出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.337, pp.16-17, 2003-10-10

人と同じように二本足で歩き,あいさつしたり会話をしたりするロボットが近い将来,建設現場にもやってくるかもしれない。9月4日から3日間,千葉県の幕張メッセで開かれた「建設機械と新施工技術展示会」で,そんな人型ロボットの"2人"が顔を合わせた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.383, pp.128-129, 2005-09-09

愛知県で開催中の「愛・地球博」に,8月12日から9月1日にかけて土木をテーマにしたパビリオンが登場した。パビリオンは,子どものためのイベントが集まる「遊びと参加ゾーン」にある「モリゾー・キッコロメッセ」と呼ぶ場所に設けた。 主催は,「21世紀の社会資本を考える実行委員会」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.408, pp.10-11, 2006-09-22

子どもたちの理科離れが深刻になるなか,各地で理科教室が注目を集めている。詰め込み型の教育を抜け出し,だれもが持っている関心や疑問から興味を引き出す試みが特徴だ。 (社)地盤工学会が8月11日,(財)文京アカデミーと都内の文京シビックセンターで開催した理科教室のテーマは防災。夏休み中の小学生36人が集まった。
著者
高橋 裕 畠中 克弘
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.482, pp.58-60, 2009-10-23

このままでは日本は災害大国になる──。最近のゲリラ豪雨は大河川の洪水の前触れだと、河川工学の大御所が警鐘を鳴らす。ダムの建設や川幅の拡幅といった従来の方法には限界があり、洪水をあふれさせる治水を進めるべきだと説く。資源協会「水資源・水災害危機に関する調査研究」委員会委員長として私見を交えて、今後の水災害対策の在り方を語ってもらった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.436, pp.68-69, 2007-11-23

一級土木施工管理技士は,総合評価落札方式の加点対象として挙げる発注機関が最も多かった資格だ。保有者数も2007年3月時点で59万人に上る。 「一級土木施工管理技士はほとんどの会社の社員が取得しているので,資格を持っているだけでは総合評価落札方式で差が付かない」(ある建設会社の社員)と指摘する声は珍しくない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.282, pp.102-103, 2001-06-22

足場を組み立てる際に手すりを先行して取り付け,作業員を墜落から守る。道路上の工事現場に突っ込んできた車をクッションで受け止め,作業員が事故に巻き込まれるのを防ぐ——。こんな事故防止策を実際の現場で試すモデル工事を,国土交通省が2001年5月から始めた。同省が打ち出した事故防止重点対策の一環だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.405, pp.14-15, 2006-08-11

活発な梅雨前線による大雨で7月中旬から下旬にかけて,鹿児島県や長野県など,各地で大きな被害が相次いだ。8月2日時点で,大雨による死者や行方不明者は32人,全壊した住宅は136棟,床上浸水は3233棟を数えた。 気象庁は7月15日から24日までの大雨を「平成18年7月豪雨」と命名した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.473, 2009-06-12

飛島建設と福井県雪対策・建設技術研究所、早稲田大学の浜田政則教授、福井工業高等専門学校の吉田雅穂准教授は共同で、地中に丸太を打設して地盤改良する「地中カーボンストック技術」の実物大実験を実施し、CO2を削減する効果があることを確かめた。 地中カーボンストック技術は、伐採した木を一定の間隔で地中に埋め、木の頭部を連結して覆土することで地盤を強化する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.386, pp.22-23, 2005-10-28

京都府舞鶴市に国土交通省舞鶴港湾事務所が建設を進める「みなと安久(あぐ)トンネル」が貫通し,9月8日に貫通式が行われた。 同トンネルは,国交省が舞鶴港に建設中の「多目的国際ターミナル和田ふ頭」に接続する舞鶴港臨港道路の一部。舞鶴市の上安久地区と下安久地区を結ぶ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.403, pp.82-83, 2006-07-14

2005年は,熱中症によって23件の死亡災害が発生した。その7割に当たる16件が建設業に集中している。ヒートアイランド現象や地球温暖化によって,熱中症のリスクも高まりつつあるという。 まずは,熱中症がどんなものか,簡単に説明しておこう。 人体は高温の環境にさらされると,自律神経の働きによって末梢まっしょう血管が拡張する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.543, pp.64-65, 2012-05-14

