著者
クレイネス スティーブン ケンパー ブライアン 郭 維森 中村 豊
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.322-342, 2007 (Released:2007-09-01)
参考文献数
16

EKOSS(オントロジーに基づく,専門知識セマンティック検索)は,セマンティックWebの技術を応用して,学術知識を共有するために開発された。記述論理に基づくオントロジーを用いて,コンピュータが意味論的に処理できるセマンティック記述を科学研究者自ら作成し,論文,データベースなどの知識リソースに付与し公表する環境が,EKOSSのWebサイトによって提供される。そして,そのセマンティック記述に対して論理的推論に基づく推論を適用することにより,EKOSSのセマンティック検索システムは,学術知識を探すユーザーの要求する内容に該当する知識を正確に検索することができる。知識のニーズとシーズを意味的にマッチングするので,EKOSSシステムは学術知識の研究者同士の共有だけではなく,社会への知識移転とさらなる有効活用を支援することが期待できる。
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.8, pp.12-13, 2013

植物は空気中の二酸化炭素(CO2)を取り込み、光合成によってデンプンや糖などの有機物をつくり出す。岡山県農林水産総合センターの小川健一さんは、グルタミン酸など3種類のアミノ酸が結合した「グルタチオン」という物質が、光合成プロセスを大幅に促進させることを発見した。食糧の増産や大気中のCO2削減にもつながる、この画期的なアイデアの実用化を目指している。
著者
小池 ユリ子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.181-190, 1992

本稿は平成4年度科学技術週間行事,科学技術情報講演会の再録である。テレビのニュースキャスターとして過したこの4年間の世界の激動を,ニュースを伝える側での様々なエピソードを披露しながら述べた。またソ連崩壊後の世界秩序の再構成に向けて始まった様々な動きを,演者の専門分野であるアラブ,イスラム地域を中心に自身の予見も含めて述べている。最後に,今世紀初めの新聞記事「二十世紀の予言」を引きながら,21世紀に向かってより高い望みと豊かな発想を持ちたいと希望を述べた。
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.1-36, 2011

<p>サイエンスウィンドウ2011夏号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。</p><p> https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/55</p><p><b>目次</b></p><p><b>【特集】 暮らしの中から電気を見直す</b></p><p>p.06 思い込みの省エネから科学的な省エネへ</p><p>p.08 3つの実験で科学的な節電――エネルギー教育の実践例</p><p>p.10 電気はどのようにつくられるか?</p><p>p.14 太陽電池はどういう仕組みなのだろう?</p><p>p.16 将来、どんな社会や生き方を選んだらいいのだろう</p><p><b>【TOPICS】</b></p><p>p.20 太陽電池は元気だった──「だいち」、5年で寿命</p><p><b>【連載】</b></p><p>p.02 似姿違質:シオカラトンボ VS ツノトンボ</p><p>p.18 人と大地:プランタ・ソーラー・デ・サラマンカ(スペイン)</p><p>p.21 いにしえの心:打ち水</p><p>p.22 動物たちのないしょの話:デンキウナギ(マリンピア松島水族館)</p><p>p.24 ふるさと食の楽校:かき氷(長野県軽井沢町)</p><p>p.25 タイムワープ夢飛翔:放射能/被ばく軽視したキュリー夫妻</p><p>p.26 震災検証:被害を減らした防災教育</p><p>p.28 かがくを伝える舞台裏:科学ドラマ『しあわせ色の花火』撮影現場を訪ねて</p><p>p.29 サイエンスのお仕事図鑑:番組制作を支える放送技術の研究員</p><p>p.30 イチから伝授実験法:くるくる回ると電気が起きる!</p><p>p.32 発見! 暮らしのなかの科学:石けんのヒミツ</p><p>p.34 せんせいクラブ</p><p>p.36 人と大地:解説</p>
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.1-36, 2011-08-01 (Released:2019-04-11)

