著者
安田 元久
出版者
学習院大学
雑誌
学習院史学 (ISSN:02861658)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1-16, 1976-02
著者
安田元久編
出版者
新人物往来社
巻号頁・発行日
1985
著者
安田元久編
出版者
新人物往来社
巻号頁・発行日
1990
著者
安田 元樹 田中 文英
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.4O2OS3b01, 2018 (Released:2018-07-30)

社会的相互作用において人が無意識に他者のしぐさや癖、振る舞いを模倣し、また模倣された人は模倣した人に対して良印象や好感を持つことをカメレオン効果と呼ぶ。先行研究において、相手の発話をそのまま繰り返し発話する模倣によって、被模倣者に好印象を与えるカメレオン効果が得られたと報告されている。しかし、このような言語模倣が常に好印象を与えるとは限らないと我々は考える。また、この常に好印象につながるとは限らない模倣要素について調査された研究はない。 そこで本研究は、常に好印象につながるとは限らないと予想される模倣要素を調査することを目的とする。本稿では口癖に着目して、話者の発話をそのまま繰り返して模倣するロボットを模倣条件、話者の発話をそのまま繰り返して模倣しながら話者の口癖を強調するロボットを強調模倣条件とし、この2つの条件間のロボットに対して話者が抱いた印象の違いを調査した。 結果として模倣条件と強調模倣条件に有意な差は見られなかったが、口癖の強調は好印象につながらない可能性が示唆された。
著者
前島 英雄 桂 晃洋 安田 元 木原 利昌
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.16-24, 1982-01-15
被引用文献数
1

本論文では 高集積マイクロコンピュータに適した新しいマイクロプログラム制御方式について述べる.マイクロコンピュータの性能・柔軟性・信頼性を向上するためのマイクロプログラム制御方式として2つの主要な手法を提案する.まず 高い性能及び柔軟性を得るため マクロ命令解読機能をマイクロプログラム・メモリ(μ-ROM)と一体化する構成をとる.このような構成に伴い マクロ命令の解読は命令デコーダといった付加機構を介することなく 直接 μ-ROMのアドレス・デコーダ上で実現する.すなわち マクロ命令からマイクロ命令実行までの応答時間を縮めることで高速性を得る.また 柔軟性に関してはマクロ命令にページ情報を持たせることでμ-ROMを論理的なページに分割し ページ間でのアドレス・パターンに独立性を与える方法で実現できることを示す.次に 高信頼性を得るため マイクロ命令の実行シーケンスの合理性をチェックする.すなわち マイクロ命令中に実行可能な位相を指す位相指示ビットを与え これを基準クロックの位相と比較することで実現する.以上の手法により マクロ命令の解読時間が省略されるとともに 複数の命令セットがμ-ROM の内容だけを変更することで柔軟に対処できる.さらに マイクロ命令の実行レベルでマイクロプログラムの暴走を効果的に検出し得る.
著者
安田 元久
出版者
東京大学
巻号頁・発行日
1962

博士論文

1 0 0 0 源義家

著者
安田元久著 日本歴史学会編集
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
1966
著者
安田 元 薩田 英久 池田 弓子 進藤 芳雄 長沢 孝 石井 當男 池澤 善郎
出版者
The Japanese Society for Dialysis Therapy
雑誌
日本透析療法学会雑誌 (ISSN:09115889)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.485-490, 1993

晩発性皮膚ポルフィリン症 (PCT) が慢性腎不全血液透析患者に合併することが報告されているが本邦では症例は少ない. 慢性腎不全では尿検査からポルフィリン代謝異常を証明することが困難であったことが少ない理由の1つであるが, 本例では特徴的皮膚症状を示し, 糞便中, 透析液中ポルフィリンを分析検討し診断し得た. 症例は慢性糸球体腎炎を原疾患とする慢性腎不全の女性 (37歳) である. 血液透析導入7年後より顔面, 手背の色素沈着, 水疱, 糜爛, 色素脱を伴う小瘢痕を示すようになった. 皮膚生検にてPCTを疑わせた. 本症例と対照として同様の病歴を持つ皮膚症状のない女性慢性腎不全血液透析患者4例を選び, 1日排泄糞便中ポルフィリン量, ダイアライザー; EL201-12R (ethylene vinyl alcohol膜, 膜面積1.2m<sup>2</sup>, 血液流量200m<i>l</i>/min, 透析液流量500m<i>l</i>/min) 使用時, 透析開始1, 3時間後の透析液中ポルフィリン濃度を測定した. 糞便検査では, 患者は対照に比べ, 高uroporphyrin (URO), 高coproporphyrin (COPRO), 高heptacarboxyporphyrin (HEPTA) 排泄を示した. また, URO/COPRO比, HEPTA/COPRO比はいずれも対照に比べ高値であった. 透析液中URO, COPRO濃度も, 透析開始1, 3時間後いずれも対照と比し高値を示した. これらの結果はPCTにおけるポルフィリン代謝異常に一致し, 慢性腎不全血液透析に合併したPCTと診断した. 本例では, 誘因と考えられる鉄剤, 水酸化アルミニウムゲルの使用中止, 鎮痛剤投与量の漸減, さらにダイアライザーと血液回路を遮光し, 皮膚の日光暴露を極力避けることにより皮膚症状の改善と, 糞便中ポルフィリン比の低下を認めた.
著者
横山 敦郎 安田 元昭 山本 悟 網塚 憲生
出版者
北海道大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011-04-28

