著者
青木 博通
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.50-54, 2018-02-01 (Released:2018-02-01)

意匠権と商標権の知的財産権における位置づけ,意匠の定義,意匠の登録要件,意匠権の範囲,商標の定義,商標の登録要件,商標権の範囲について解説し,意匠権,商標権,著作権の交錯とその調整について言及している。
著者
吉川 日出行
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.58, no.12, pp.582-587, 2008-12-01 (Released:2017-04-28)
参考文献数
5

情報爆発時代に即したファインダビリティとはなにか。そもそもユーザが情報をさがす際にはどのようなシーンがありどのような行動を取っているのだろうか?本稿ではユーザの情報検索行動に注目し,検索シーンをいくつかに分類して各シーンの特徴を考察する。次に各シーンにおけるファインダビリティを向上させるための手段(ツール)について検討を行う。また,検索エンジンの利用時のプロセスとその際の支援ポイントについても分析している。ユーザの情報検索行動は常に変化するものであり,ファインダビリティ向上のためには,シーン毎の特徴やプロセス毎のニーズに合わせた支援方法を検討することが肝要である。

1 0 0 0 OA 編集後記

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.48-48, 2018-01-01 (Released:2018-01-01)

1 0 0 0 OA 協会だより

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.43-44, 2018-01-01 (Released:2018-01-01)
著者
棚橋 佳子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.25-29, 2018-01-01 (Released:2018-01-01)

本稿ではユージーン・ガーフィールド博士の追悼行事の一環として昨年9月15日-16日2日間にわたり米国フィラデルフィアにて行われたシンポジウム “Commemoration and Celebration of the life of Eugene Garfield 1925-2017”について報告する。シンポジウムで登壇者のスピーチに共通していたのは,ガーフィールド博士の創造力,チャレンジ精神,そしてアイデアに対して決して諦めない心が彼の成功を導いたと強調されていたことである。加えてガーフィールド博士が来日した1970年代80年代の旧本誌での引用分析に関する論文を紹介し,ガーフィールド博士と日本の接点を概観する。
著者
鎌田 均
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.14-18, 2018-01-01 (Released:2018-01-01)

北米の図書館界では,「エンベディッド・ライブラリアン」と呼ばれる利用者サービスの形態が注目されている。そこには,図書館司書が図書館を離れた場所で活動し,その場所において情報サービスを提供するという特徴がある。本稿では,アメリカ,カナダの大学図書館におけるエンベディッド・ライブラリアンを中心にしつつ,公共図書館との関わりも検討し,エンベディッド・ライブラリアンが導入される背景にある図書館環境の変化を挙げる。そして,エンベディッド・ライブラリアンがもたらす利用者への効果について従来の利用者サービスと比較しつつ述べ,それが図書館に与える可能性がある変化について述べる。
著者
松本 直樹
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.2-7, 2018-01-01 (Released:2018-01-01)

図書館法は,図書館について,資料を収集,整理,保存,提供する機関であると定義している。また,一般に図書館の3要素として建物,資料,職員が挙げられる。これらは図書館の基本的機能,要素といえよう。しかし,それらの機能,要素は固定的なものではなく,社会経済状況等の変化に応じて変容する。本稿では,図書館の基本的機能,要素に関わる新たな状況について,国際的・国内的な制度的動向とサービスの観点から整理した。結果,図書館に関わる4機能,3要素には多様な展開が見られた。このことは,社会的制度としての図書館が担う範囲が問われていることを意味する。
著者
久保田 壮活
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.474-479, 2005-11-01 (Released:2017-05-25)

東京大学柏図書館は, 東京大学「3極構造」構想の一つである柏キャンパスの中心的図書館として, 平成17年2月正式開館した。柏キャンパスで活動する学生教職員のための学習研究図書館としてだけではなく, 全学資料共同利用センターとして, 50万冊収容可能の自動化書庫を備え, 文献提供の拠点としても機能している。さらに社会に開かれた図書館として, 社会連携を中心としたさまざまな活動, 「場」の提供も重要なサービスと位置づけている。「次世代型図書館」をキーワードにつくられた東京大学柏図書館の建設計画から完成までの経緯をたどり, 活動中の現在, そして, 今後の計画について述べる。
著者
茂出木 理子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.341-346, 2008-07-01 (Released:2017-04-28)
参考文献数
10
被引用文献数
5

お茶の水女子大学附属図書館では,全学的な教育改革の動きに連動し,2007年4月に図書館内に新しく学生のための学習空間である「ラーニング・コモンズ」を設置した。本学にとって,ラーニング・コモンズは,「21世紀型文理融合リベラルアーツ教育」を象徴する場であり,学内の各部暑が連携して運用すべき協働の場でもある。小規模な大学図書館が小規模だからこその利点を生がし,図書館が主体となった協働の場を推進するには,1.図書館がやる気があることを学内にアピールすること,2.できることからとにかく着手すること,3.学生を運用に巻き込むことがポイントである。
著者
小山 憲司
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.61, no.10, pp.393-400, 2011-10-01 (Released:2017-04-20)
参考文献数
30

図書館間相互貸借(ILL)の概念モデルを用いて,国内の文献複写の現状を検討し,今後の課題について考察した。その結果,大学では文献需要が高まっているが,ビッグ・ディール契約に基づく電子ジャーナルの導入や機関リポジトリによる一次資料の電子化など,文献利用の可能性の向上により,ILLへの依存度が縮小した。一方,企業では文献需要自体が収縮したために,文献複写が減少したことが示唆された。学術雑誌の電子化が学術情報へのアクセス環境を改善した一方で,その恩恵を享受できない機関,利用者がいることから,国内全体で安定的な文献供給体制モデルを早急に確立する必要がある。

1 0 0 0 OA 編集後記

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.12, pp.654-654, 2017-12-01 (Released:2017-12-01)

1 0 0 0 OA 協会だより

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.12, pp.652-653, 2017-12-01 (Released:2017-12-01)

1 0 0 0 OA 行事予定表

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.12, pp.651-651, 2017-12-01 (Released:2017-12-01)
著者
小野寺 夏生
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.12, pp.639-642, 2017-12-01 (Released:2017-12-01)

Dr. Eugene Garfieldの執筆論文について計量書誌学的分析を行った。Web of Science Core Collectionから検索された1,543件の記事のうち,97件の原著論文(“article”に分類)について,以下の分析を行った:(1)単著/共著の割合,及び主な共著者,(2)参考文献がよく発表された雑誌及びよく参照された論文,(3)Garfieldの論文をよく引用した著者と雑誌。