著者
大郷 貴之 東 隆介 宇津木 一弘 福田 一郎
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.11_42-11_49, 2009 (Released:2012-03-27)
参考文献数
1

第二吾妻川橋梁は,JR吾妻線の付替え工事として計画された3径間連続PRC斜版中路箱桁橋と単純PRC中路箱桁橋からなり,半径600mの曲線を描いて一級河川吾妻川を渡河する橋梁である。中央スパン167mは,完成すると斜版橋では国内最長となる。本稿では,3径間連続PRC斜版中路箱桁橋の上部工の施工について報告する。

2 0 0 0 OA 鉄道構造物

著者
高木 芳光
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.61-64, 1995-01-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
1
著者
吉田 正友 池田 憲一 黒岩 秀介 阪口 明弘
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.48, no.10, pp.10_3-10_9, 2010 (Released:2012-03-27)
参考文献数
6

日本建築学会は,火災を受けた建物の火害診断と補修・補強において考慮すべき事項ならびに標準的な方法を示すことを目的として,2010年2月に「建物の火害診断および補修・補強方法 指針(案)・同解説」を発刊した。本稿は,鉄筋コンクリート造建物に関する部分を中心に,その概要をまとめたものである。
著者
久田 真 小林 孝一 丸屋 剛 河井 正
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.52, no.10, pp.863-870, 2014 (Released:2015-10-01)
参考文献数
17
被引用文献数
1

土木学会は,平成24年度・重点研究課題として「震災がれきの処分と有効利用に関する調査研究」を採択した。この課題を掌理する委員会は,コンクリート工学ならびに地盤工学の専門家で構成され,約1年間をかけて両分野を横断する柔軟な議論を行った。その後,本活動を継承するために,土木学会コンクリート委員会に「震災がれきの処分と有効利用に関する調査研究小委員会(第223委員会)」を設置した。本稿は,東日本大震災で発生した多様な震災廃棄物の処理ならびに有効利用技術に関する知見を集約するために約3年間の調査研究活動を行った本委員会の成果を取りまとめたものである。
著者
谷川 恭雄 森 博嗣
出版者
コンクリート工学
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.25, no.5, pp.4-16, 1987
被引用文献数
2

コンクリート施工のロボット化を初めとする新工法の開発や, 流動化コンクリート, 繊維補強コンクリート, 水中コンクリートなどの各種コンクリートの開発にともない, フレッシュコンクリートの流動性をより科学的な視点に基づいて評価することの必要性が高まってきている。本稿では, 現在フレッシュコンクリートのコンシステンシー判定法として広く利用されているスランプ試験について, レオロジー的な観点からの見直しを行うことを目的として, スランプ試験のメカニズム, スランプ試験によって測定される値の物理的意味, フレッシュコンクリートの流動シミュレーション方法, スランプ試験を拡張してレオロジー定数を推定する方法などに関する研究の現状を紹介する。
著者
小島 真志
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.61-64, 2008-09-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
8
被引用文献数
2
著者
上田 清弘 安東 嵩容 永尾 拓洋
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.50, no.7, pp.615-620, 2012 (Released:2013-07-01)
参考文献数
7

身延線富士宮・西富士宮間立体交差化事業は,工期短縮および景観性の向上を目的として,プレキャストアーチ式ラーメン高架橋を鉄道構造物として初めて採用した事例である。プレキャストアーチ式ラーメン高架橋とは,工場製作されたスタンド部材,半割アーチ梁部材,横梁・スラブ部材と呼ばれる3つのプレキャスト部材を現場で組み立てることにより構築した開腹型アーチ橋形式の高架橋である。本稿では,プレキャストアーチ式ラーメン高架橋の特徴,施工方法および施工管理について報告する。