著者
田村 賢司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1353, pp.52-57, 2006-08-07

竹中浩一がその話を何気なく耳にしたのは、今年2月も末の24日、知人の外資系銀行のディーラーとの電話だった。 3日前の2月21日に英格付け会社、フィッチ・レーティングスがアイスランドの長期国債格付けの見通しを「安定的」から「格下げ方向」に引き下げ、以来、同国通貨のクローナと株価が大幅安に転じているというのだ。 みずほコーポレート銀行国際為替部次長。
著者
大塚 宣夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.189, pp.100-105, 2005-07

待機者500人という超人気を誇る青梅慶友病院。経営者の大塚宣夫氏は、1980年の開院当初から制度に縛られない経営を志向。保険外負担を原資に、手厚い人員配置と、きめの細かいサービス提供を実現し、全国有数の老人病院を作り上げた。氏独自の経営手法に迫る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1654, pp.82-85, 2012-08-20

今年73歳になる宮前美智子。母親の介護のため、10年近く前に西ノ島(島根県西ノ島町)に移り住むと、自宅で母親を看続けた。その母親は昨年11月に99歳で大往生。今は趣味のガーデニングと、たまに訪れる親戚家族を楽しみに、穏やかに暮らしている。 高齢化率が40%近い離島での老老介護は並大抵のことではない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.818, pp.51-56, 2002-03-25

コンテンツ所有者あるいはコンテンツ配信事業者から特許使用料を徴収する——。特許管理会社が提示したMPEG—4 Visualのライセンス案が,物議を醸している。ネット時代における標準規格の特許戦略の難しさを象徴することとなった。 「予想外の内容に驚いた。こんなライセンス体系では,到底受け入れられない」——。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.66-69, 2007-03

「東大を目指すならZ会」。40年以上にわたって、受験生の間でこうささやかれている通信教育会社がある。 静岡・三島駅のほど近くに本社を構えるZ会(旧社名・増進会出版社)は、質の高い問題ときめ細やかな添削指導で学力上位層の生徒の支持を集める。2006年春の大学合格者に占める同社会員(注)のシェアは、東京大学で53.3%、京都大学では46.7%を占める。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1230, pp.42-44, 2004-02-23

君を社長にするプロジェクト——。日清食品の中川晋取締役がこんな名称のプロジェクトを同社の中央研究所で立ち上げようとしている。世襲経営体制を取る安藤百福会長、宏基社長が聞くとぎょっとしそうな名前だが、究極の目的は「湯が不要の即席麺」。つまり、チキンラーメンやカップヌードルを凌ぐ商品を開発せよということだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.766, pp.20-22, 2018-07

「製品開発や製造の業務と比べて、品質保証の業務が低く位置付けられていた」。宇部興産グループで2018年2月に発覚した品質データ偽装の原因に関して報告書はこう指摘した。同社グループでは本社を含めた6社で、合計24製品に関する品質データ偽装が発覚した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.795, pp.118-121, 2001-05-07

「土日もなく昼も夜も働きづめ」,「1日2時間の睡眠で頑張っている」——激化する競争のあおりをもろに受け,携帯電話機用ソフトウエアの開発現場は,猫の手を借りてもまだ足りない状況にあるという。携帯電話機メーカとそのアウトソーシング先に対する多くの取材から浮かび上がった内実を,1人のソフトウエア技術者の1日として再構成した。
著者
堀籠 俊至
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1225, pp.107-110, 2004-01-19

全国赤帽組織は、軽自動車による運送業務を手がける協同組合です。全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会を上部団体として、全国に44の協同組合があります。このうちの1つ、赤帽北海道軽自動車運送協同組合が、2003年10月14日、札幌地裁に自己破産を申請しました。負債総額は約10億円。赤帽としては、初めての経営破綻となってしまいました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1418, pp.142-144, 2007-11-26

個人ユーザーが設置できる携帯電話の小型基地局が実用間近だ。建物内でも通話音声の品質が高まり、通信速度も向上する。従来の基地局よりコストが安い。携帯料金の引き下げにつながる可能性も。 国内の携帯電話契約者は今年10月末で9900万を突破し、PHSと合わせると全人口に対する普及率は8割以上に達した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1527, pp.50-52, 2010-02-08

