が講じられなければ根本的な解決にはならないことが示唆された.
著者
西河 正行 八城 薫 向井 敦子 古田 雅明 香月 菜々子
出版者
大妻女子大学人間生活文化研究所
雑誌
人間生活文化研究
巻号頁・発行日
vol.2017, no.27, pp.259-268, 2017

<p> 本稿は,大妻女子大学人間関係学部人間関係学科社会・臨床心理学専攻の「『キャリア心理学セミナー』に関する授業研究」の第4 報である.同セミナーは,2009 年度のFD 活動の結果,必修科目として設置されることが決まり,2012 年度から大妻女子大学の研究助成を受けて授業研究を開始した.本稿では,同専攻3 年生に対して2015 年度後期に初めて実施した授業の概要とその意義について報告する.</p><p> 半期の授業は3 期に分けられる.Ⅰ期は,キャリア形成の自覚を高めることを目的とした.Ⅱ期は,マナー講習,業界・企業研究など,社会人になるための準備教育を行うこと,および,その実践として学生たち自身が卒業生に対してインタビュー調査を実施することを企図した.Ⅲ期はインタビューと,インタビューで得られた情報の整理,調査結果の発表を行い,それを通して自らのキャリアを考える機会とした.学生には,本セミナー終了後に,自らを振り返らせるために個人レポートの提出を求めた.その後,報告会で配布された資料を冊子としてまとめ,学生に配布した.</p><p> 最後に,学生のアイデンティティ形成をサポートすることを目的とした本セミナーの意義を検討した.</p>
著者
古田 雅則 川人 祥二 宮崎 大輔
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映情学技報 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.13-18, 2002
参考文献数
6

パイプラインA/D変換器におけるキャパシタミスマッチのディジタル補正値推定手法について提案する.提案する方式は,A/D変換器の積分非直線性特性を用い,直接キャパシタミスマッチの補正値を推定することができるため,多くのパイプラインA/D変換器アーキテクチャに対し適用することが可能である.試作した10-bitパイプラインA/D変換器に対し,本推定手法を用いたディジタル補正を行った結果,A/D変換器の信号対ノイズ歪比を56.5dBに,積分非直線性誤差の最大値を0.3LSBに,また,微分非直線性誤差の最大値を0.3LSBにそれぞれ性能を向上させることができた.