著者
柏原 翔一 木崎 通 杉田 直彦
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2019年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.213-214, 2019-03-01 (Released:2019-09-04)

近年の工作機械は加工精度と加工能率を更に高めるために,従来よりも高剛性・高減衰性・低熱膨張性である工作機械構造体を開発することが求められている.そこで,本研究ではミネラルキャストを適用した高剛性・高減衰性・低熱膨張性である構造体を開発することを目的とする.ミネラルキャストの外殻を鉄で覆った構造体を提案し,解析や実験により静的変形・減衰性が従来の鋳鉄の構造体よりも高く熱膨張が小さくなったことを確認した.
著者
勝田 優 小阪 直史 村田 龍宣 舩越 真理 井上 敬之 山下 美智子 杉田 直哉 勝井 靖 澤田 真嗣 大野 聖子 清水 恒広 藤田 直久
出版者
一般社団法人 日本環境感染学会
雑誌
日本環境感染学会誌 (ISSN:1882532X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.5, pp.354-361, 2015 (Released:2015-12-05)
参考文献数
22
被引用文献数
2

病棟での輸液調製では,調製時の汚染防止により注意を払う必要がある.病棟での輸液調製の現状把握のため,空気清浄度,調製環境,輸液メニューについて血液内科と外科病棟を対象に多施設間調査を実施した.空気清浄度調査は,5施設9部署にて実施し,パーティクルカウンターとエアーサンプラーを用いて浮遊粒子数と浮遊菌の同定・コロニー数を測定した.環境と輸液メニューの調査は,9施設13部署を対象に,調製現場の確認と10日間の注射処方箋(7,201処方)を集計した.空気清浄度は,0.5 μm以上の粒子数が,最も多い部署で3,091×103,少ない部署で393×103個/m3であった.浮遊菌は,黄色ブドウ球菌は3部署のみの検出であったが,コアグラーゼ陰性ブドウ球菌,Micrococcus属,Corynebacterium属やBacillus属は全部署より検出された.調製台は,9部署で空調吹き出し口の直下にあり,10部署でスタッフの動線上に設置されていた.混合のあった4,903処方のうち,3時間以上の点滴が31%を占めた.病棟での輸液調製マニュアルを整備していたのは,9施設中3施設のみであった.調査から,輸液調製台エリアの空気清浄度は低く,3時間を超える点滴が3割以上を占めるなど,細菌汚染が生じるリスクが高い可能性が示唆された.輸液汚染リスク軽減のため,日本版の病棟での輸液調製ガイドラインの策定が望まれる.
著者
長 隆之 佐藤 雅也 森木 和也 杉山 聡 杉田 直彦 中尾 政之
出版者
一般社団法人 日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.37, no.8, pp.718-725, 2019 (Released:2019-10-18)
参考文献数
21

Motion planning for robotics manipulation is an essential component for automating various tasks. In this study we discuss optimization-based motion planning methods for robotic manipulation. The optimization-based method can compute smooth and collision-free trajectories with relatively short computational cost. Although existing methods are often designed to output a single solution, the objective function is often multimodal and there exist multiple solutions to achieve a given task. On such a task, obtaining multiple solutions gives a user an opportunity to choose one of the solutions based on factors which are not encoded in the objective function. To address this issue, we propose a motion planning framework that finds multiple solutions. The proposed method is validated in simulated environments with a four-link manipulator in 2D space and a 6 DoFs manipualtor in 3D space.
著者
高橋 任美 杉田 直 山田 由季子 鴨居 功樹 高瀬 博 望月 學 丸山 和一 木下 茂
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.1281-1283, 2009-08-15

要約 目的:ぶどう膜炎の発症と経過などに及ぼす月経の影響の報告。対象と方法:ぶどう膜炎で通院中の女性54名に,月経周期とぶどう膜炎の自覚症状について問診を行った。年齢は12~51歳(平均31歳)で,内訳はサルコイドーシス8名,原田病8名,Behçet病7名,特発性ぶどう膜炎26名,その他5名である。結果:9名(17%)が月経がぶどう膜炎の自覚症状に関係すると答えた。うち8名では月経直前から月経期間中に症状が悪化した。54名中8名にぶどう膜炎の発症後に妊娠した経験があり,うち出産した5名全例で出産後にぶどう膜炎が一時的に悪化した。結論:ぶどう膜炎がある女性では,月経周期により女性ホルモン動態が変化し,ぶどう膜炎の発症または経過に影響する可能性がある。
著者
杉田 直道 窪田 与志 生水 真紀夫 三輪 正彦 寺田 督 西田 悦郎
出版者
公益社団法人 日本臨床細胞学会
雑誌
日本臨床細胞学会雑誌 (ISSN:03871193)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.33-39, 1984-01-25 (Released:2011-11-08)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

妊娠ラットの膣内吸引Smear像, ならびに組織を作製し, 正常性周期各期における像と比較検討した.その結果妊娠第1日目はいわゆる発情期 (Estrus) に近い像で, 多数の精子と無核表層細胞が大部分を占め, 午後より角質層は剥離し白血球がしだいに多くなり, 2日目にはいわゆる発情間期 (Diestrus) に類似した像を呈した.しかし4~5日目以後, 膣上皮の増殖とともに腔腔に面する上層部より細胞の円柱化, 粘液形成化 (Muci丘cation) が起こり, 一般のDiestrusとは全く違った像を呈した.妊娠末期にMucificationはPeakに達し, その幅も7~10層になり細胞像でも円柱形粘液細胞の大きな集団として認められた.一般に妊娠初期ラットでは, そのSrnear像がいわゆるDiestmsに類似しているといわれるが厳密にはかなりの違いがあり, とくに粘液形成化が最も重要な点と思われた.ただし正常周期群においてもlate-Diestrusより粘液細胞は出現しており, 妊娠群との質的な差はあまり認められなかった.粘液形成化発生はEstrogenをBaseにしたProgesteroneの作用によると推定されるが, 副腎性Androgenによっても発現しており, また下垂体系のホルモンの関与を主張する報告もあり, そのメカニズムはいまだ判然としていない.今回方法において塗抹前の固定法を試みたが, 保存の良い細胞が多数採取されており臨床的にも応用されるものと思われた.
著者
杉田 直彦
出版者
東京大学 大学院工学系研究科
巻号頁・発行日
2005-11-17

報告番号: 乙16381 ; 学位授与年月日: 2005-11-17 ; 学位の種別: 論文博士 ; 学位の種類: 博士(工学) ; 学位記番号: 第16381号 ; 研究科・専攻: 工学系研究科産業機械工学専攻
著者
鈴鹿 哲也 国本 雅夫 杉田 直己 清水 聡
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.93, no.256, pp.57-62, 1993-09-30

通信制御LSIの動作の解析結果に基づき、高スループット実現のための処理方式を提案する。単位時間当りいくつのパケットを通信できるかという通信制御LSIの性能は「1つのパケットに対する処理の総量」だけでなく、各処理をどのような順序で実行するかという「処理スケジューリング」にも依存することを示す。そして高スループットを実現するための、「情報転送処理と送達確認処理」のスケジューリング方式及び「連続パケット受信時の処理」のスケジューリング方式を提案し、その効果を実測により明らかにする。

1 0 0 0 OA 小精神病学

著者
杉田直樹 著
出版者
金原商店
巻号頁・発行日
1933
著者
杉田直樹 著
出版者
内外書房
巻号頁・発行日
1924