サイエンスウィンドウ2011夏号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。 https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/55 目次 【特集】 暮らしの中から電気を見直す p.06 思い込みの省エネから科学的な省エネへ p.08 3つの実験で科学的な節電――エネルギー教育の実践例 p.10 電気はどのようにつくられるか? p.14 太陽電池はどういう仕組みなのだろう? p.16 将来、どんな社会や生き方を選んだらいいのだろう 【TOPICS】 p.20 太陽電池は元気だった──「だいち」、5年で寿命 【連載】 p.02 似姿違質:シオカラトンボ VS ツノトンボ p.18 人と大地:プランタ・ソーラー・デ・サラマンカ(スペイン) p.21 いにしえの心:打ち水 p.22 動物たちのないしょの話:デンキウナギ(マリンピア松島水族館) p.24 ふるさと食の楽校:かき氷(長野県軽井沢町) p.25 タイムワープ夢飛翔:放射能/被ばく軽視したキュリー夫妻 p.26 震災検証:被害を減らした防災教育 p.28 かがくを伝える舞台裏:科学ドラマ『しあわせ色の花火』撮影現場を訪ねて p.29 サイエンスのお仕事図鑑:番組制作を支える放送技術の研究員 p.30 イチから伝授実験法:くるくる回ると電気が起きる! p.32 発見! 暮らしのなかの科学:石けんのヒミツ p.34 せんせいクラブ p.36 人と大地:解説
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.1-40, 2016

<p>サイエンスウィンドウ2016春号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。</p><p>https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/83</p><p><b>目次</b></p><p><b>【特集】 わたしの遺伝子が教えてくれる</b></p><p>p.06 生命の不思議を際立たせる物質DNA(和田昭允 東京大学)</p><p>p.08 産業が先導したDNA解析(神原秀記 株式会社日立製作所)</p><p>p.10 ゲームで学ぶ遺伝 長崎大学での取り組み</p><p>p.12 子どもたちにどう伝えよう? 遺伝をテーマにした冊子の制作会議から</p><p>p.16 I'm OK. You are OK. 皆で考えるヒトの遺伝の授業 (大野智久 東京都立国立高等学校)</p><p>p.18 わたしたちの遺伝をどう教えるか(室伏先生、清原先生、藤枝先生、櫻井先生、滝澤先生)</p><p><b>【トピック】</b></p><p>p.22 まるごとのチンパンジーをとらえる 「一人」への教育の力を示した松沢哲郎さん</p><p>p.28 ノーベル賞受賞者から若者へのメッセージ 赤﨑勇さん、山中伸弥さんが対談</p><p><b>【連載】</b></p><p>p.02 共に生きる:アカヒレタビラとイシガイ</p><p>p.20 空からジオ:Mine秋吉台ジオパーク/山口県</p><p>p.26 動物たちのないしょの話:チンパンジー(日本モンキーセンター)</p><p>p.30 タイムワープ夢飛翔:分子生物学/生命の秘密に迫る</p><p>p.31 違いのわかるカタカナ語:ゲノム、ディーエヌエイ(DNA)、ジーン</p><p>p.32 自然観察法のイロハのイ:染井吉野だけじゃない サクラウォッチング</p><p>p.34 文学と味わう科学写真:残った杉林</p><p>p.36 発見! くらしの中の科学:どうして自動でドアが開いたりライトがつくの? </p><p>p.38 読者の広場:サイエンスウィンドウ カフェ</p><p>p.40 空からジオ:解説</p>

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著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.3-5, 2010

<p>科学技術振興機構(JST)の最近のニュースから</p><p>【企画展】日本科学未来館の企画展「ドラえもんの科学みらい展」 6月12日(土)~9月27日(月)まで開催。</p><p>【開発成功】レモン果皮に含まれる豊富なポリフェノール成分を有効利用! 麹菌を利用した新たな機能性ポリフェノール製造技術の開発に成功。</p><p>【産学連携】優れた色彩を表現できる究極のディスプレイ開発の最大の難関、液晶レーザーの低エネルギー発振を、従来の20分の1の閾値(*)で成功!</p><p>【研究成果】鉄系高温超伝導体から電子を直接引き出して、エネルギー状態を高精度に測定。「ディラックコーン」と呼ばれる特異な電子状態の観測に成功。</p><p>【ベンチャー企業設立】睡眠の質を客観的・定量的に計測できる携帯型装置と評価システムを開発!この成果をもとに、睡眠評価サービスを提供するベンチャー企業を設立。</p><p>・2010年チリ地震・津波災害のJST-JICA地球規模課題 調査団による調査報告会を開催しました。</p><p>・平成22年度、研究成果最適展開支援事業(A-STEP)のFSステージの新規課題を公募中です(6月30日まで)。</p><p>・吉村進氏(長崎総合科学大学理事)が市村産業賞、香取秀俊氏(東京大学教授)が市村学術賞を受賞しました。</p>
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.8, pp.8-11, 2013

