21 0 0 0 IR 檜原村の狼信仰

著者
西村 敏也
出版者
武蔵大学総合研究所
雑誌
武蔵大学総合研究所紀要 (ISSN:09181849)
巻号頁・発行日
no.22, pp.176-163, 2012
著者
村上 てるみ 西村 敏 舟塚 真 新宅 治夫 一瀬 宏 大澤 眞木子
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.83, pp.E663-665, 2013-07

瀬川病は14q22.1-q22.2に存在するGTPシクロヒドロラーゼI(GCH1)遺伝子異常に起因する常染色体優性遺伝性ジストニーである。典型例では6歳をピークに下肢姿勢ジストニアで発症し筋固縮の進行は10歳代後半までみられるが以後緩徐になり30歳代では定常状態となる疾患である。日内変動は小児期には著明であるが20歳代後半には徐々に消失することが知られている。多くの患者が症状の日内変動に気づかれず脳性麻痺などの診断を受けている。今回私たちも脳性麻痺と診断を受けていたが問診により症状に日内変動があることに気付き遺伝子検査にて瀬川病と確定診断しL-dopaが著効した1例を経験したので報告する。,症例は17歳女性で 家族歴, 既往歴, 発達歴に特に問題は認めなかった。6歳時に左足の尖足、歩行障害、 姿勢の異常出現、症状の増悪を認めたため当科を受診した。問診にて歩行障害、姿勢の異常には日内変動があることが判明した。 脊髄・頭部MRIでは異常を認めず、臨床症状と日内変動を認めるという問診より瀬川病を疑った。 髄液中のネオプテリン、バイオプテリンの低値と血球中のGTPシクロヒドラーゼI(GCH1)酵素活性低値、さらにGCH1遺伝子異常を認め瀬川病と確定診断した。 L-dopa内服で速やかに完全寛解し10年経過するが副作用なく持続している。診断のきっかけは朝夕での症状の違いを具体的な例をあげて母親に質問したことで症状に日内変動があることがわかった。具体例を挙げての詳細な問診は診断の一助となることを再認識した1例であった。,
著者
西村 敏英 江草 愛
出版者
日本味と匂学会
雑誌
日本味と匂学会誌 (ISSN:13404806)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.167-176, 2012
参考文献数
17
被引用文献数
2

「こく」は、昔からラーメン、カレー、シチュー、味噌などの食べ物に使われており、おいしい食べ物を表現する言葉としてよく使われている。最近では、キムチ、ヨーグルト、紅茶、ビール、調味料などの商品名にも「こく」という言葉が使われるようになってきた。しかし、「こく」に対する明確な定義はされていない。本稿では、「こく」の定義を提案すると同時に、「こく」付与物質の特性から、「こく」付与物質を分類することを試みた。また、最近、我々は、タマネギ由来の物質に「こく」を付与する効果を見出したので、この物質の特性並びにその「こく」付与効果を紹介する。
著者
浅木 茂 西村 敏明 岩井 修一 北村 英武 増田 幸久 迫 研一 佐藤 玄徳 渋木 諭 榛沢 清昭 佐藤 彰 大方 俊樹 後藤 由夫
出版者
Japan Gastroenterological Endoscopy Society
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.23, no.6, pp.792-798_1, 1981-06-20 (Released:2011-05-09)
参考文献数
25
被引用文献数
6

著者らは,高周波電流による内視鏡的胃ポリペクトミー時の大出血例7症例と,緊急内視鏡検査で,大出血のため止血が必要と判断した出血性胃・十二指腸潰瘍9例の出血部に,直視下に99.5%エタノールまたは純エタノールを局注し,全例止血に成功した.局注止血後の再出血例はなく全身状態の急速な改善がみられ,全例外科的処置を必要とせず内科的に管理できた.本法は操作が簡単で,出血血管の周囲に適確に局注できる内視鏡のエキスパートであれば誰れでも,どこででもできる方法で,静脈瘤以外の出血に対して効果的な止血法と考える.
著者
西村 敏蔵
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.1, pp.44-48, 1969-01-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
9

西京, 府中, 讃岐などの名を冠した白味噌は, 関西を主産地とする特殊な味噌である。多糖低塩型の甘味噌であるから, 保存性の少ない高級な味噌で, 今後の消費増が期待される。
著者
荒金 英樹 西村 敏 兼子 裕人 仁丹 裕子 浦底 美由希 増田 哲也 北岡 陸男 廣瀬 遼子
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.643-647, 2008 (Released:2009-04-30)
参考文献数
19
被引用文献数
1

