著者
三村 均 福森 充 大谷 登蔵 菅野 卓治 Hitoshi MIMURA Mitsuru FUKUMORI Tozo OTANI Takuji KANNO 東北大学選鉱製錬研究所 東北大学工学部原子核工学科:(現)日本データスキル株式会社 東北大学大学院工学研究科:(現)日揮株式会社 東北大学選鉱製錬研究所
出版者
東北大學選鉱製錬研究所
雑誌
東北大學選鑛製錬研究所彙報 = Bulletin of the Research Institute of Mineral Dressing and Metallurgy, Tohoku University (ISSN:0040876X)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.19-26, 1979-09-22

The distribution of cesium ion and the properties of ion exchange was studied in various kinds of zeolites, i.e. synthetic mordenite, natural mordenites and clinoptilolites. The distribution coefficients of cesium (K_<Cs>) exceeded 10^3 even in acidic region (pH~1), though the K_<Cs> values somewhat decreased with increasing acidity. The dynamic properties of ion exchange were examined by zeolite-column process and the break-through curves were obtained at different flow conditions. The break-through capacity, the total capacity and the column utilization increased with the increase in column temperature and with the decrease in the flow rate. Heat treatment resulted in an increase in the strength of zeolites, which was desirable for handling them. The zeolites heated at 300℃ and 500℃ increased in their total capacity of ion exchange of Cs and the granulated zeolites heated at 500℃ improved in its exchange rate and column utilization.
著者
小河原 義朗 Yoshiro OGAWARA 東北大学大学院
雑誌
東北大学文学部日本語学科論集 = Journal of the Department of Japanese, Tohoku University (ISSN:09174036)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.13-22, 1996-09-30

発音矯正の際、学習者は教師の発音をどのように聞き取り、発音しているのか、その実態を韓国人日本語学習者を対象に調査を行なった。その結果、学習者は教師が繰り返すモデル発音と反復している自分自身の発音が同じかどうか判断することが困難であるが、よく聞き取れる学習者ほど有効な聞き取りの基準を明確にもっていた。更に、発音する際にも有効な基準をもって発音し、自分自身の発音を聞いたときにその基準どおりに発音できているということが聴覚的にも聞き取れている学習者ほど発音もよくなっている傾向がみられた。
著者
園田 博文 Hirofumi SONODA 東北大学大学院
雑誌
東北大学文学部日本語学科論集 = Journal of the Department of Japanese, Tohoku University (ISSN:09174036)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.140-129, 1996-09-30

国語史の研究で重要な位置を占める後期上方語について、上方洒落本25編、上方噺本20編等の資料を用い、助詞融合の問題を扱った。この助詞融合の全体像を把握することにより、後期上方語の特徴を、後期江戸語との比較を通して明らかにした。更に、助詞融合のうちの、一人称代名詞と係助詞「は」との連接について取り上げ、融合する場合と融合しない場合との差異を、発話者の位相、場面等の面から考察した。その結果、洒落本・噺本・滑稽本に似通った傾向が見られ、遊里関係女子は、融合形を使う度合が極めて高いが、その他の女性あるいは男性の場合は、上位者から下位者への発話、怒りを含む場面等に多く融合形を使用する傾向のあることが判ってきた。
著者
文 慶〓 Kyung Chol MOON 東北大学大学院
出版者
東北大学大学院文学研究科言語科学専攻
雑誌
言語科学論集 = Journal of linguistic science, Tohoku University (ISSN:13434586)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.99-109, 1997-12-31

動詞連用形は名詞化する場合があり、これは複合動詞語構造の中でも同様である。この名詞化を、本論では品詞分類の形式的な問題ではなく、語構成構造の中で意味的な側面で捕らえる。本論では後項要素「たてる」を中心に分析を試みたが、その結果前項動詞の連用形が「名詞化する」と「名詞化しない」の二つの種類に別れることがわかった。それによって後項動詞「たてる」の意味機能が前項動詞が名詞化する場合には「意味の強調化」、名詞化しない場合には「確立、完成、結果の出現」になる。