部屋中のあらゆる物が、また私たちの体さえもが、モニターやマウス、キーボードに変身し、スマートフォンやパソコンのように情報をやりとりできる。そんな夢のような世界を実現させようとしているのが、東京大学の石川正俊教授らの研究グループだ。今年の5月には、自分の手のひらをスマートフォンのディスプレイに変身させ、しかも触れることなく触覚刺激まで感じられる、新しいシステムを発表した。石川さんと共同研究者の東京大学の篠田裕之教授に、今回開発したシステム、そして高速センサー技術が可能にする未来の情報環境について話を聞いた。
著者
矢間 伸次
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.280-287, 2000

成熟期・衰退期における製品開発に必要なのは創造力である。創造力を生み出すには情報の収集・整理・分析が必要とされる。つまり,創造力とは情報を構造化することである。我々は課題を解決する手段は身に付けている。しかし,課題を見つけ出すことは不得意である。研究には実験研究と調査研究がある。コンセプトの良い研究テーマが見つかるまで実験研究をやるべきではない。じっくりと調査研究を繰り返し続けることである。調査研究には課題を解決する目的調査と課題を見つける探索調査がある。このレポートは探索調査に使うためのデータベース作りを述べたものである。併せて,各自の創造力を共有し伝承する知的プラットホームの構築を提言するものである。
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.3, no.6, pp.1-40, 2009

<p>サイエンスウィンドウ2009増刊号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。</p><p>https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/17</p><p><b>目次</b></p><p><b>【特集】 皆既日食がつなぐ夢</b></p><p><b>何を見たか</b></p><p>p.03 梅雨明けが遅れた夏の日</p><p>p.04 晴れた? 曇った? 部分日食</p><p>p.06 僕らが感じたくもり一時「闇」</p><p>p.08 船上の皆既日食</p><p>p.10 皆既日食のときしか見られない光景</p><p>p.12 皆既日食はインドから始まった</p><p><b>子どもとどう見たか</b></p><p>p.13 離れていても皆既日食の感動を</p><p>p.14 君たちが主役だよ!</p><p>p.16 高校生が見た雲の上の日食</p><p>p.18 全国各地でさまざまな楽しみ方</p><p>p.20 太陽光のエネルギーを発電量で探る</p><p>p.21 私の好きな先生「雨男」</p><p><b>太陽の謎を追う</b></p><p>p.22 コロナを見つめた60 年</p><p>p.24 天体観測は厳しい自然との闘い</p><p>p.25 文芸作品にみる日食</p><p>p.28 なぜ起こる? 日食</p><p>p.30 太陽活動の影響を受ける地球</p><p>p.31 「ひので」の観測で広がる謎</p><p><b>未来への夢</b></p><p>p.32 次の日食はいつ? どこで?</p><p>p.34 26年後の夢</p><p>p.36 教育普及とあいまった科学を地域、世界に</p><p>p.38 これからも日食を楽しむために</p><p>p.40 26年後の日食も一緒に見よう</p>
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.4, no.6, pp.16, 2007

<p>【「中秋の名月 未来館でお月見!2007」を開催】秋といえば日本人に親しみのあるお月見の時期。古くから続いてきたこの行事に合わせて、今年も月や宇宙に関する先端科学を紹介します。</p><p>【地下展 UNDERGROUND--空想と科学がもたらす闇の冒険】私たちの足下に広がる地下世界。昔から空想豊かに語られてきた地下の闇の世界を、独自の視点で描き出します。</p><p>【Original goods】「チョコバイト」 ビットと呼ばれる0(白)と1(黒)で表現するデジタルメッセージ。ビット× 8(1箱)=1バイトで、1つの文字を表すチョコレートです。</p>
著者
ウォーカー トーマスJ. 時実 象一 :訳
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.41, no.9, pp.678-694, 1998
被引用文献数
2 5

