著者
実森 仁志
出版者
日経BP社
雑誌
日経インタ-ネットテクノロジ- (ISSN:13431676)
巻号頁・発行日
no.47, pp.182-185, 2001-06

インフォマートは5月14日,食品食材業界向けの会員制情報提供サイト「FOODS Info Mart」のシステムをリニューアルした。アクセス増加時にパフォーマンスを低下させないため,容易にマシンを増設(スケール・アウト)できる構成を採用。3階層システムを採用し,各層の役割が明確になるようにプログラムを再構成した。ボトルネックを判別し,的確にスケール・アウトするためである。
著者
実森 仁志
出版者
日経BP社
雑誌
日経Internet solutions (ISSN:13476580)
巻号頁・発行日
no.77, pp.110-113, 2003-12

コーエーは6月,家庭用ゲーム機「プレイステーション2」向けにオンライン・ゲーム・サービス「信長の野望Online」を開始した。アクセス集中時の安定性を確保するため,サーバーのブレードごとに異なるプログラムを稼働させ,処理負荷を分散させた。サーバー資源を効率よく使うための運用支援機能も整えた。(実森 仁志) 「サービス開始直後の1週間で,2万人のアクセスが殺到。
著者
実森 仁志
出版者
日経BP社
雑誌
日経インタ-ネットテクノロジ- (ISSN:13431676)
巻号頁・発行日
no.48, pp.48-57, 2001-07

サーバー負荷分散装置の高機能化が進んでいる。URLなどHTTPヘッダーといったアプリケーション・レベルの情報を解釈して,柔軟かつ的確にデータを振り分ける製品が増えてきた。トランザクション処理を実行する携帯電話向けサイトで利用したり,クライアントの種類によって特定のサーバーに振り分けたりするときに活用しやすい。
著者
実森 仁志
出版者
日経BP社
雑誌
日経システム構築 (ISSN:13483196)
巻号頁・発行日
no.140, pp.148-157, 2004-12

「顧客向けシステムで致命的な障害が月に1〜2度発生し,その顧客対応や復旧作業に追われる日々。抜本的な対策にまで手が回らなかった」(丸紅情報システムズ ビジネスサービス本部 ネットワークサービス部 NS第3チーム課長 阿部秀一氏)——。 多くの運用現場は毎日忙しいが,その作業内容は後手後手の対処策ばかり。システムの企画や改善にまで及ばない。
著者
兜森 仁志 安彦 智史 長谷川 大 佐久田 博司
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.931-932, 2015-03-17

近年,オンライン講座やe-leaningシステムを利活用した講義などPCを利活用した教育手法が増加している.これらの教育手法を用いた講義は,従来における教員との対面型講義と異なり,受講者がPCと向かい合うため,授業に集中しているか把握しづらいという問題がある. そこで,本研究では集中力と関係が深いとされる瞬きに着目し,ノートPCに付属している低解像度カメラ画像から瞳孔座標の変化量を用いることにより,瞬目数を計測するシステムを提案する.さらに,本システムにより,e-learningシステムを利用中の学習者の瞬きを検出し,集中度との関連を調査する.
著者
実森 仁志
出版者
日経BP社
雑誌
日経Internet solutions (ISSN:13476580)
巻号頁・発行日
no.75, pp.51-53, 2003-10

異なる組織が構築・運営するシステム間でシングル・サインオンを実現する仕様「Liberty Specifications1.0」に基づく,国内初の実証実験が進んでいる。総務省が学校教育の情報化を目指して実施する「EduMart実証実験」である。実験を通じて,Liberty仕様が抱える課題が明らかになってきた。
著者
金森 仁志 浅井 義行 若江 祐子 窪田 英明 尾崎 吉明 松本 政雄
出版者
THE SOCIETY OF PHOTOGRAPHY AND IMAGING OF JAPAN
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.66, pp.96-97, 2003

Theoretical and experimental approaches for edge enhancement effect of vision on an X-ray radiographic image were carried out. Psychophysically enhanced portions in density unit at the both sides of a step edge image were derived from MTF's of vision and radiographic systems. Experimantal values were obtained using our new method. Experimental values distributed around theoretical values, and their qualitative behaviour was similar to that of theoretical values. Discrepancy between theoretical and experimental results dues to nonlinearity of human visual system.
著者
有村 秀孝 窪田 英明 松本 政雄 金森 仁志
出版者
THE SOCIETY OF PHOTOGRAPHY AND IMAGING OF JAPAN
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.228-235, 1998

