著者
中田 圭祐 菊地 智也 樋口 拓海 清瀬 大貴 梅谷 智弘 北村 達也 Tomohiro Umetani Tatsuya Kitamura
出版者
甲南大学
雑誌
甲南大学紀要. 知能情報学編 = Memoirs of Konan University. Intelligence & Informatics Series (ISSN:18830161)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.125-132, 2018-02-28

本稿では,コンポーネント駆動型の小型移動ロボット環境を用いた,デモンストレーションなど実演を行うためのシステム群の開発について述べる.ロボットの実演システムを構築する際には,長時間の習熟を必要とせずに多くの実演者にシステムを利用させることが望ましい.また,実演を行う際には,ロボットシステム単体だけでなく,ロボットを運用するためのサブシステムの構築,運用が重要になる.本稿では, RaspberryPiを搭載し,外部のキーボードやディスプレイなしで運用できる2種類の小型移動ロボットシステム,および, Arduinoを用いた周辺システムによる実演システムを構築する.ソフトウェア,ハードウェアの開発および公開,実システムを用いた実浪を通して,可能性,有用性を示す.
著者
西川 善久
出版者
甲南大学
雑誌
甲南大学紀要. 理工学編 (ISSN:13480383)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.1-38, 2008-07

量子もつれの状態は量子力学の不完全さを指摘するためにEinsteinによって提唱された。しかし現在、その存在は実験で検証され、量子情報理論では量子テレポーテーション等の資源として扱われている。2000年頃になって、spinによって定義された粒子対状態がなす量子もつれはWigner回転とよばれる相対論的効果のため非自明な変換を受けることが知られるようになった。本稿では量子もつれがなす相関、及び、Wigner回転がその相関に与える影響を解説した後、従来おこなわれてきた1つの粒子対状態をもちいたモデルに対して拡張をおこなう。その拡張したモデルでは量子もつれの状態を複数の粒子対状態による重ね合わせとして準備する。そして相対論的効果を大域的にみるためにvon NeumannのエントロピーとShannonのエントロピーを計算し図示する。その結果について粒子の区別可能性を交えて議論をおこなう。
著者
佐藤 泰弘
出版者
甲南大学
雑誌
甲南大学紀要. 文学編 (ISSN:04542878)
巻号頁・発行日
vol.144, pp.A8-A9, 2006-03-15
著者
西山 隆行
出版者
甲南大学
雑誌
甲南法学 (ISSN:04524179)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.1-71, 2009-09-30
著者
永廣 顕
出版者
甲南大学
雑誌
甲南経済学論集 (ISSN:04524187)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.1-27, 2013-02