フロリダ昆虫学会ではその学会誌Florida Entomologistの印刷版下ファイルからPDFファイルを作成し,インターネットに無料でアクセス提供している。また添付資料や著者のWebサイトへのリンクをAuthorLinkとして著者に販売している。これらの経験から,学会はPDFによる電子別刷りを,速報を希望する論文著者に販売して得る収益により,すべての論文をインターネット上で電子アクセス提供できることを主張する。背景として学術雑誌発行の歴史と最近の定期刊行物の危機について解説している。
著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2016, no.4, pp.12-13, 2016

昆虫の脱皮や変態に必要なステロイドホルモンを合成する遺伝子がお化けの名前になっている!? マンガ家Toriさんが、お化け遺伝子を呼び出すたんぱく質「ウィジャボード(西洋版「こっくりさん」で霊を呼び出す文字盤)」を発見した筑波大学生命環境系の丹羽隆介准教授を訪ねた。
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.1-36, 2009

<p>サイエンスウィンドウ2009夏号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。</p><p>https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/20</p><p><b>目次</b></p><p><b>【特集】 Let's go 火山! ―生きている地球を感じよう―</b></p><p>p.06 鎌田浩毅氏が語る「火山を知ると地球サイズでものが見える」</p><p>p.08 火山の島、伊豆大島で感じた地球の息吹</p><p>p.10 伊豆大島が噴火した23 年前のドキュメント</p><p>p.11 火山の島の小学校「大島町立さくら小学校」を訪ねて</p><p>p.12 火山と噴火の仕組み</p><p>p.14 災害は短く、恵みは長い</p><p><b>【TOPICS】</b></p><p>p.20 350 年前の顕微鏡で生物の世界を観る ──スーパーサイエンスハイスクールの高崎高校で</p><p>p.22 座談会:「伸びしろのある人材を育てたい」</p><p><b>【連載】</b></p><p>p.02 似姿違質:オオモモブトスカシバ VS セイヨウミツバチ</p><p>p.16 いにしえの心:富士山の噴煙</p><p>p.17 タイムワープ夢飛翔:噴火/その日、時が止まった</p><p>p.18 人と大地:ビンガム鉱山(米国・ユタ)</p><p>p.24 かがくを伝える舞台裏:ニッポン放送「福田沙紀と柳田理科雄のラジオ空想科学研究所」</p><p>p.25 サイエンスのお仕事図鑑:研究開発員(メーカー) 三枝千尋さん</p><p>p.26 ふるさと食の楽校:菜種 青森県横浜町</p><p>p.28 動物たちのないしょの話:ホッキョクグマ(さっぽろ円山動物園)</p><p>p.30 イチから伝授実験法:炎のカラフルマジック</p><p>p.32 発見! 暮らしのなかの科学:金の魅力と実力を追う!</p><p>p.34 せんせいクラブ</p><p>p.36 人と大地:解説</p>
著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.4, pp.3-7, 2015

イノベーション時代に合わせた国の新しい法人制度が12年ぶりに発足する。科学技術振興機構(JST)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)など30の公的研究機関が4月1日から「国立研究開発法人」として衣替えし、日本医療研究開発機構(AMED)が新設された。日本の強みを生かした制度で、大学の若手研究者や企業からの期待も大きい。わが国の科学技術戦略を実施・推進する中核的な組織であるJSTの中村道治理事長に新制度にかける思いと覚悟を語ってもらった。さらに、この制度の政策・立案に数年がかりで取り組んできた土屋定之・文部科学審議官にはその真の狙いを、森本浩一・内閣府政策統括官には科学技術政策の舵取りの立場から、それぞれの期待や要望を聞いた。
著者
和田 光俊 久保田 壮一 尾身 朝子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.63-68, 2006
被引用文献数
1 4

