著者
遠藤 毅 青木 滋
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.75, no.2, pp.102-103, 1969-02-25
著者
澤井 祐紀
出版者
The Geological Society of Japan
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.118, no.9, pp.535-558, 2012
被引用文献数
1 34

2011年に発生した東北地方太平洋沖地震による津波以降,過去に発生した未知の超巨大津波の痕跡を研究する要望が高まってきた.本論では,新たに津波堆積物に従事する研究者や事業者を意識し,これまでに行われてきた古津波堆積物に関する研究を総括する.古津波堆積物の候補となる地層は,静穏な環境に堆積する泥炭層や泥層の中に見られることが多い.古津波堆積物の候補となったイベント堆積物は,層厚や粒度の変化,化石類,環境変化の同時性などによって総合的に評価され,津波堆積物であるかどうかを判断される.認定された津波堆積物の年代測定は,放射性炭素年代測定,過剰Pb-210法,Cs-137法,光ルミネッセンス法などによって行われる.特に放射性炭素年代測定では,測定物試料に十分注意しなければならない.例えば,津波堆積物の直上や直下から得られた大型植物化石や昆虫化石は信頼性の高い値を示すが,所謂bulk sampleでは信頼性の高い年代値は得られない.このような過去の津波堆積物の分布を平面的に追うことで,当時の最小限の浸水範囲を知ることができる.ただし,浸水域の復元には当時の海岸線の位置を考慮する必要がある.
著者
古沢 仁 木村 方一
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.88, no.10, pp.849-852, 1982-10-15 (Released:2008-04-11)
参考文献数
13
被引用文献数
4 4
著者
後藤 和久
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.111, no.4, pp.193-205, 2005 (Released:2005-08-01)
参考文献数
64
被引用文献数
2 1

今から約6500万年前の白亜紀/第三紀(K/T)境界に地球外天体が衝突したとする説は,その後のメキシコ・ユカタン半島における衝突クレーターの発見や衝撃変成石英などの衝突起源物質の発見により現在では広く認知されるようになり,この衝突こそがK/T境界の生物大量絶滅の原因だったのではないかと考えられている.ところが,この衝突はK/T境界より約30万年前に起き,K/T境界での生物大量絶滅とは無関係だったとする説が一部の研究グループから近年報告され,K/T境界での衝突を支持する研究者との間で論争となっている.そして,衝突がK/T境界より約30万年前に起きたとする説に対して数多くの矛盾点が指摘され,この衝突はやはりK/T境界で起きた可能性が高いことが再確認されつつある.本論では,地球外天体衝突とK/T境界の同時性をめぐる一連の論争を紹介し,この問題を検討する.
著者
加藤 誠 安井 敏夫
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.85, no.10, pp.651-653, 1979-10-15 (Released:2008-04-11)
参考文献数
5
被引用文献数
1
著者
SPILLMANN Franz
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.48, no.571, pp.196-201, 1941-04-20
被引用文献数
2

本化石はエクアドル國太平洋岸サンタ・エレナ半島, ラ・リベルター附近の崖に露出するデルタ堆積中の化石帶に發見さる。本化石帶の時代はPleistoceneに屬し, 筆者はβ化石帶と呼ぶ。化石帶の厚さ約50cm, アスファルトの存在により化石は茶褐色を帶ぶ。隨伴せる動物群は主として草原性にしてNeohippus・Protauchenia・Smilodon・Protolycalopex・Palaeospeothus・Palaeoodocoileus・Megathrium・Mylodon・數種の小型齧齒類・其他鰐・龜・多數の昆蟲・現棲種の鳥類・蛇・蛙等發見さる。化石は大臼齒を完全に有する左側下顎骨1個及び3個の分離せる下顎臼齒にしてCaviidae科の亞科Hydrochoerinaeに屬す。著者は本化石によりProhydrochoerus sirasakaeなる新屬新種を創れり。現生Hydrochoerus屬は水中及び濕地に棲息し, 短頭, 短躯四肢短し。齒隙は主顎に於て齒列より短し。Protohydrochoerus屬は草原性にして, 頭骨及び四肢長く, 齒隙は齒列より長し。Hydrochoerus及びProtohydrochoerusに於てはlamellaeに狹き連絡あるもProhydrochoerusは純然たるelasmodontなり。齒隙及び齒の構造より見てProhydrochoerusはHydrochoerus及びProtohydrochoerusの中間型なるべし。本稿をエクアドル・エスメラルダス州に於て調査に從事中不幸にも犠牲となりし故白坂虎吉技師の靈に捧ぐ
著者
太田 亨 新井 宏嘉
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.112, no.4, pp.298-299, 2006-04-15 (Released:2014-02-07)

訂正地質学雑誌112巻3月号掲載の太田・新井論文(Vol.112, No. 3, p.173-187)中で,校正段階でのミスにより数式等に誤りがありました.訂正し,お詫び申し上げます.
著者
Takehisa Tsubamoto Kunimatsu Yutaka Hideo Nakaya Tetsuya Sakai Mototaka Saneyoshi Emma Mbua Masato Nakatsukasa
出版者
The Geological Society of Japan
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.121, no.4, pp.153-159, 2015-04-15 (Released:2015-07-29)
参考文献数
20
被引用文献数
1 9

New dental and astragalar specimens of a primitive hippopotamus, Kenyapotamus coryndonae (Mammalia, Cetartiodactyla, Hippopotamidae, Kenyapotaminae) from the lower Upper Miocene Nakali Formation at the Nakali locality, central Kenya, are described and illustrated. The new specimens increase the known morphological and size variations of the dentition and astragalus in this primitive hippopotamid species, which is important to understand the origin and early evolution of the Hippopotamidae.
著者
岡田 家武
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.35, no.421, pp.559-560, 1928-10-20
被引用文献数
1