著者
和田 修二
出版者
教育哲学会
雑誌
教育哲学研究 (ISSN:03873153)
巻号頁・発行日
vol.1963, no.8, pp.18-31, 1963-06-25 (Released:2009-09-04)
参考文献数
20

Education is essentially a relation based on authority, which presupposes some sort of belief. In the final analysis, belief is based upon a belief in the divine (God, god). Education is rooted in belief.The present age is one in which, owing to the “death of God” belief and authority have been lost. It is an age of nihilism, culture having been torn from its moorings.The present age tries to transcend the dangers it faces by following the path of materialism, vitalism, and existentialism. These three ways, however, demand a unification in a higher unity. The mediating force for this work of unification is self-transcending intelligence. Contemporary man cannot stand either the existence or the non-existence of the divine (God, god). It is seeking for “God beyond God.” Salvation for contemporary man consists in waiting longingly [for “God beyond God”] without shrinking from the troubles of day-to-day life.
著者
和田 和行
出版者
科学基礎論学会
雑誌
科学基礎論研究 (ISSN:00227668)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.111-115, 1989-12-25 (Released:2009-07-23)
参考文献数
5

この論文においては, 公理的性質論PTC或はPTCEに対する可能性世界モデル及びブール値モデルを, 公理的集合論ZFCにおいて構成する。そして, それによって上記の体系のZFCに対する相対的無矛盾性や公理の独立性を証明する。これらの体系は, いわば様相論理S5とZFCを組み合わせた体系であるが, ZFCが集合を対象とするのに対して, 内包的な性質を対象とする。これらの体系においては, 事態, 完全個体概念, 可能的世界等の内包的対象についての理論を展開することができる 。
著者
和田 和行
出版者
科学基礎論学会
雑誌
科学基礎論研究 (ISSN:00227668)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.17-22, 1988-12-25 (Released:2009-07-23)
参考文献数
3

[1] においては, 公理的性質論PTCE (以下PTと略記する) において, 事態や完全個体概念に関する理論が構成された。この論文では, このような理論の続きとして, モナド, 可能的世界等に関する理論を構成する。これらの理論は, 完全個体概念のそれと同様, 主としてライプニッツの考えに基づいており, 彼の形而上学の再構成とみなしうるものである。
著者
和田 和行
出版者
科学基礎論学会
雑誌
科学基礎論研究 (ISSN:00227668)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.123-128, 1987-12-25 (Released:2009-07-23)
参考文献数
9

様相論理学, 或は哲学においては, 事態 (proposition), 個体概念 (individual concept), 可能的世界 (possible world) というような概念が問題とされる。通常の公理体系, 或はモデル理論においては, これらの概念, 特に事態や可能的世界は, 基本的 (primitive) なものとして扱われる。しかしこのような方法をとらずに, 他の概念を基本的なものと考え, それらに基づいて上記の概念に関する理論を構成すること, つまり, これらの概念を定義し, それから導かれる定理をのべることも, これらの概念の解明に役立つと思われる。そこでこの論文においては, 以下に述べる (公理的) 性質論PTCEにおいて, 性質, 必然性等の様相的概念を基本的なものとして, 事態, 完全個体概念についての理論を構成する。 (可能的世界に関しては, 別の論文に譲る。) なお, この論文における完全個体概念の定義は, 可能的世界のそれと同様, ライプニッツの考えに基づいている。従ってこれらに関する理論は, ライプニッツ哲学の再構成と見なすこともできるだろう。

1 0 0 0 OA 様相集合論Z5

著者
和田 和行
出版者
科学基礎論学会
雑誌
科学基礎論研究 (ISSN:00227668)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.39-45, 1983-12-25 (Released:2009-07-23)
参考文献数
6
著者
名和田 是彦
出版者
日本法哲学会
雑誌
法哲学年報 (ISSN:03872890)
巻号頁・発行日
vol.1999, pp.77-89, 2000-10-30 (Released:2008-11-17)
参考文献数
10
著者
和田 英夫
出版者
日本法哲学会
雑誌
法哲学年報 (ISSN:03872890)
巻号頁・発行日
vol.1961, pp.49-92, 1962-04-30 (Released:2009-02-12)
参考文献数
47