著者
前原 俊介
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.142, no.6, pp.280-284, 2013 (Released:2013-12-10)
参考文献数
29

統合失調症は,思春期や青春期にその多くが発症する精神疾患であり,羅患率は総人口の約1%と比較的高いことが知られている.統合失調症の症状は多彩で一義的ではないものの,主症状として,幻覚,妄想などの陽性症状,感情鈍麻,意欲減退,社会的引きこもりなどの陰性症状および注意力低下,実行機能障害などの認知機能障害がある.既存の統合失調症治療薬は,主としてD2受容体および5-HT2A受容体に対する拮抗作用を有しており,陽性症状には奏功するものの,陰性症状や認知機能障害に対する改善作用は未だに十分ではなく,依然として統合失調症患者の約30%は薬剤抵抗性を示している.また,錐体外路症状や高プロラクチン血症,体重増加などの副作用を発現することなどから,新しいメカニズムを有する統合失調症治療薬の開発の必要性が強く唱えられている.その一つとして,主に前頭皮質のグルタミン酸神経伝達異常が原因であるといういわゆるグルタミン酸仮説(NMDA受容体機能低下仮説)に基づく創薬が活発化している.現在,グリシントランスポーター1阻害薬や代謝型グルタミン酸受容体2/3型(mGluR2/3)アゴニスト,mGluR2ポジティブアロステリックモジュレーターなどが臨床試験中である.我々は,新規ターゲットとして代謝型グルタミン酸受容体1型(mGluR1)に着目し,その拮抗薬の創薬を進めてきた.本稿では,新規mGluR1拮抗薬の特徴とその統合失調症動物モデルでの有効性および副作用に関する評価および受容体占有率との関係を中心に概説し,mGluR1拮抗薬の新規統合失調症治療薬としての可能性について考察する.
著者
脇田 茂 瀧 哲朗 伊藤 孝士
出版者
日本惑星科学会
雑誌
日本惑星科学会誌遊星人 (ISSN:0918273X)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.124-139, 2019-06-25 (Released:2020-01-24)

太陽系内に存在する小天体を活動的な天体とそれ以外に分ける時,前者の代表は彗星であり,後者の代表は小惑星と言えよう.ところが昨今,小惑星に分類されるものの彗星で見られるダストテイルが観測されるような天体が続々と発見されている.こうした天体は活動的小惑星と総称され,それらの実態や活動の原因を知ることは太陽系内の物質輸送や力学進化・衝突進化を理解することに繋がる.本稿では活動的小惑星を通して太陽系の歴史を読み解くことを目指して私達が開催した一連の勉強会で得られた知見のまとめを記し,更には活動的小惑星の今後の研究の方向についていくつかの考察を行う.

1 0 0 0 日本人

著者
三宅雄二郎著
出版者
政教社
巻号頁・発行日
1891

1 0 0 0 出發の準備

著者
三宅雪嶺著
出版者
百万人文庫
巻号頁・発行日
1949
著者
三宅雄二郎著
出版者
実業之世界社
巻号頁・発行日
1915

1 0 0 0 妙世界建設

著者
三宅雄二郎著
出版者
實業之世界社
巻号頁・発行日
1952
著者
衛藤利夫著
出版者
東亞堂書房
巻号頁・発行日
1915

1 0 0 0 事變最中

著者
三宅雪嶺著
出版者
秀文閣書房 (發賣)
巻号頁・発行日
1939

1 0 0 0 内實の力

著者
三宅雪嶺著
出版者
アルス
巻号頁・発行日
1920
著者
三宅雪嶺著
出版者
政教社
巻号頁・発行日
1918

1 0 0 0 偉人乃跡

著者
三宅雄二郎著
出版者
丙午出版社
巻号頁・発行日
1910
著者
三宅雄二郎著
出版者
實業之世界社
巻号頁・発行日
1955

1 0 0 0 二日一言

著者
三宅雄二郎著
出版者
秀文閣書房 (發賣)
巻号頁・発行日
1935

1 0 0 0 武將論

著者
三宅雪嶺著
出版者
千倉書房
巻号頁・発行日
1938

1 0 0 0 馬鹿趙高

著者
雪嶺閑人戯述并戯畫 爼橋觀音補
出版者
政教社
巻号頁・発行日
1894

1 0 0 0 英雄論

著者
三宅雪嶺著
出版者
千倉書房
巻号頁・発行日
1939