日本の建設会社と建設コンサルタント会社の海外受注状況を地域別にまとめたのが下のグラフだ。海外建設協会会員の2010年度の海外受注額は9072億円。29年ぶりに7000億円を割った09年度からは回復したものの、過去最大だった07年の半分強にとどまる。 韓国の建設会社が中東での受注を大きく伸ばしているのに対し、日本企業の中東での受注は縮小。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.538, pp.48-51, 2012-02-27

政権交代以降、国土交通省は高速道路の新規整備事業を凍結したり、一部の区間を無料化したりした。だが、凍結した事業は再開し、無料化も1年で継続断念。結局、元の方向性や仕組みに戻っただけだった。 実質的に何も変わらなかった一例が、事業がいったん凍結された東京外かく環状道路(外環道)だ。
著者
大井 智子
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.446, pp.30-37, 2008-04-25

3月25日、世界最長の木造歩道橋である静岡県島田市の蓬莱橋が、約8カ月ぶりに全面開通した。2007年の台風4号の被害で約70m分が流された。130年の歴史を持つ橋はたびたび被災しており、2005年に災害復旧と改良の工事を終えたばかりだった。島田市は今回の災害復旧に合わせて右岸側に根固めブロックを新たに設置し、対策の効果を検証する。
著者
加藤 光男 關 淳一 川勝 平太
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.401, pp.78-81, 2006-06-09

川勝 万博で元気になった名古屋などに比べて,大阪は少し取り残されたような状況にありました。しかし,ここへきてビッグプロジェクトが相次いで動き出してきたようですね。關 今後1〜2年で大きな動きがあります。大阪駅の北ヤードでは,現在,先行開発地区の事業者募集を進めており,これから再開発がスタートします。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.259, pp.62-65, 2000-07-14

香川県豊島てしまと大阪府能勢のせ町で起きた二つの"公害"を巡る調停が,相次いで合意に至った。汚染の責任の所在を追及する争いに一応の決着を付け,ともに,今後は汚染された土地の修復に向けて工事が動き出す。経済発展が生み出した「負の遺産」の清算を迫られる時代の到来を告げる出来事だ。 豊島に不法投棄された約50万tの産業廃棄物を巡る国の公害調停は6月6日に成立した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.425, pp.44-47, 2007-06-08

全国市民オンブズマン連絡会議が2005年度に実施した調査によると, 47都道府県のなかで平均落札率が最も低かった長野県。県内の建設会社が悲鳴を上げる一方で,県はこれまで失格基準価格の改正を何度も重ねるなど低入札対策に苦心してきた。 長野県は2004年12月,予定価格が100万円を超え2億円未満の工事を対象に,失格基準価格を予定価格の75〜80%に設定。
著者
太田 英将
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.426, 2007-06-22

3年ほど前,韓国企業からソフトウエアの注文があった。当社が開発,販売し,日本語環境で動くソフトウエアで,日本語対応のウィンドウズ上でないと動かない代物だ。それらの事情を告げて,韓国ではうまく動かないかもしれませんよと忠告したが,日本語環境のパソコンを用意してでも使いたいとのことだった。さらに,すぐ使いたいので韓国まで技術指導に来てほしいとの要請もあった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.408, pp.42-43, 2006-09-22

駅前の鉄塔がこつ然と姿を消し,青空が抜ける広々としたロータリーが現れた。2006年6月,武雄市は景観の視点から「武雄温泉」という大きな看板を付けた鉄塔を撤去した。市が取り組み始めた新しいインフラ整備の象徴だ。 佐賀県武雄市は人口5万2000人の地方都市。武雄温泉という観光地を有しているが,全国的な知名度は高くはない。
著者
ぴろり、
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.432, pp.98-99, 2007-09-28

9月1日は「防災の日」。「第28回八都県市合同防災訓練」に参加した。東京,神奈川,千葉,埼玉の1都3県と横浜市,川崎市,千葉市,さいたま市の4政令指定都市がマグニチュード6.9の地震発生を想定して実施するものだ。消火訓練やボランティア訓練などいくつかあるプログラムのうち,さいたま市が主催する「帰宅困難者対策訓練」に参加してみた。
著者
十河 茂幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.499, pp.74-77, 2010-07-09

試験は7月25日に全国の会場で一斉に実施される。今の段階になれば、受験者は既に様々な種類の過去問題に当たっているはずだ。これまでに覚えた問題のパターンや知識を試験で十分に生かすために、基本的な数値や分析方法などを直前に再確認しておく。記述式問題に割く時間は2問で計90分は欲しい。その時間を確保するためにも、四肢択一式問題に時間を掛けすぎないようにする。