著者
渡邉 好文 名和 肇 小池 直人
出版者
Japanese Society of Environmental Infections
雑誌
環境感染 (ISSN:09183337)
巻号頁・発行日
vol.12, no.3, pp.174-176, 1997-11-28 (Released:2010-07-21)
参考文献数
5

Studies of the effectiveness of compact size ultraviolet (UV) air disinfection system against airborne bacteria were conducted in patient rooms with 3.15m×5.0m, 3.8m ceiling. The air disinfection systems were activated 24 hrs per one day. Four points of air sampling of 8 ft3 in volume were performed every one week for 3 months. No limitations were applied to incoming/outgoing of patients and medical staffs.Mean colony count of airborne organisms of air samples with UV air disinfection systems off was 4.0±1.9 CFU/ft3, and reduced to 1.4±1.0 CFU/ft3 after UV air disinfection systems on. Rates of 65% reduction of microorganisms were observed under the condition with air disinfection systems activated (p<0.01). Under existence of patients with infected wound, mean colony count of organisms was still increased, from 2 to 10 times higher, after the treatment of wounds.
著者
長谷川 潔 小池 直己
出版者
日本教科教育学会
雑誌
日本教科教育学会誌 (ISSN:02880334)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.159-164, 1985-01-30

これからの英語教育は情報化社会に対応することを考えるべきであろう。相手から与えられる英語による情報を正しく把握し,こちらの情報を相手に伝えることのできる英語力を身につけるための言語教育を目標とすべきなのである。そのための語学訓練として,英語ニュースを効果的に楽しく用いることができる。本報告においては,英語ニュースをテープで流して,生徒に書き取らせた後,正しいニュース文を提示して,生徒各々に自らの誤答を指摘させ,それ等をカテゴリー別に細分し詳述させた。更に彼等が英語ニュースを書き取る際に感じた点を反省文と感想として論述させた。これ等の資料をレポートの形で提出させ,それ等を分析した。
著者
大仁田 義裕 加藤 信 小森 洋平 酒井 高司 橋本 義武 小池 直之 田中 真紀子 入江 博 宇田川 誠一 谷口 哲也 GUEST Martin 田丸 博士 江尻 典雄 安藤 直也
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

微分幾何学における部分多様体論は,ガウス以来の歴史の長い学問分野で,常に他の諸分野と関わりながら発展してきた.本研究課題は,有限次元および無限次元リー理論,幾何学的変分問題,可積分系理論,幾何解析等の分野と関わり,伝統的な方法を踏まえ無限次元的手法まで視点を広げて,部分多様体論の研究を広範かつ集中的に組織・推進した.有限次元および無限次元等径部分多様体,ラグランジュ部分多様体のハミルトン変分問題,調和写像と可積分系等を研究推進,新しい方法と結果を与えた.また,この研究領域における国際的な協力体制を整備し,若手研究者たちの活動も大いに促進した.
著者
小池 直己
出版者
日本教科教育学会
雑誌
日本教科教育学会誌 (ISSN:02880334)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.51-56, 1987-09-30

これまで放送英語を教材とした研究を「放送英語の教育的効果に関する研究(I)〜(IV)」として本学会誌に発表してきたが,その研究では放送英語を教材としたdictation誤答分析,作文指導,文体指導,listeningの指導を具体的に考察してきた。それらの研究を踏まえて,本報告では英語音声学の視点から,放送英語聴解の難点や,学習者が間違えやすい発音を分析し,放送英語を教材とした効果的な音声指導を考えてみた。研究調査の資料として用いたデータは,大東文化大学外国語学部英語学科3年生74名を対象としたもので,彼等がL.L.の授業で特に頻繁に犯したdictationの誤りを取上げて,英語音声学的視点から分析したものである。