著者
高畑 圭輔 加藤 元一郎
出版者
医学書院
雑誌
Brain and nerve (ISSN:18816096)
巻号頁・発行日
vol.60, no.7, pp.861-869[含 英語文要旨], 2008-07
被引用文献数
1
著者
東町 高雄 中沢 優
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 A編 (ISSN:03875008)
巻号頁・発行日
vol.45, no.398, pp.1216-1226, 1979
被引用文献数
1

羽根車のような曲面部の多い複雑な形状の構造物の応力解析を高精度かつ短時間で行えるようにするために,三次元局面要素と周期境界条件を用いた有限要素法プログラムを開発した.本プログラムをはり,円板,ターボ圧縮機光弾性モデル羽根車などに適用し,理論解,他のプログラムによる解,三次元光弾性による実験値と比較した.その結果,本プログラムの要素が高精度であり,しかも計算時間が大幅に短縮されたことがわかり,プログラムの実用性が確認された.
著者
水上 昌文
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.27-33, 2000-03-31
被引用文献数
3

本研究の目的は, 臨床的に確認されている損傷高位で異なる脊髄損傷者のプッシュアップストラテジを運動学的な視点から分類し, その差を明らかにするとともに, 損傷高位との関係を検討することである。43例の脊髄完全損傷者を対象に長坐位でのプッシュアップ動作を2次元ビデオ方式動作解析装置にて解析し, 解析画像よりまず主観的に三つのストラテジに分類したものを目的変数とし, 各ストラテジを判別する動作解析指標を説明変数に判別分析を行った。その結果最終的にプッシュアップストラテジは垂直型, 回転型, 混合型の三つに分類でき, プッシュアップ最大高は垂直型<混合型<回転型であった。垂直型と混合型間の判別ではプッシュアップ開始から最高点までの上肢屈曲角変位及び質量中心前方移動量が, 混合型と回転型の判別では上肢屈曲角変位及び体幹前傾角変位がそれぞれ有意な判別指標であった。損傷高位との関係ではC6では垂直型が55%と最も多く, 損傷高位が下位となるに従って回転型の比率が増加した。以上より脊髄損傷者のプッシュアップストラテジは動作解析指標により三つに分類でき, 損傷高位のみでなく, 身体機能の影響を受けていることが示唆された。
著者
桐田 克利
出版者
社会学研究会
雑誌
ソシオロジ (ISSN:05841380)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.p1-20, 1986-05
著者
平本 大
出版者
北里大学
雑誌
北里医学 (ISSN:03855449)
巻号頁・発行日
vol.21, no.5, pp.464-473, 1991-10-31

上限瞼挙筋支配運動ニューロンの中脳動眼神経核内での局在については,他の外眼筋支配運動ニューロンに比べて十分研究されていない。今回ヒトに近いサル,さらに下等なネコ,ウサギの三種属について比較検討した。方法は神経細胞標識トレーサーであるhorseradish peroxidase (HRP),更に蛍光色素(fast blue, propidium iodide, diamidino yellow dihydrochloride)を用い上眼瞼挙筋支配運動核の同定と二重標識法にて単一ニューロンによる二重支配の存在を検討した。サルでは正中尾部核central caudal nucleus (CCN)の局在と対側優位の両側支配を示し,さらに二重神経支配をするニューロンが初めて見いだされた。ネコではCCNが対側優位の割合がサルに比べて少ない両側支配であり,二重支配ニューロンはみられなかった。ウサギでは,完全な対側支配であり亜核は主核の中で上直筋亜核に接してみられた。系統発生学的にみると,完全な両眼瞼の共同運動をするサルになるとそれに好都合な上眼瞼挙筋運動ニューロンの二重支配ニューロンの出現と支配運動核の分化がみられた。
出版者
文藝春秋
雑誌
文學界 (ISSN:05251877)
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.228-267, 2003-12
著者
西岡 亜紀
出版者
昭和文学会
雑誌
昭和文学研究 (ISSN:03883884)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.104-107, 2006-03