20 0 0 0 OA BCG誤接種の6例

著者
平井 佐代子 野並 京子 島 正幸 大野 治彦 福本 隆也 白井 利彦
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.217-221, 1996 (Released:2010-08-25)
参考文献数
4

ツベルクリン反応液と誤ってBCG液の接種を受けた6例を報告した。通常の約24倍量のBCG液を皮内注射されたため, 同部に皮膚潰瘍を形成した。結核に準じINHとRFPを半年間投与し, 全身性感染をきたすことなく創部は3カ月-6カ月で治癒した。発熱を認めたのは6例中5例で, いずれも誤接種1カ月後に出現した。リンパ節腫大は6例中3例で触知したが明らかなものではなかった。胸部レントゲン写真で異常を認めたのは1例 (右肺門気管支陰影の増強) のみであった。
著者
今城哲司 鈴木 弘 大野 治 植村 俊亮
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.90-90, 2000-06-15

約20年前からコンピュータでの漢字利用が普及し,標準プログラム言語で日本語データ処理が可能となった.日本語処理は,国際規格化されていて,いくつかの言語では,識別名にも漢字などマルチオクラット文字が使用できる.予約語まで日本語にした本格的な日本語プログラム言語も,分かち書きのレベルで,実用化されている.本論文では,分かち書きをしない,より日本語に近い日本語プログラム言語"まほろば"の設計思想と文法について述べ,実装実験による評価について報告する.Twenty years ago, programming languages have acquired an ability to handle Japanese. Generalizing it to internationalization (i18n), many of i18n facilities of each programing language were accepted as ISO standards. Some programming languages allow users to use user-defined words in such multi-octet characters as kanji. Some new Japanesebased programming languages have also been developed and used. In all those languages, keywords and grammar are based on Japanese, but words have to be separated by spaces. This paper discusses a non-separated (No wakachigaki) version ofJapanese-based programming langage"Mahoroba"."Mahoroba" is a word of ancient Japan, and means a nice country. The paper describes its design philosophy, syntax and evaluation by experimental implementation.
著者
今城 哲二 大野 治 植村 俊亮
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.41, no.SIG02(PRO6), pp.106-106, 2000-03-15

約20年前からコンピュータでの漢字利用が普及し,標準プログラム言語で日本語データ処理が可能となった.日本語処理は,国際化と一般化されて,国際規格化された.いくつかの言語では,識別名にも漢字などマルチオクテット文字が使用できる.予約語まで日本語にした本格的な日本語プログラム言語も,分かち書きのレベルで,実用化されている.本発表では,より日本語に近い非分かち書きの日本語プログラム言語「まほろば」を提案し,その構文の設計の考え方を中心に論じる.
著者
大野 治俊 堀越 陽子 堀越 敏子 落合 玲子 本誌編集室
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.1386-1393, 1986-12-01

昨年8月12日,羽田発大阪行日本航空123便,ボーイング747SR機か群馬県多野郡御巣鷹山山頂付近に墜落,乗員15名,乗客509名のうち‘奇跡の生存者’4名を除く520名の犠牲者を出した惨事はまだ記憶に新しい. 4名の生存者のうち吉崎博子・美紀子さん親子と落合由美さんの3名が藤岡市内の病院に収容ざれ,川上慶子さんはその病院で応急処置を受けたあと,すぐ国立高崎病院に転院となった.
著者
大野 治美 村上 晴香 中潟 崇 谷澤 薫平 小西 可奈 宮地 元彦
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.92-104, 2021-02-15 (Released:2021-02-26)
参考文献数
26

