著者
石澤 伸弘 横山 茜理 関 朋昭
出版者
日本生涯スポーツ学会
雑誌
生涯スポーツ学研究 (ISSN:13488619)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.55-62, 2016 (Released:2017-08-16)
被引用文献数
1

In Hokkaido have been carried out sports training camp of about 2,000 every year, also visited many top sports teams. The purpose of this study was to clarify the selection factors of the top sports teams that have done a sports training camp in Hokkaido. In this study, interviews were carried out two women's basketball teams and a women's softball team, a men's rugby team coaches and the managers to subject. Data obtained by interview, the visualization was conducted by Fish Bone Diagram which was devised by Ishikawa(1956).As a result, facility, support, meal, climate, and name recognition, were five factors of the extraction, the factors for being selected as sports training camp has been shown.
著者
石澤 伸弘
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.96_2, 2016

<p> 教員の高齢化や体罰事件などに端を発した、部活動やクラブ活動など課外活動(以下、部活動)への問題点や限界説が叫ばれて久しい。最近では「部活顧問はブラック過ぎる」とのことで、中学・高校の部活動を巡り、顧問を務める教員の多忙さや、休日返上の活動などの問題点を改善しようと、若手教員らのネットによる署名活動も行われている(氏岡、2016)。北海道教育大、東京学芸大、愛知教育大、大阪教育大の4教育系大学が連携して、教員養成の高度化支援システムの構築を目指す「HATOプロジェクト」において、全国の小・中・高校の教員を対象に「教員の仕事と意識に関する調査」を実施し、5,373名より回答を得た。本調査では、上記した部活動に関する問題点を裏付ける結果が示され、「部活動・クラブ活動の指導が負担である」と回答している教員が小学校で約35%、高校で約60%、そして中学では約70%存在することが明らかとなった。</p>
著者
二宮 浩彰 工藤 康宏 石澤 伸弘
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

本研究は、北海道のスポーツ・ツーリズム動態を把握した上で、外国人旅行者を魅了するスポーツ・ツーリズムの観光資源を探るための調査研究を実施することを目的とした。北海道におけるスポーツ・ツーリズムの観光資源を目当てに訪日しているヨーロッパ、北米、アジア、オセアニアからのインバウンド外国人旅行者に焦点を当てることにした。北海道ニセコ地域の訪日外国人スポーツ・ツーリストを調査対象として、スキー/スノーボードの参加と経験、技能と知識、用具と投資、ライフスタイル、スキー/スノーボード旅行の選好、ニセコリゾートへの地域愛着、個人属性について、英語/中国語による質問紙調査を実施してデータを収集した。結果として、外国人スキーヤー & スノーボーダーのスポーツ・ツーリスト行動の実態を明らかにすることができた。そして、ニセコ地域の現状についての聞き取り調査を行い、外国人スキーヤー & スノーボーダーの来訪動向と現地調査の研究成果との検証を行った。
著者
長ヶ原 誠 石澤 伸弘
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

国内外のマスターズスポーツ振興事業に関する調査の結果、マスターズスポーツ大会の開催や熟年者を対象としたスポーツ推進キャンペーン事業が、開催地への社会経済的効果だけでなく、その結果、マスターズイベントの開催や参加者のスポーツ活動がもたらす身体的健康、心理的健康、教育、コミュニティ、社会文化面での便益に代表される個人的・社会的便益の側面が明らかとなった。またマスターズスポーツ大会の開催によるアクションリーサーチを通じたインパクト評価とアウトカム評価の結果、仮説として掲げていた、個人のライフスタイル活性化、地域の活性化、社会活性化、次世代教育の活性化が認識され、生涯スポーツを振興させる有効な事業であることが実証された。
著者
長ヶ原 誠 石澤 伸弘
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

中高齢者の運動・スポーツ希望種目数に影響する要因は、対象者全体ではレジャー便益期待値、現在の運動・スポーツ実施頻度、健康自己評価レベルであった。次に、男性ではレジャー便益期待値と現在の健康自己評価レベル、女性では支援便益期待値と現在の運動・スポーツ実施頻度であった。最後に、中年期では現在の運動・スポーツ実施頻度、レジャー便益期待値、高齢者では現在の健康自己評価レベルと、レジャー便益期待値であった。