著者
布川 博士 鈴木 秀顕 佐藤 究 小笠原 直人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.355, pp.79-84, 2013-12-14

電子メディアの一つである電子メールは長い歴史があり普及度も非常に高い.電子メールは社会の情報化のなかで必要欠くべからものとなっている.そのため,大学においても情報リテラシーの一つとして電子メールに関する教育を必修の授業として行っていることが多い.電子メールに関する教育を設計し実施するためには受講生のこれまでの経緯と現状を把握することが必要である.本稿ではその把握を目的に実施したアンケート調査の結果とその考察について報告する.
著者
來迎直裕 小笠原直人 佐藤究 布川博士
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.15-16, 2013-03-06

携帯電話は私たちの生活で情報を取得する手段として欠かせない存在であり、情報を取得するには携帯電話の着信音等のインジケータの存在に気づかなければならない。しかし、携帯電話はポケットやかばんに収納されているため、環境や行動によっては着信に気づかない場合がある。そこで、帽子のつばにLEDを取り付けてLEDの点滅によって通知情報を提示する帽子型インジケータを提案する。これは、視覚から通知情報の有無を知ることができるため、周囲の環境に左右されずどのような場所でも通知情報を受け取ることができると考えた。そして、有用性の評価のために帽子インジケータと携帯端末との比較実験を行い、実験結果について評価を行った。
著者
佐藤 究 山下 圏 小嶋 和徳 小笠原 直人 布川 博士
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.277, pp.27-32, 2014-10-24

近年,大学の情報・工学系学部においては,プログラミング演習が必須となっており,演習課題ではプログラムソースの提出が一般的である.しかし課題内容が高度になると,一つの課題に対してディレクトリ構造に依存した複数のソース,データ,ドキュメントのファイルを提出する必要がある.また,採点者にとってはこれらの提出物を実行し採点,評価を行う必要があり,それを実行可能状態にするだけで大きな手間となる。さらに本学部においては課題が合格するまでの再提出を学生に課しているため,このバージョン管理も大きな手間である.本稿では,これらを解決するための,分散型バージョン管理システムであるMercurialと統合開発環境であるeclipseをベースとしたプログラミング演習課題レポート管理支援システムの構築と,これらのベースとなるシステムの機能を有効に利用した課題管理について述べる.
著者
來迎直裕 小笠原直人 佐藤究 布川博士
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.15-17, 2013-03-06

携帯電話は私たちの生活で情報を取得する手段として欠かせない存在であり、情報を取得するには携帯電話の着信音等のインジケータの存在に気づかなければならない。しかし、携帯電話はポケットやかばんに収納されているため、環境や行動によっては着信に気づかない場合がある。そこで、帽子のつばにLEDを取り付けてLEDの点滅によって通知情報を提示する帽子型インジケータを提案する。これは、視覚から通知情報の有無を知ることができるため、周囲の環境に左右されずどのような場所でも通知情報を受け取ることができると考えた。そして、有用性の評価のために帽子インジケータと携帯端末との比較実験を行い、実験結果について評価を行った。
著者
佐藤 究 畠山 卓也 小笠原 直人 布川 博士
出版者
日本感性工学会
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18840833)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.175-183, 2013 (Released:2013-02-25)
参考文献数
26

In a traditional environment Object VR virtual object is displayed on the display, the operation is performed with a mouse. Therefore, dealing with like a smooth interaction with real objects in the hand is difficult to say, the immersion fades. This research is no need to wear special equipment users, proposal and implementation of a spherical display the real-world oriented interfaces enables natural view point movement as well as dealing with object in hand for Objective.
著者
佐藤 究 布川 博士 楠見 孝 野口 正一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.75, pp.41-48, 1993-08-27
被引用文献数
5

ユーザがコンピュータシステムを道具として使いこなすためには,システムの構造や機能を"理解する"必要がある.しかし,全くの初心者ユーザにとってコンピュータシステムを理解することは非常に困難である.そのため,ユーザがシステムを楽しく容易に"理解"できるように支援するユーザインタフェースとして,メタファーを提供するユーザインタフェースが研究されているが,そのような認知科学的手法がどれだけ有効であるかを評価する手法の確立も非常に重要である.本稿では,我々が作成したメタファーを提供する分散システムのためのUI,メタファーネットワークDoReMiを用いた、メタファー提供の有効性を評価する認知心理学実験について述べる.We propose 'Metaphor-oriented User Interface', which make it possible that unpracticed users understand the systems they work on now. It is almost impossible for ordinary users to make good use of their systems, even if they employ (conventional) Graphical User Interface (GUI). Our 'Metaphor-oriented User Interface : Metaphor-Network DoReMi' present such systems to users through metaphor, which is more familiar to us, for making it easy for non-expert to understand structures, functions and operations of their systems. In this paper, we describe results of cognitive-psychology experiment which use Metaphor Network DoReMi., and evaluate efficiency of 'DoReMi' itself with cognitive-scientific methods.
著者
小笠原 直人 佐藤 究 布川 博士 白鳥 則郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.88, pp.1-6, 2000-09-22