目的 ふん便(以下,便)は,我々の食事や栄養状態ならびに腸内細菌叢の特徴を反映し,身体の健康状態や栄養摂取状況を,簡便かつ非侵襲的に評価できるツールであると考えられる。一方で,便を包括的に評価し,簡便かつ客観的に評価する適切なツールに関する検討は十分に行われておらず,日常の排便状況や便性状を的確に把握できる有用な質問票が求められている。習慣的な排便状況(排便回数)や便性状(排便量,色,形状など)を把握するための評価ツールを作成し,排便日誌に基づく排便回数や便性状の記録と比較し内的妥当性を検討した。方法 22から78歳までの成人男女35人(45.2±17.1歳)を解析対象とした。習慣的な便に関する質問票(以下,習慣的便質問票)による最近1か月間における平均的な排便回数,1回あたりの排便量,便の色や形状,便の浮きや腹部膨満感を調査した。この習慣的便質問票の各項目の再現性を検討するため,2回の調査を実施し,再現性を確認した。その後,排便日誌を用いて,毎日の排便時刻や便の性状などを1週間記録した。この排便日誌を基にした排便回数や便性状を内的妥当基準とし,習慣的便質問票により得られた回答を比較した。なお,習慣的便質問票における排便回数は,排便回数がカテゴリー化された回答を選択する選択回答法と数値による自由回答法の2種類で回答した。結果 習慣的便質問票の再現性を検討した結果,全ての項目においてスピアマン順位相関係数の有意な相関(ρ=0.431~0.911)が認められ,重みづけκ係数においても高い一致度を示した(weighted κ=0.348~0.841)。また,内的妥当性については,排便日誌による1週間あたりの排便回数と,習慣的便質問票における排便回数の回答を比較すると,自由回答法による1週間あたりの排便回数の方が,選択回答法より高い相関(ρ=0.855)を示した。さらに,便性状については,1週間の排便日誌における便性状の回答の中央値と習慣的便質問票での回答との相関を検討したところ,「便の浮き」を除いて有意な相関が示された(ρ=0.429~0.800)。結論 本研究で作成した質問票は,習慣的な排便状況や便性状を評価する上で,再現性と内的妥当性が高いことが確認された。
著者
今城 哲二 鈴木 弘 大野 治 植村 俊亮
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.42, no.SIG02(PRO9), pp.102, 2001-02-15

約20年前からコンピュータでの漢字利用が普及し,標準プログラム言語で日本語データ処理が可能となった.日本語処理は,国際規格化されていて,いくつかの言語では,識別名にも漢字などマルチオクテット文字が使用できる.予約語まで日本語にした本格的な日本語プログラム言語も,分かち書きのレベルで,実用化されている.本発表では,分かち書きをしない,より日本語に近い日本語プログラム言語``まほろば''の設計思想と文法について述べ,プログラマおよび学生による記述実験による評価について報告する.
著者
今城哲司 鈴木 弘 大野 治 植村 俊亮
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.41, no.SIG04(PRO7), pp.90, 2000-06-15

約20年前からコンピュータでの漢字利用が普及し,標準プログラム言語で日本語データ処理が可能となった.日本語処理は,国際規格化されていて,いくつかの言語では,識別名にも漢字などマルチオクラット文字が使用できる.予約語まで日本語にした本格的な日本語プログラム言語も,分かち書きのレベルで,実用化されている.本論文では,分かち書きをしない,より日本語に近い日本語プログラム言語“まほろば”の設計思想と文法について述べ,実装実験による評価について報告する.
著者
大野 治代
出版者
一般社団法人 日本色彩学会
雑誌
日本色彩学会誌 (ISSN:03899357)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3+, pp.68-69, 2017-05-01 (Released:2017-10-07)

視覚表示として,液晶画面による動的表示が多いけれども,選挙ポスターは静的な表示として今なお使用されている.筆者は選挙ポスターの色彩調査を20余年前から実施し,今回第22回参議員選挙立候補者の選挙ポスターを調査した結果を報告する.ポスターの回収は,全立候補者222名(比例区除く)の88%(掲示のみ)である.回収したポスターの6割は色彩計で実測し,残りは現場で撮影した画像と実測したポスターと同時撮影した画像とを対照させて,色彩を検討した.色彩調査は,ポスターの色彩を13分類(N1, N5, N10, R, YR, Y, GY, G, BG, B, PB, P, RP)した結果に基づき,使用色数と色相についてまとめている.また,選挙ポスター掲示板前の視環境は,照度と色温度の測定値で示している.さらに,今回の選挙ポスターの色彩は,以前の結果と比較して使用色数が減少していること,使用頻度の高い色が赤から白色へ変化していることも述べている.
著者
大野 治代
出版者
日本色彩学会
雑誌
日本色彩学会誌 (ISSN:03899357)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.92-93, 2005-05-01
参考文献数
1
著者
今城 哲二 大野 治 植村 俊亮
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.106-106, 2000-03-15

