著者
石井 幸雄 浜田 行弘 菅 真城 松岡 美佳
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
vol.63, pp.79-100, 2012

「教育情報の公表」が義務化され、大学の見える化は確実に進んでいる。しかし、その内容は、最低限必要な情報という基準で見てもまだまだ不十分である。社会が求めているかではなく、大学が有する教育情報を積極的に提供していくかが問われているのである。本稿では、大学のホームページによる「情報公表」及び文書管理の実情について、調査・分析することにより、「教育情報の公表」を進化させるためには、どのような改善が求められるのか、その組織的・機能的な方法について検討を行い、主に文書管理の観点から大学の自主的・自律的な質保証及び教育の質的向上に資する提言を行う。
著者
勝木 俊雄 岩本 宏二郎 石井 幸夫
出版者
森林総合研究所
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.7-48, 2011 (Released:2012-12-03)

多摩森林科学園のサクラ保存林では全国の主な名木や栽培品種を収集し、およそ600栽培ライン1600個体のサクラを植栽している。サクラの栽培品種に対してその開花期はきわめて重要な特性であるが、‘染井吉野’の開花期以外の観測例は少ない。多摩森林科学園では、開花期の観測を1981年から総計で494個体に対しておこなってきた。そこで2010年までの30年間の494個体の平均開花日と平均満開日、および欠測が少ない148個体の各年の開花日・満開日を公表する。
著者
勝木 俊雄 岩本 宏二郎 石井 幸夫
出版者
森林総合研究所
雑誌
森林総合研究所研究報告 (ISSN:09164405)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.7-48, 2011-03
被引用文献数
1

多摩森林科学園のサクラ保存林では全国の主な名木や栽培品種を収集し、およそ600栽培ライン1600個体のサクラを植栽している。サクラの栽培品種に対してその開花期はきわめて重要な特性であるが、'染井吉野'の開花期以外の観測例は少ない。多摩森林科学園では、開花期の観測を1981年から総計で494個体に対しておこなってきた。そこで2010年までの30年間の494個体の平均開花日と平均満開日、および欠測が少ない148個体の各年の開花日・満開日を公表する。
著者
根立 恵子 石井 幸江 米田 泰子 由比 ヨシ子
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.215-222, 2012 (Released:2014-02-28)
参考文献数
27
被引用文献数
4

食生活管理者を目指している女子大学生224名を対象として,魚類や肉類の利用状況と,食経験や居住環境がその利用状況にどのように影響するかを調べた。 育った環境が海から離れていても,新鮮な魚類を食べて育つという食経験が,魚類に対する嗜好を高めていた。調理技術の伝承は家庭が多くの役割を担い,魚料理では53.6%,肉料理は62.9%の学生が母・祖母から伝承されていた。学校教育の関与も見られ,魚料理は27.7%,肉料理は18.8%の学生が学校からと答えた。 魚類や肉類の摂取頻度に居住形態が影響し,1人暮らしの学生は豚肉と鶏肉を多く食べる傾向にあった。自宅生は比較的魚類,牛肉の利用が多かった。居住形態によって使われる調理操作も多少異なり,自宅生は魚類では生,牛肉では焼く,鶏肉では揚げる操作を比較的多く使っていた。1人暮らしの学生は魚類,肉類ともにフライパンがあれば調理が可能なソテーを多く使い,揚げる操作の利用は少なかった。