近年,電話,FAX等の現実世界でのコミュニケーションメディアに加え,インターネットの普及により,電子メール,メッセージングサービス,VoIP等の様々なコミュニケーションサービスが新たに誕生し,多数のメディアを利用することが出来るようになって来ている.しかし,ユーザはこれらを効率的に使い分けるためにはユーザはそれぞれのメディアに関する情報や相手ユーザの情報を意識しなければならない.この傾向は将来新しいメディアが誕生し,コミュニケーション環境がより大きなものとなっていくにつれ,さらに顕著になっていくことが予想される.本研究では,これらの問題を解決するためにコミュニケーションに係わる様々な情報をユーザに代わり管理,交換するエージェントMIA(Media Integration Agent)を提案する.このMIAによるコミュニケーション環境により,ユーザはメディアに依存する固有アドレスや相手ユーザの情報を意識せずに,コミュニケーションメディアを効果的に利用することができる.By spread of Internet, we become to use several of communication such as email, ICQ, VoIP etc. But as become convenient to user must be aware of variety of information regarding the media and partner use, user. The forecast is that this problem grows larger and larger as new media are brought in the expanding communications network. In this research, we suggest an agent MIA (Media Integration Agent) that manages the information instead of user. The MIA is an agent that obtains situation of user, and dynamically exchanges addresses and tendency of using medias. By use of this, user can choose better communication media. Accordingly seamless communication environment that user doesn't have to be aware of various information is formed.
著者
児玉 英一郎 樋地 正浩 佐藤 究 宮崎 正俊
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.363-364, 1997-03-12

自然言語は人間にとって理解しやすいと言う利点を持つ。このため、自然言語で記述された文章をコンピュータが理解できれば、人間がコンピュータを利用するのが容易となる。我々はこのような考えに基づき、ソフトウェアを自然言語で記述することにより利用者がソフトウェアの内容を容易に理解でき、加えてソフトウェアの利用要求を自然言語で記述することにより利用者がその利用を容易に要求できるシステムの構築を目標として研究を進めている。この目標を達成するためには、自然言語により記述されたソフトウェアの自然言語記述やソフトウェアの利用要求を、対象となるシステム上で動作可能なレペルまで変換することが必須である。本研究では、対象となるシステムとしてオブジェクト指向型計算モデルに基づくシステムを仮定し、自然言語として日本語を説定する。さらに、マルチメディア情報の利用の要求を日本語で記述した文章 (以下、マルチメディア情報操作文章と呼ぶ) に焦点を絞り考察した。本稿では、マルチメディア情報操作文章を既存の自然言語処理モデルを流用して解析し、以下で定義するメディアオブジェクトの操作プログラムに変換し実行するシステムのモデルを提案するとともに、流用する既存の自然言語処理モデルに加えるべき変更点を明らかにする。このモデルに基づいて実装されたシステムは、メディアオブジェクトの日本語によるプログラミング環境の1つを与える。
著者
児玉 英一郎 佐藤 究 宮崎 正俊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.41, no.5, pp.1276-1289, 2000-05-15

次世代の人とコンピュータの相互作用系を考えた場合,自然言語を中心とした知的なコンピュータ利用環境は必須なものである.本論文では,マルチメディアコンテンツ作成のためのレイアウトや関連性などを日本語で記述した文章を理解,実行する自然言語を用いた知的なマルチメディアコンテンツ作成環境の実現手法およびモデルを提案する.また,このモデルに基づいたプロトタイプシステムACORNS(Advanced Communication-Oriented Real Native System)の構築について報告する.このシステムでは,マルチメディアコンテンツ作成のためのレイアウトや関連性を日本語で記述した文章を自然言語処理により解析し,マルチメディア情報をオブジェクト指向に基づきモデル化したメディアオブジェクトの操作プログラムに変換して実行できる.また我々は,このシステムACORNSの評価を通して我々の提案する手法とモデルの有効性について検証を行った.Considering the next generation of human-computer interaction, it is necessary an intelligent environment oriented to the natural language. In this paper, we propose an approach and a model to construct an intelligent environment for making multimedia contents. In this environment, the text that describes a layout and relation of the multimedia contents in Japanese can be understood and executed directly.As an application of the proposed model, a system called ACORNS (Advanced Communication-Oriented Real Native System) is implemented. In this system, the text that describes a layout and relation of the multimedia contents in Japanese can be parsed.And it can be translated into an executable program of a media object, and executed.The performance study of ACORNS is performed. The results of the performance study show that the proposed approach and model are robust.