JSTが提供している科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)は,日本の学協会が発行する学術論文誌等を公開するための電子ジャーナルサイトである。2006年2月末現在,269誌のジャーナルと90種の予稿集が公開され,登載論文数は約17.6万件である。総ページアクセス数は月間100万件を超え,毎月30万件以上の論文がダウンロードされている。J-STAGEへのアクセスの約7割は海外からであり,国別では120か国に及んでいる。また,論文へのアクセスの約6割は他サイトからのリンク経由であり,そのほとんどはPubMed等の文献データベースから論文本文へのリンクによるものである。過去に発行された論文へのニーズも高く,2005年度からは,主要なジャーナルを創刊号にまで遡(さかのぼ)って電子化して公開する電子アーカイブ事業が開始されている。
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.1-36, 2011

<p>サイエンスウィンドウ2011初夏号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。</p><p> https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/54</p><p><b>目次</b></p><p><b>【特集】 上手に泳ぐってどういうこと?</b></p><p>p.06 「水泳の奥深さを知ってほしい」(鈴木大地)</p><p>p.08 水の世界を感じながら泳いでみよう</p><p>p.12 泳ぎもロボットづくりも生き物が教えてくれる</p><p>p.15 「" 泳ぎ" から見える生命力」(新江ノ島水族館)</p><p>p.16 「競技用水着の進化と科学技術」(山本化学工業)</p><p>p.18 「着衣泳」を授業で実践してみよう</p><p>p.19 水泳に関する「この夏の耳より情報」</p><p><b>【緊急特集】 この震災が理科教育に問うもの</b></p><p>p.26 被災地で先生たちが見たこと考えたこと</p><p>p.30 阪神・淡路大震災後の防災教育</p><p>p.32 緊急座談会 ―― 理科を教える先生への期待高まる</p><p>p.36 被災地にて ―― 20 歳の自分に誓う兄弟</p><p><b>【連載】</b></p><p>p.02 似姿違質:ニホンザリガニ VS アメリカザリガニ</p><p>p.20 いにしえの心:日本泳法</p><p>p.21 タイムワープ夢飛翔:三陸大津波/忘れたころにやって来る</p><p>p.22 動物たちのないしょの話:レッサーパンダ(愛媛県立とべ動物園)</p><p>p.24 人と大地:宮城県石巻市/三陸海岸</p><p>p.34 せんせいクラブ</p>
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.1-40, 2013

<p><b>目次</b></p><p><b>【特集】 見るから描ける 描くから見えてくる</b></p><p>p.06 画家 安野光雅 「 そうだったのか」という感動から</p><p>p.10 芸術は物の見方を教えてくれる</p><p>p.12 脳から考える 美術の魅力と創造すること</p><p>p.16 本物と向き合えばイマジネーションが膨らむ</p><p>p.18 絵の具作りで豊かな感性を育む</p><p>p.20 植物学者 牧野富太郎 なぜ、どう描いたのか</p><p><b>【連載】</b></p><p>p.02 似姿違質:ゲンゲ VS ムラサキツメクサ</p><p>p.22 人と大地:サウジアラビア/ハーイル</p><p>p.24 いにしえの心:あをによし</p><p>p.25 タイムワープ夢飛翔:人体と天体/革新の2 書、1543 年に出版</p><p>p.26 動物たちのないしょの話:ジャイアントパンダ(アドベンチャーワールド)</p><p>p.28 科学でなっとくクッキング:ハンバーグ</p><p>p.29 カタカナ語でサイエンス!:ハイブリッドは「交雑種」! ? ~自動車のカタカナ語~</p><p>p.30 写真でよむ随筆の世界:しゃぼん玉</p><p>p.32 かがくを伝える舞台裏:『山溪ハンディ図鑑』編集スタッフを訪ねて</p><p>p.33 サイエンスのお仕事図鑑:水処理プラント設計士</p><p>p.34 イチから伝授実験法:溶ける物と溶けない物 その見分け方にチャレンジ!</p><p>p.36 発見!暮らしのなかの科学:パーマやカラーをするとき髪の毛の内部はどうなっているの?</p><p>p.38 せんせいクラブ</p><p>p.40 人と大地 解説:円形農場</p>