著者
杉山 俊幸 大竹 剛 蛯谷 敏
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1448, pp.90-97, 2008-07-07

6月12日、民主党の全議員宛に、こんな過激なタイトルのメールが届いた。配信したのは民主党議員の筒井信隆氏である。自らが副代表を務めている民主党の政策を公然と批判する、前原誠司氏に向けられたものだ。前原氏は雑誌で、農家の戸別所得補償といった民主党の政策について、必要な財源を捻出することは難しいと主張していたのだ。
著者
愛甲 美穂 日高 寿美 石岡 邦啓 五十嵐 愛子 坊坂 桂子 山下 昭二 持田 泰寛 守矢 英和 大竹 剛靖 高橋 宏 小林 修三
出版者
一般社団法人 日本透析医学会
雑誌
日本透析医学会雑誌 (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.219-224, 2016 (Released:2016-03-28)
参考文献数
11
被引用文献数
3

透析患者は末梢動脈疾患 (peripheral arterial disease : PAD) の合併が多く, 重症虚血肢に至ると予後は著しく不良である. 予後改善にはPADを早期に診断・治療することが重要である. 足病変とPADの有無に基づき6つに区分し, 各区分に対するフットケアの間隔と内容を定めたフットケアプログラム (鎌倉分類) を策定した. 当院外来維持血液透析患者を対象に, 鎌倉分類導入前の2011年度群 (n=185) と, 導入後の2012年度群 (n=196), 2013年度群 (n=196) とに分け, 下肢潰瘍と切断発生件数をCochran-Armitage傾向検定を用い比較検討した. 新規潰瘍発生は, 2011年4.9件/100人・年であったが, 2012年3.1件, 2013年1.5件と有意に減少した (p=0.03). 下肢切断発生症例はすべて小切断で, 2011年1.6件/100人・年, 2012年1.0件, 2013年0.5件と推移した (p=0.14). 足病変を有する群で足関節および足趾上腕血圧比は足病変を有さない群に比較して低値であった. 足病変の有無を加味した透析患者における鎌倉分類はフットケアプログラムとして有用であり, 早期介入の意義が示唆された.
著者
五十嵐 愛子 愛甲 美穂 大平 吉夫 今井 亜希子 守矢 英和 日高 寿美 大竹 剛靖 小林 修三
出版者
一般社団法人 日本フットケア学会
雑誌
日本フットケア学会雑誌 (ISSN:21877505)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.130-134, 2017-09-30 (Released:2017-09-30)
参考文献数
5

【要旨】当院では 2011年6月より月 2 回フットウェア外来を開設し,義肢装具士とともにフットケア指導士である看護師が介入する外来を行っている.今回,当外来の受診率,基礎疾患,切断部位など横断的研究を行い,フットケア指導士の役割を検討した.2015年6月末までの 4 年間に当外来を受診した患者数は 304 名(延べ 1,614 名),男性 133 名,平均年齢 64 歳であった.基礎疾患は糖尿病 129 名,慢性腎臓病(CKD) 91名(透析 76 名),関節リウマチ 14 名であった.末梢動脈疾患(PAD)合併患者が 81 名で,下肢潰瘍の患者は 62 名であった.大切断 13 名,足趾切断 34 名,外反母趾などの足変形が 94 名であった.受診状況は終了 156 名,中断 65 名,継続中 83 名であり,通院継続率は 78.6% であった.フットウェア外来におけるフットケア指導士の役割は,外来補助を行いながら同時に必要なケアや教育を行うことにあると考える.外来受診時に行うケアや教育により,フットウェアの重要性を繰り返し教育することが可能となり,通院継続率を比較的高く保つことに貢献できたと考える.
著者
浜口 斉周 宮崎 勝 藤沢 寛 西村 敏 木村 徹 大竹 剛 望月 貴裕 高橋 正樹 米倉 律 小川 浩司 東山 一郎
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2010年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.66, 2010 (Released:2010-11-15)
被引用文献数
1

テレビ・動画の視聴において、時間や場所の制約にとらわれないオンデマンド視聴や、口コミ・友人のお勧めに従うような、視聴スタイルのパラダイムシフトが起こっている。テレビ局は番組をただ放送するのではなく、適切なコンテンツを適切なユーザーに適切な形で届けることが求められている。本研究では、ビデオオンデマンドと番組レビューSNSを組み合わせたソーシャルTVにおける視聴行動に着目し、実験サイトを構築して被験者を集め、実際に行動ログの収集・分析を行なった。分析の結果、テレビ放送とは大きく異なる視聴行動の変化を捉えることができた。ソーシャルTV特有の視聴行動とその効果、サービス提供方法や必要な技術について論じる。
著者
大竹 剛 中野 貴司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1275, pp.106-117, 2005-01-17

昨年12月26日、インド洋スマトラ島沖でマグニチュード(M)9.0の地震が発生し、津波が約15万人もの命を奪った。その2カ月前の10月23日には新潟県中越地震が起きた。相次ぐ巨大地震は、10年前の阪神・淡路大震災の記憶を呼び覚ます。 1995年1月17日。阪神地区を襲った震度7の巨大地震は約6400人の命を奪い、約10兆円の経済損失をもたらした。
著者
大竹 剛 真島 恵吾 合志 清一 藤井 亮介 伊藤 浩 鈴木 光義 高井 重典 寛座 武智
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.1292-1300, 2008-08-01
被引用文献数
1

As digital broadcasting has become widespread and the available bandwidth for Internet access has become wider, more high-quality digital content has been distributed to users, making illegal copying a critical issue in the content business. New technology for identifying illegally distributed content is necessary to deter it. We developed two methods for identifying video content: the extraction of characteristic information from video and the use of phase-only correlation. A system was developed to apply these methods to digital TV programs. Experiments on four weeks of broadcast content gave good results, which suggests that a combination of the two methods would enable us to identify video content distributed illegally over the Internet precisely and quickly.