本研究の目的は医療用増感紙-フィルム系に対する特性曲線の形の管電圧依存性を調べることである。管電圧50kVから100kVで5種類の系の特性曲線を測定した。それは両面増感紙/両面乳剤フィルム系 (dual system) を使って作成したX線写真の (1) 両面乳剤,(2) フロント乳剤と (3) バック乳剤の特性曲線とフロント増感紙またはバック増感紙からの光を遮断したdual system (single system) を使って作成したX線写真の (4) フロント乳剤と (5) バック乳剤の特性曲線である。ダブルクロスオーバー光を考慮して特性曲線の形の管電圧依存性を理論的に調べるために, SilbersteinとVybornyの特性曲線の式を変更した。その式を使うために, フロント増感紙が発する露光量に対するバック増感紙の発する露光量の比 (相対露光量) の管電圧依存性を求めた。相対露光量は特性曲線の形に最も影響を及ぼす要因である。結果として, 測定した5種類の特性曲線の形は管電圧にほとんど依存しなかった。本研究で用いた系に関して, 変更した式を使い, 次の2つのことを示した。(1) 管電圧50kVから100kVまでの相対露光量の0.538から0.667の範囲ではdualsystemの特性曲線の形はほとんど変化しない。(2) 相対露光量が0.4以下になる低い管電圧ではdualsystemの両面乳剤の特性曲線の形が明かに変化する。
著者
森 仁志 榊原 均
出版者
名古屋大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2005

茎のプラスチドに局在し、頂芽切除によって変動するタンパク質を網羅的に同定することで、茎のオルガネラを理解し、腋芽の成長制御をオルガネラの観点から解析することを目的としている。頂芽切除前後のエンドウの茎からプラスチドを調製し、両プラスチドに含まれるタンパク質で量が変動するものを、質量分析法を用いた比較プロテオーム解析により検索した。比較プロテオーム解析は、質量の異なる修飾基(^<12>Cが^<13>Cに置換してある)を用いて、比較する試料を標識し、両者の量比を比較することによって行った。今年度はICPL(Isotope Coded Protein Labeling)法とNBS(13CNBS Stable Isotope Labeling)法で比較プロテオーム解析を行った。ICPL法では、まず両試料のタンパク質群のLys残基のε-アミノ基をニコチン酸(^<12>C_6/^<13>C_6)-NHSで修飾した。次にタンパク質群の複雑度を下げるために、SDS-PAGEでタンパク質を分画し、ゲルを87片の短冊に切り出した。各ゲル片をトリプシンでin gel消化し、生じたペプチド断片を逆相クロマトグラフィーで約50の画分に分画し、MALDI-TOF MSで解析した。質量差が6マスのペアペプチドイオンを探し、両者の量を比較した。その結果、頂芽切除前と切除3時間後、6時間後で量比に変化のあるペプチドが見いだされたが、概ね2倍以内の差であった。一方、NBS法ではタンパク質中のTrp残基を質量の異なるNitrobenzenesulfenyl(NBS)基(^<12>C_6/^<13>C_6)で特異的に修飾した。標識したタンパク質群をトリプシンで消化後、標識されたペプチドを、標識によって増加したペプチドの疎水性を利用しPhenyl Sepharoseカラムで濃縮した。このことによりペプチドの複雑度を下げることができた。8画分に分画した溶出試料をMALDI-TOF MSで解析し、質量差が6マスのペアペプチドイオンを探し、両者の量を比較した。しかし、ICPL法の場合と同様に顕著な差のあるペプチドを検出することはできなかった。
著者
森 仁志
出版者
名古屋大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2009

頂芽優勢は頂芽が腋芽の成長を抑制して優先的に成長する現象である。本研究では、オーキシンによるPsIPT転写抑制の分子機構と、サイトカイニンによる腋芽休眠解除の分子機構を明らかにすることを目的として研究を行った。PsIPT2プロモーター::GUSを導入したシロイヌナズナは、オーキシンに応答してプロモーターの活性が抑制された。このPsIPT2プロモーター::GUS入シロイヌナズナを変異処理し、オーキシンによる転写抑制が起こらなくなるmutantのスクリーニングを開始した。元の形質転換体は根端を除く根がGUS染色される。従って植物体を発根3日目に0.1μM NAAを含む寒天培地に移し1週間NAA処理をした後に、根がGUS染色されなくなる個体を選抜する、あるいは根全体と根端もGUS染色される個体を選抜する。これまでに候補となるようなmutantは選抜できていない。また、細胞周期制御から腋芽の休眠を解析した。休眠腋芽の細胞周期はG1期で抑制されている。これまでの知見から、cyclin/CDK/KRP/PCNAがタンパク質複合体を形成していると推測されている。この点を明らかにするために、CDKにaffinityのあるp13^<sucl>カラムを用いて、休眠腋芽抽出液から複合体の単離を試みた。得られた画分をトリプシン消化後、質量分析計で解析した。リガンドにしたp13^<sucl>と、CDKと思われるタンパク質は検出されたが、KRPと推定できるタンパク質は検出されなかった。
著者
森 仁志
出版者
関西大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011

現代社会では、スポーツのナショナル・チームが国際試合で繰り広げるパフォーマンスやプレースタイルは、国民を表象する記号として機能する。本研究の目的は、ラグビーを事例として、代表選手の身体を通じて「日本らしさ」が語られ意味づけられるプロセスを提示・分析することにある。具体的には、日本と英国の国際試合をめぐる言説を両国のメディアから収集することによって、ラグビー「母国」と「後進国」のヘゲモニックな関係性のなかで、記号としての「ジャパン」(日本代表)=国民の表象が、いかに生成・流通・消費されてきたのかを明らかにする。