著者
坂元 昴 大西 文行 大橋 功 小田桐 忍 カレイラ松崎 順子 岸本 肇 光野 公司郎 近藤 俊明 末藤 美津子 出口 保行 藤後 悦子 馬場 伊美子 伴 浩美 福崎 淳子 益井 洋子 坂元 章 堀田 博史 松田 稔樹 磯 友輝子 岩崎 智史 高田 隆 高梨 珪子 坪井 寿子 鈴木 光男 田中 真奈美 竹内 貞一 山村 雅宏 齋藤 長行
出版者
東京未来大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

本研究では、21世紀に生き、開拓する21世紀型能力を中核に、幼児・児童における未来型能力、幼児・児童における未来型能力の育成、未来型能力を指導できる指導者の育成の3段階にわたる研究を、既存研究の検討整理、独自の調査、研究を踏まえて、社会貢献する成果としてまとめた。初年度から2年度にかけて21世紀型の幼児像を様々な能力領域で明らかにし、2年度から3年度にかけて、各領域で、これらの能力を育成するシステムを設計試行評価し、さらに、能力育成を指導する指導者の教育システムを検討、整理、設計、試行実施した。
著者
正木 博明 柴田 健吾 星野 秀偉 石濱 嵩博 齋藤 長行 矢谷 浩司
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.61, no.12, pp.1892-1902, 2020-12-15

ナッジは人の選択肢を奪うことなく人の行動をある方向に誘導するものである.本研究では,若年層ユーザがSNSにおけるプライバシや安全上の脅威を避けるためのナッジの効果を検討した.プライバシや安全上の脅威に関する9つのシナリオにおける若年層SNSユーザの意思決定が,15種類の異なる警告文のナッジによってどのように変化するのかを比較するオンライン調査を実施した.若年層SNSユーザから合計38,606回答を収集し,異なるナッジが回答に与える影響を統計的に分析した.最後に,若年層SNSユーザのためのナッジデザインのデザイン指針を述べる.
著者
齋藤 長行 吉田 智彦
出版者
総務省情報通信政策研究所
雑誌
情報通信政策レビュー (ISSN:24356921)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.E101-E125, 2013 (Released:2020-09-05)

今日、青少年において携帯通信デバイスの利用が普及しており、それに伴い青少年に対して有害な情報との遭遇の問題、不適切利用・取引の問題、セキュリティや個人情報流出の問題など様々な問題が生じている。特に、近年においては青少年層に対するスマートフォンの普及が急速に進んでおり、青少年におけるスマートフォンの利用環境整備に着手することが急務となっている。本稿では、全国23校の国公私立高等学校等の協力を得て、1,428人のスマートフォンを所有する高校1年生等を対象としたアンケート調査結果を分析し、青少年のスマートフォンの利用環境整備の政策的課題について言及する。分析の視点としては、3GとWi-Fiの利用環境、スマートフォンのフィルタリング、アプリケーション、個人情報漏洩などの問題について言及し、特に業界による自主規制およびそれを支える共同規制に関する政策的な課題について議論を展開する。
著者
山根 信二 玉木 欽也 権藤 俊彦 半田 純子 齋藤 長行 新目 真紀 長沼 将一 長沼 将一 新目 真紀
出版者
岡山理科大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

多業種にまたがりソーシャルメディアを活用できる人材の育成プログラムを確立した.ソーシャルメディア/デジタルコンテンツの適切な利用環境をデザインしさらにアセスメントできる専門家を「ソーシャルコミュニティデザイナ」として定義し、平成26年度に(1)ソーシャルコミュニティデザイナに必要なコンピテンシの体系化を行い、平成27年度に(2)コンピテンシにもとづく人材育成プログラムの作成と領域横断型授業の試実装と(3)産学による成果の戦略的な共有と評価を実施した.
著者
齋藤 長行 新垣 円
出版者
ビジネス・ブレークスルー大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では、「青少年保護バイデザイン」政策理念を念頭に置き、青少年のインターネット利用環境整備の為に、青少年のインターネットのリスクに対する知識や対処能力を可視化し、その評価結果を基にして政策の方向性を示すことを目指した。その為に、「青少年のインターネット・リテラシー指標(ILAS)」の調査で得られたデータを分析・評価し、政策提言を取りまとめた。その政策提言は、学術界のみにとどまらず、国際政策機関を通じて国際社会に共有することができた。