著者
阿部 学
出版者
ニュ-・サイエンス社
雑誌
動物と自然 (ISSN:03864782)
巻号頁・発行日
vol.15, no.9, pp.p12-16, 1985-08
被引用文献数
1
著者
阿部 学 藤川 大祐 狩野 明香理
出版者
一般社団法人 CIEC
雑誌
コンピュータ&エデュケーション (ISSN:21862168)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.46-51, 2016-12-01 (Released:2017-06-01)

将来の「教育の情報化」を担う教員を養成することをねらい,教員養成学部においてアプリ教材を制作する授業を行い,小学校でのアプリ体験の実践までを行った。小学校での実践の結果や,学生へのアンケート結果からすると,この授業では概ねねらいを達成できたと考えられる。
著者
阿部 学
出版者
千葉大学教育学部授業実践開発研究室
雑誌
授業実践開発研究 (ISSN:18848818)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.41-50, 2008-03

本論は、あるミュージシャンによる歌づくりの授業の中で活用された「作詞ノート」を取り上げ、その表現活動における教育方法的意義について論じたものである。授業を行ったのは、筆者が参加しているロックバンド「sjue」のメンバーである。「作詞ノート」とは、「sjue」のボーカリストSjueのノートを称したものであり、その特徴は、常に携帯しておき、思いついたことは文でも絵でも何でも書き込んでおくことにある。この「作詞ノート」を子どもたちに配布した上で歌づくりの授業を行い、子どもたちの表現活動にどのような効果があったのかを考察した。授業を行った結果、自分の表現を振り返り新たな表現を摸索するなど、子どもによって多様な効果がみられた。また、これら様々な効果をまとめた結果、日常の文脈にそくした表現活動を行うことの意義や、表現者の表現方法を考察していくことの重要性など、表現活動にっいての新たな視座が得られた。
著者
山本 長紀 北村 尚紀 飯島 淳 阿部 学 長嶋 昌子
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 The bulletin of Kisarazu National College of Technology (ISSN:21889201)
巻号頁・発行日
no.48, pp.103-109, 2015-01

The goal of the current paper is to report a song-making project for Foreign Language Activities at elementary school. A project group ""E-UTA Project"", in which project members make original songs based on teaching materials of Foreign Language Activities, plan lessons with the original songs, and conduct the lessons at elementary schools, organized the activity. The project has made several original songs for Foreign Language Activities with the following concepts; melodies that learners can enjoy, tunes that help learners understand lyrics, and repetitions of target phrases that learners learn through the songs. The project members conducted numbers of lessons with the original songs at elementary schools. Through these lessons, members observed that some learners showed their interests more than they usually showed to what they were learning through the songs.
著者
夏目 里恵 阿部 学 菅井 智昭 葉山 文恵 崎村 建司
出版者
新潟大学
雑誌
新潟医学会雑誌 (ISSN:00290440)
巻号頁・発行日
vol.119, no.12, pp.730-734, 2005-12-10

グルタミン酸興奮毒性は,脳虚血やてんかんなどの急性疾患ばかりでなく,長い過程を経る神経変性疾患による神経細胞死の原因としても注目されている.グルタミン酸受容体チャネルは,興奮毒性発現機序において中心的な役割を果たしていると考えられてきた.とりわけ,高いCaイオンの透過性を持つNMDA型グルタミン酸受容体はその鍵を握る分子として注目されてきた.この受容体の機能特性を決定する4種類のGluRεサブユニットノックアウトマウスを用いて,カイニン酸急性毒性におけるNMDA型受容体の関与を検証した.その結果,GluRε1サブユニットがカイニン酸による興奮毒性発現に最も重要な役割を果たしていることが明らかになった.さらに,小脳顆粒細胞に有意に発現するGluRε3や幼者期に主な発現があるGluRε4にも毒性発現への影響力が有ることから,NMDA型受容体は様々な機序で興奮毒性に関与していることが示唆された.
著者
崎村 建司 夏目 里恵 阿部 学 山崎 真弥 渡辺 雅彦 狩野 方伸
出版者
新潟大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

本研究の目的は、グルタミン酸受容体の発現と安定性、さらにシナプスへの移行と除去が細胞の種類や脳部位により異なった様式で調節され、このことが単純な入力を多様な出力に変換し、複雑な神経機能発現の基礎課程となるという作業仮説を証明することである。この解析ために、4種類のAMPA型グルタミン酸受容体、4種類のNMDA型受容体はじめとして複数のfloxed型標的マウスを樹立した。また、GAD67-Creマウスなど幾つかのCreドライバーマウスを樹立した。これらのマウスを交配させ解析した結果、海馬CA3では、GluN2BがシナプスでのNMDA型受容体の機能発現に必須であることを明らかにした。また、小脳TARPγ-2とγ-7がAMPA型受容体の発現に必須であることを見出した。さらに発達期のシナプスにおいて、GluN2AとGluN2Bが異なった様式でAMPA型受容体を抑制することを単一神経細胞でのノックアウトを用いて示した。