症例は79歳女性。原因不明の意識障害で他院入院中、褥創の悪化、意識レベルの低下から当院転院となる。BMIは 14.6kg/m2、栄養補給は胃切除後から腸瘻より施行されていた。入院時血清銅値は正常であったが低亜鉛、高炭酸ガス血症を認め、プルモケア®にポラプレジンクを併用した栄養療法を開始、8週間後にポラプレジンクは併用のまま亜鉛、銅含有栄養剤を投与したが、6週間後に腸瘻周囲皮膚炎の悪化からTPNへ変更した。変更直後から白血球、好中球数の減少を認め、TPN開始8週後には白血球数1910/μL、好中球数343/μL、血清銅濃度は8μg/dLと低下していた。TPNに微量元素製剤添加したところ急速に好中球は増加、貧血も改善した。TPN開始から短期間で銅欠乏症が発生したことから、銅非含有栄養剤投与に加え、EN施行中の亜鉛負荷による銅吸収阻害が関与した可能性も考えられた。長期経管、経静脈栄養の際には、微量元素に留意する必要があり、その配合比率も検討が必要であると考えられた。
著者
西村 敏英
出版者
日本脂質栄養学会
雑誌
脂質栄養学 (ISSN:13434594)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.14-25, 2021 (Released:2021-06-06)

Lipids in foods play important roles in the improvement of their palatability as well as the supply of nutrition for energy. Lipids improve the food property which is decided by lots of factors such as taste, aroma, texture and so on involved in food palatability. In the case of taste, lipids enhance the intensity of sweetness and umami taste of foods, while they suppress their bitterness. Lipids also affect the food palatability related to aroma through the lipid oxidation in foods or the precursor of the aroma compounds such as linoleic acid and linolenic acid. In the case of texture, lipids in foods make them more tender and juicier. Recently, lipids were found to hold aroma compounds in foods and enhance the complexity, mouthfulness, and lingerngness in Koku attributes. Aroma compounds in foods are released from their lipids during chewing foods in oral cavity, and they enhance Koku attributes.
著者
中井 隆幸 西村 敏 藤沢 寛 大亦 寿之 池尾 誠哉 谷田 和郎 寺田 果生 山野 悠
雑誌
第81回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, no.1, pp.13-14, 2019-02-28

ハイブリッドキャスト4Kビデオによるライブ配信中に、クライアント情報に基づいてCMを挿入する再生実験を行ったので報告する。 具体的には、テレビ受信機にてIPTV-F・dashNXプレイヤを利用し、視聴状況や地域などクライアント毎に異なる端末情報をCMサーバに渡すことによって再生すべきCMリストを受信し、mpeg-dashのマルチピリオド機能を用いてCMを再生する。 さらに、局側でリアルタイムで作成される映像メタ情報に基づいたトリックプレイ機能を実装し、ハイコネXの端末連携機能を用いてスマートフォン上から操作可能とした。
著者
沖谷 明紘 松石 昌典 西村 敏英
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.314-326, 1992-11-20 (Released:2013-04-26)
参考文献数
116
被引用文献数
5
著者
奥村 朋之 犬塚 雄介 西村 敏英 荒井 綜一
出版者
公益社団法人 日本畜産学会
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.360-367, 1996-04-25 (Released:2008-03-10)
参考文献数
21
被引用文献数
1 2

本研究では真空包装した豚肉を,4°Cで30日間保存した時の官能的並びに理化学的変化を調べ,最適熟成期間について検討を行った.豚肉の味や香りは貯蔵期間20日目まで熟成が進むにつれ強くなり,好ましくなることが判明した.また,25日目まで微生物による劣化に問題はなかった.しかし,30日目に酸臭が発生し好ましくなかった.豚肉の軟らかさは熟成が進むにつれて増大した.また破断応力も30日目まで減少し続けた.遊離アミノ酸は30日目まで増加し続けたが,20日目以降増加割合が減少した.ペプチドは20日目まで増加し続けたが,それ以降の変化は認められなかった.これらの物質は,熟成による呈味向上に貢献していると推察された.イノシン酸は熟成により減少したが,20日目でも1.6μmol/gmeat残存しており,グルタミン酸との相乗効果により豚肉の呈味形成に寄与していると推察された.以上の結果から,豚肉を真空包装し4°Cで貯蔵した場合には,20日目の肉が官能的に最も優れていると結論された.
著者
西村 敏雄 ニシムラ トシオ Toshio Nishimura
雑誌
聖泉論叢
巻号頁・発行日
no.11, pp.61-78, 2003

凶悪な少年犯罪が起こるたびに、新聞などのメディアによる犯罪報道が、加害者や被害者の氏名や家族関係などのプライバシーの人権を侵害するケースがあとをたたない。本稿では少年法の適用や犯罪報道などの事例を基に報道(表現)の自由や人権問題をとりあげる。そしてまだ完全とはいえない少年法の改正については、単なる合理性や論理性だけを重視した法律論議だけではなく、人の感情や価値観なども抱合するような議論を、また報道の自由に関してはある一定の「制約」が必要であることを指摘した。