著者
南石 晃明 木南 章 伊東 正一 吉田 泰治 福田 晋 矢部 光保 堀田 和彦 前田 幸嗣 豊 智行 新開 章司 甲斐 諭 樋口 昭則 石井 博昭 松下 秀介 伊藤 健 亀屋 隆志 八木 洋憲 森高 正博 多田 稔 土田 志郎 後藤 一寿 佐藤 正衛
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

食料・農業・環境に関わる諸問題は,相互に密接に関連しており,その根底には「リスク」が深く関与している.このため,食料・農業・環境に関わる諸問題の解決には,「リスク」に対する理解が不可欠である.食料・農業・環境に潜むリスクには,どのようなものがあり,それらはどのように関連しており,さらにどのような対応が可能なのか?本研究では,学際的かつ国際的な視点からこれらの点について明らかにした.
著者
小谷 汪之 関根 康正 麻田 豊 小西 正捷 山下 博司 石井 博
出版者
東京都立大学
雑誌
特定領域研究(A)
巻号頁・発行日
1998

現代インドにおける宗教対立(とくにヒンドゥーとムスリムの対立)はパキスタンとの関係の変化を伴いながら、南アジア世界をきわめて不安定にしている。小谷は歴史学の立場から、この問題を長期的な見通しで研究し、その成果をWestern India in Historicae Fansitionとして、インド、ニュー・デリーのマノーイル出版社から刊行した。又、2001年12月7-8日にニューデリーのJ.ネルー大学で開かれたUnderstanding Japanese Perspectreis on Fudia : An Inolo-Japanese DialogueというWorkshopで発表した。小西は長年の亘ってインドの民衆文化、とくに民画の研究をつづけてきたが、その成果を『インド:大地の民俗画』(未来社)として公刊した。インドの民衆の間に生きつづける伝統文化が時代の変化に対応して、日々新しいものをつけ加えていく姿がよく捉えられている。
著者
徳田 正満 島田 一夫 石井 博義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学
巻号頁・発行日
vol.98, no.51, pp.41-48, 1998-05-15
被引用文献数
9

平成9年度に九州工業大学に建設された多目的の電波無響室に関する仕様と特性を紹介している。この電波無響室は、床面が金属の電波半無響室と、そこに電波吸収体を敷いた電波全無響室の両方を構成することができ、EMC用ばかりでなく、アンテナ特性評価用としての適用も可能である。発砲フェライトという新素材を電波吸収体に新規に適用することにより、30MHz〜18GHzの周波数帯域で、5面と6面のサイト減衰量特性及び放射RF電磁界イミュニティ試験時の電解均一性を、60cmの電波吸収体厚さで実現できることを確認した。
著者
石井 博昭 塩出 省吾 西田 俊夫 井口 克郎
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
Journal of the Operations Research Society of Japan (ISSN:04534514)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.233-256, 1979-09

この論文では、ランダムな線型不等式制約と通常の線型不等式制約をもつあるE一モデルについて考察し、その解法を与える。この様な、確率的制約条件をもつ問題はこれまであまり考えられていない様であり、解法に関してはさらに少ない様に思われる。最初に、元の確率計画問題Pは対応する決定的等価問題P'に変換される。次に、P'を解く為に、パラメータμをもつ補助問題P(μ)が定義され、P'とP(μ)の双対的関係が明きらかにされる。この関係及びP(μ)に対して示すパラメトリック二次計画手法に基づくアルゴリズムを十分利用して、主アルゴリズムを構成する。最後に、この双対的関係の他の非線型計画問題への適用可能性を議論する。