咬合に起因する微小動揺がオッセオインテグレーションに与える影響を明らかにすることを目的に、ラット上顎臼歯を抜歯後、チタンスクリューを即時埋入し、1週間後に咬合接触を付与し、咬合接触を与えないラットを対照群とし、組織化学的検索を行うとともに、マイクロアレイを用いて遺伝子発現の比較を行った。咬合接触を付与したラットにおいてはスクリュースレッド間の骨梁幅は有意に太くなり、スクレロスチン陽性骨細胞率は低下していた。遺伝子発現については、骨形成やBMP調整に関与する遺伝子が発現していた。これらの結果から、抜歯後即時埋入早期に与える適度の咬合負荷は、オッセオインテグレーションを早めることが示唆された。
著者
安田 元久
雑誌
研究年報/学習院大学文学部 (ISSN:04331117)
巻号頁・発行日
no.16, pp.81-110, 1970-02-05 (Released:2013-03-15)
著者
東野 史裕 進藤 正信 戸塚 靖則 北村 哲也 安田 元昭
出版者
北海道大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011-04-28

本研究では、腫瘍細胞で増殖し、正常細胞ではほとんど増殖しない腫瘍溶解アデノウイルスの開発を試みた。我々は、アデノウイルスの特定のタンパクを欠損したアデノウイルス(AdΔ)が、がん細胞では増殖でき、正常細胞では増殖できないことを解明した。さらに、AdΔはがん細胞で強く細胞死を誘導し、ヌードマウスに作成した腫瘍にも効果を持つことがわかった。これらの結果は、AdΔが腫瘍溶解ウイルスとして利用できることを示している。
著者
横山 敦郎 安田 元昭
出版者
北海道大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2003

本研究においては,歯根膜幹細胞の種々の細胞への分化に関する成長因子の同定および分化した細胞の遺伝子発現様式の差異を明らかにすることを目的に,以下の研究を行った.WKAウィスター系5週齢雄性ラットから,下顎切歯を抜去し,15%FBSおよび抗生剤を含むα-MEM中に静置し,2週後まで初代培養し,アウトグロースした細胞を歯根膜細胞として回収した.回収した細胞を,デキサメサゾン(Dex),アスコルビン酸(Asc),βグリセロフォスフェイト(βGP)を含む培地とこれらを含まないコントロールの培地の2種の培地で2週間培養し,骨関連タンパクであるオステオカルシンと歯根膜特有のタンパクであるXII型コラーゲンについてRT-PCRを行いmRNAの発現を検索した.XII型コラーゲンの発現は,コントロールとDexを含む培地の両者に同様に認められたが,オステオカルシンはDexを含む培地で著しく強く発現していた.この結果から,Dexで骨芽細胞に誘導される幹細胞が,採取された歯根膜細胞には含まれることが明らかとなった.この結果をもとに,Dexを含む培地,b-FGFを含む培地およびこれらを含まないコントロール培地の3種の培地で歯根膜細胞を3日培養した後,RNAを回収し,DNAマイクロチップで網羅的にmRNAの発現を解析した.その結果,mRNAの発現は,b-FGFを含む培地とコントロールの培地では,ほとんど差異が認められなかったが,Dexを含む培地とでは差異が認められた.この結果から,b-FGFは歯根膜幹細胞を分化させることなく増殖させ,またDexは,歯根膜幹細胞を骨芽細胞へ分化させることが示唆された.