「500色の色えんぴつ」が爆発的人気を呼んだフェリシモのネット戦略にヒントを探る。 インターネットビジネスが急拡大を見せる中、ネットを活用しきれず試行錯誤している企業は多い。ネットを新規顧客の獲得や企業に対するロイヤルティー向上につなげるには、どうすればいいか。カタログ通販のフェリシモは今、その答えをつかもうとしている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.7, pp.170-173, 2006-08

首都圏12カ所の駅ビルを運営するルミネ(東京・渋谷)は「小売業の心を持つデベロッパー」を目指してきた。この際に欠かせないのは、顧客の動向を教えてくれるルミネーカードだ。そのカードの運用効率が、会員数の増加とともに低下の一途をたどってきたため、一昨年11月に顧客情報分析システムを刷新した。 従来は、分析に時間がかかるうえに他店舗の動向も分からなかった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1326, pp.130-133, 2006-01-30

京都市左京区の出町柳駅は、大阪市の淀屋橋駅に至る京阪電車の起点に当たる。朝7時頃になると、特急で1時間弱の大阪中心部へ通うビジネスマンが、次々と地下の乗り場へと吸い込まれていく。 その駅入り口脇のタクシー乗り場で朝、客待ちをする運転手にとって、目の前で演説する前原誠司の声を聞くことは、長く日常の一部になっていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.340, pp.74-78, 2018-02

発端は2013年4月、(株)アドバンテッジパートナーズ(以下、AP社)(東京都港区)が、ほくおうグループと資本業務提携を結んだことに遡る。AP社は投資家から集めた資金で企業に出資し、企業価値を高めた上で転売などを行う「プライベートエクイティ」を柱とす…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1483, pp.15-16, 2015-10-05

スマホやタブレットも、ある程度の水準まで普及したかと思われる段階にあるが、今はMVNOを手掛ける事業者も急増しており、いわゆる「格安スマホ」が大変な存在感を示すに至った。 今ではガラケーと呼ばれる携帯電話機すら、その機能をくまなく使いこなせて…
著者
芦部 洋子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.447, pp.10-12, 2011-11

1960年大阪府生まれ。高校卒業後、飲食店経営を目指して辻調理師学校(現・辻調理師専門学校)に入学。卒業後、リーガロイヤルホテルに入社、2年間ウエイターを務める。82年退社して焼き鳥店に勤務し店舗拡大に尽力。85年独立して「鳥貴族」オープン、91年からFC展開。2005年に東京進出し全国展開を目指す。11年10月末現在、248店舗(うち直営127店舗)。直営年商は79億円。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.462, pp.42-44, 2008-12-26

トンネル全体を長さ約10mごとに区切った80の施工区画のうち、施工不良が見つかった区画が67。東日本高速道路新潟支社が発注した上信越自動車道の熊坂トンネル工事では、覆工コンクリートや吹き付けコンクリートの厚さ不足、空げきの発生などの施工不良が相次いだ。 そのうえ、そうしたミスを独断で補修したり、発覚を免れようと隠ぺい工作を施したりしたことも明らかになった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1798, pp.26-29, 2015-07-06

日立社員は心外だろうが、そう見られても仕方がない側面もある。具体的に言えば、まず、博士号を取得した社員が1000人以上在籍し、数多くの特許を申請しながら、その圧倒的技術力が商売に強く結びついているように見えない。 また、2009年以降の改革で…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エネルギーnext = Nikkei energy next (ISSN:21894795)
巻号頁・発行日
no.1, pp.15-19, 2015-02

2015年度から連系線の利用ルールは、ESCJに代わって新たに立ち上がる広域機関が策定することが決まっている。ルール見直しの方向性が制度設計WGで検討された。 1つは運用容量の設定の仕方だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1483, pp.4-5, 2015-10-05

総務省のICTサービス安心・安全研究会は、「消費者保護ルールの見直し・充実に関するWG」の第16回会合を2015年9月28日に開催した。改正電気通信事業法の成立を受けて、消費者保護ルールの改定に向けた省令・告示案の作成に向けたWGにける検討の2回目である。代理…