約20年前からコンピュータでの漢字利用が普及し,標準プログラム言語で日本語データ処理が可能となった.日本語処理は,国際化と一般化されて,国際規格化された.いくつかの言語では,識別名にも漢字などマルチオクテット文字が使用できる.予約語まで日本語にした本格的な日本語プログラム言語も,分かち書きのレベルで,実用化されている.本発表では,より日本語に近い非分かち書きの日本語プログラム言語「まほろば」を提案し,その構文の設計の考え方を中心に論じる.20 years ago, programming languages have acquired an ability to handle Japanese. Generalizing it to internationalization (i18n), many of i18n facilities of each programming language were accepted as ISO standards. Some programming languages allowed users to use user-defined words in such multi-octet characters as Kanji. Some new Japanese-based programming languages have also been developed and used. In all those languages, keywords and grammar are based on Japanese, but words have to be separated by spaces. We develop a non-separated (No wakachigaki) version of Japanese-based programming language "Mahoroba". "Mahoroba" is a word of ancient Japan, and means a nice country. This presentation describes its syntax design.
著者
今城 哲二 鈴木 弘 大野 治 植村 俊亮
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.31, pp.143-152, 2001-03-22
被引用文献数
1

約20年前からコンピュータでの漢字利用が普及し,標準ログラム言語で日本語データ処理が可能となった.日本語処理は国際規格化され,いくつかの言語では識別名にも漢字などマルチオクテット文字が使用できる.予約語まで日本語にした本格的な日本語プログム言語も,分かち書きのレベルで,実用化されている.本論文では,分かち書きをしない,より日本語に近い日本語プログラム言語"まほろば"の言語仕様について述べる.20 years ago, programming languages have acquired an ability to handle Japanese. Generalizing it to internationalization (i18n), many of i18n facilities of each programming language were accepted as ISO standards. Some programming languages allow users to use user-defined words in such multi-octet characters as kanji. Some new Japanese-based programming languages have also been developed and used. In all those languages, keywords and grammar are based on Japanese, but words have to be separated by spaces. This paper discusses a non-separated (No wakachigaki) version of Japanese-based programming language "Mahoroba". "Mahoroba" is a word of ancient Japan, and means a nice country. The paper desscribes it's design philosophy and syntax by experimental implementation.
著者
楢崎 正也 山中 俊夫 大野 治代 佐藤 隆二
出版者
大阪大学
雑誌
一般研究(B)
巻号頁・発行日
1986

気密な市街地住宅において, もっとも汚染発生の著しい調理の際に, 室空気環境を良好に維持し, しかも熱負荷が過大にならない合理的な換気方式の確立を目的に研究を進めた. 本研究は三部から成っている.1.種々の調理条件時に発生する熱・水蒸気・汚染ガス・臭気の発生状況を調べた.まず, コンロ上方の熱気流と汚染ガスの拡散性状を詳細に検討し, 高性能な排気フードの開発に有益な資料を提供した.また, 調理時に生成するような汚染物質, とくにNO_Xと調理臭の発生量を定量化し, 室空気質評価に必要な資料を提供した.2.気密な住宅では台所の局所排気だけでなく, 局所給気の必要性を提言し, 給・排気方式を採用した住宅の換気調査を行い, 給気口の換気効果を実証した.また, 住宅においては自然換気とくに風力換気の依存度が高いため, 外部風と換気量の関係を調べ, 換気量推定のための風データーのサンプリング法を提言した.3.Tracer-Gas法による換気量推定法を種々考察した. ここでは, 空間の相互換気を考慮した二室換気を算定する手法を提案している.以上, 各検討事項は今後に多くの問題点を残しているが, ある程度の成果は達成できたと考えている. 今後はこの研究成果をもとに, さらに研究を進展させ, 所期の目標に近づくことを念願する次第である.
著者
初田 賢司 原田 晃 大野 治
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会誌 (ISSN:1345031X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.4, pp.14-18, 2002-08-15

ソフトウェア開発プロジェクトの見積は,難しいと言われている.要求が曖昧な段階で見積を求められることに加えて,e-プロジェクト等の出現が見積の困難さに拍車をかけている.プロジェクトの成否は,見積の精度に大きく左右されるが,依然として見積者の暗黙知によるところが大きい.本稿では,見積の曖昧さを排除し,合理性,客観性,妥当性を高めるために,見積のアクティビティを分析し,マネジメントとエンジニアリングの観点から考察する.