著者
黒田 勇
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.141-163, 2020-03-31

This research note aims to reveal the history of the sports events operated by two newspaper companies, The Osaka Asahi and The Osaka Mainichi, in the early 20th century. It focuses on Minato Ward of Osaka City where several sport-events were held, the 6th Far Eastern Championship Games in1923, for example, and "Ichioka Paradise" was built in 1925, which consisted of several amusement facilities and the Japan's first artificial skating link.
著者
黒田 勇
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.1-29, 2019-10-31

This essay aims to reveal the history of the sports business and suburban development operated by Hanshin railway and two newspaper companies, The Osaka Asahi and The Osaka Mainichi, in the early 20th century. These two sectors of the new industries developed rapidly as cultural industry by stimulating people's desire on the suburban life and leisure activity.
著者
黒田 勇
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.1-24, 2020-10-31

本論文は、明治後期に展開された新聞事業としての長距離走大会の3事例を紹介し、スポーツを新聞事業として確立、発展させていく経過と特徴を明らかにするものである。その際、とりわけ大阪毎日新聞が、鉄道会社と連携することで、郊外にスポーツの空間を確保しつつ、観客として読者を動員していき、さらに、オリンピックを含め国際大会への参加への情熱を高めていくが、その事業運営と報道の特徴を明らかにする。
著者
黒田 勇
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Sociology, Kansai University (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.161-190, 2018-03

東京五輪開催後の1966年は、メディアスポーツビジネスの拡大やスポーツ観戦文化の普及などが重なり合い、アマチュア至上主義への疑いが生まれた年である。そうした転換期に初の「プロ」サッカーチームとしてスターリング・アルビオンが来日した。 本稿においては、スターリング・アルビオンの来日の前提となる日本のサッカー文化発展の経過を簡単に振り返り、1966年の「英国プロ・チーム初の来日」報道と、それに関わる議論を、新聞報道を中心に明らかにする。それに加えて、スターリング・アルビオン側からの「極東遠征」意味付け資料を提示したい。This essay is to describe on the first contact to the world's professional football of Japan's football regarding "professional -amateur problem" which was very controversial among sport society in Japan. In 1966, the Stirling Albion, the Scottish "semi-"professional football club, as the first British professional club to visit Japan, traveled to Japan to play two matches against Japan's team, while Japanese media and public welcomed them enthusiastically. It was just one month before their arrival that the matches were allowed to play because Japan Amateur Sports Association had strictly maintained to apply the rule of amateurism to its sports societies. The essay follows how the Japan's media made reportages on their visit and what implication the Albion gave to their own visit.
著者
黒田 勇
出版者
日本スポーツ社会学会
雑誌
スポーツ社会学研究 (ISSN:09192751)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.22-32,148, 2003
被引用文献数
1

1. 本学会の研究プロジェクト「日韓ワールドカップとメディア」のもとで、日韓にかかわる言説に注目し、今回のワードカップがどのようにメディアで意味づけられたのかを、研究プロジェクトのメンバーである黄盛彬と森津千尋の研究を中心に中間報告としてまとめる。それは、主に日韓のアイデンティティをめぐるポリティクスがワールドカップを通していかに現象したかを明らかにするものである。2. テレビビジネスのグローバル化の中で、サッカーがキラーコンテンツとしてビジネスの中心となり、ワールドカップもスポーツの「祭典/祝祭」という意味合いからメディアビジネスのメガ・イベントとなり、日本のメディアも大きな利益を上げた。3. 日本のメディアは、日本のナショナルとしての熱狂を自明化する一方で、ステレオタイプイメージに従って韓国の熱狂を特殊化し、また、主要メディアの「韓国応援」に対し、インターネット上では「反韓」メッセージが溢れ、その中で欧州サッカーの「よき」消費者である日本のサッカーファンも、アイデンティティをめぐるポリティクスに巻き込まれていった。4. 韓国においてもワールドカップを韓国社会の「世界化」の契機とする戦略とそれへの市民の動員を目指すメディアの動きがあったが、「韓国代表躍進」の結果、そうした戦略の目標とは異なる韓国市民へのインパクトの兆しがある。
著者
黒田 勇
出版者
日本スポーツ社会学会
雑誌
スポーツ社会学研究 (ISSN:09192751)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.22-32,148, 2003-03-21 (Released:2011-05-30)
参考文献数
14
被引用文献数
1

1. 本学会の研究プロジェクト「日韓ワールドカップとメディア」のもとで、日韓にかかわる言説に注目し、今回のワードカップがどのようにメディアで意味づけられたのかを、研究プロジェクトのメンバーである黄盛彬と森津千尋の研究を中心に中間報告としてまとめる。それは、主に日韓のアイデンティティをめぐるポリティクスがワールドカップを通していかに現象したかを明らかにするものである。2. テレビビジネスのグローバル化の中で、サッカーがキラーコンテンツとしてビジネスの中心となり、ワールドカップもスポーツの「祭典/祝祭」という意味合いからメディアビジネスのメガ・イベントとなり、日本のメディアも大きな利益を上げた。3. 日本のメディアは、日本のナショナルとしての熱狂を自明化する一方で、ステレオタイプイメージに従って韓国の熱狂を特殊化し、また、主要メディアの「韓国応援」に対し、インターネット上では「反韓」メッセージが溢れ、その中で欧州サッカーの「よき」消費者である日本のサッカーファンも、アイデンティティをめぐるポリティクスに巻き込まれていった。4. 韓国においてもワールドカップを韓国社会の「世界化」の契機とする戦略とそれへの市民の動員を目指すメディアの動きがあったが、「韓国代表躍進」の結果、そうした戦略の目標とは異なる韓国市民へのインパクトの兆しがある。
著者
福井 敬介 吉本 勲 黒田 勇二 北川 博之 伊藤 昌春
出版者
日本産科婦人科学会
雑誌
日本産科婦人科學會雜誌 (ISSN:03009165)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.73-76, 1999
参考文献数
3

We reported a case of successful pregnancy after laparoscopic tubal anastomosis for reversal of sterilization. The operating procedure consisted of 3 main steps. Firstly, adhesiolysis surrounding the fallopian tube was performed. Secondly, normal mucosa of the tube was identified due to discharge of Methylene Blue, and the occluded portion was removed with scissors. Finally, end to end anastomosis of the mucosa was performed by 4 stitch suturing with 5-0 vicryl, placed at the 6, 9, 12 and 3 O'clock sites. The patient became pregnant 6 months after the laparoscopic operation, but was diagnosed with a left tubal pregnancy.
著者
黒田 勇 水野 由多加 森津 千尋
出版者
関西大学
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.159-174, 2006-10

スポーツイベントにおいて、近年、公式スポンサーに対抗する「アンブッシュ・マーケティング」という新しい手法が広がっている。本稿では、これまでのアンブッシュ・マーケティングをめぐる議論を紹介し、その大規模な具体的事例として、2002年W杯の際の、韓国SKテレコムのマーケティング、および2006年W杯における日本のテレビCMを中心としたアンブッシュ・マーケティングの、いわゆる「グレーゾーン」展開について明らかにする。そして、企業のスポンサーシップの論理を超えたスポーツイベントの社会的・文化的価値という視点から、スポンサーシップの歴史的展開と社会的意味について仮説的に論じる。
著者
黒田 勇 森津 千尋 福井 栄一
出版者
関西大学
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.39-59, 2007-12

本研究ノートは、関西の地域テレビ文化において、多チャンネル化が放送の多様性に貢献しているのかどうかに焦点をあてる。まず第一に、関西の文化的アイデンティティを生み出してきた関西の放送文化について簡単に触れる。次に、CS京都チャンネルで放送された大阪弁のテキスト番組「でんねん」の内容について、その監修者の立場から検証し、さらに、その内容についての「読解」について学生対象の調査結果を明らかにする。結果は、学生たちはかつて寄りも大阪のステレオタイプイメージを受け入れる傾向とともに、複雑な読解をしていることが明らかになった。