著者
松村 真宏 三浦 麻子
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.234-234, 2006

Doblogのユーザに行ったアンケート調査をDoblog記事の内容と併せて分析し、アルファブロガーの特徴、一般ユーザの特徴、ユーザの興味の分布など、さまざまな角度からユーザ像の理解にせまる。
著者
狩野 芳伸
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

本稿では、多様な要素技術や国際標準を調和的に統合しつつ再利用性向上のためモジュール化設計したKachakoについて述べる。即座に実行可能な互換言語処理ツール群を加えて提供し、インストール・ワークフロー作成・大規模並列分散展開・視覚化・比較評価・配信共有までの徹底的な自動化サポートにより、専門知識がなくともエンドユーザから開発者まで誰でも効率的かつ容易にそれぞれのタスクを達成できるようにした。
著者
長谷川 聡 佐久間 淳
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

ネットワーク構造を持つデータには,ネットワーク内ノード同士のリンク以外に,異なるネットワークに属するノード同士のリンクがあり,このリンクの予測は重要なタスクである.このリンクを予測する手法として,ペアワイズ類似度を用いたリンク予測法が提案されている.本論文では,既存のペアワイズ類似度では用いていない,異種ネットワーク間リンクを用いた新たなペアワイズ類似度を提案し,予測精度を比較し良好な結果を得た
著者
稲葉 通将 神園 彩香 高橋 健一
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

人間と雑談を行う非タスク指向型対話システムは,様々な話題に柔軟に対応できることが求められる.そこで本研究では,Twitterデータを用いて発話を自動生成する手法を提案する.Twitterは大量にデータが取得できるものの,ノイズも極めて多いという欠点がある.本研究では,ツイートに点数付けすることでノイズを排除し,対話に利用可能な発話を自動生成する手法を提案する.
著者
塚本 裕樹 角 薫
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

子どもを対象とし飛距離を伸ばすことを目的とした投球フォームトレーニングシステムの紹介する.フォームを体得することで飛距離を伸ばし,運動の楽しさを体感してもらえるシステム開発を目指す.具体的には,スクリーン上に見本のフォームと自分のフォームを同時に表示し,Kinectを利用することで投球中のスケルトンデータの肘の上がり具合を認識し音声でアドバイスを与える.評価実験を行いシステムの効果測定を行った.
著者
小澤 優太 甲野 佑 高橋 達二
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

人工蜂コロニー(ABC)アルゴリズムは採餌探索行動における分業を表現した関数最適化手法の1つで,特に高次元空間に対して優れた手法である.しかし,その探索手法はランダム性に大きく依存している.現在,生物的な因果関係の推論傾向が情報の探索と活用のバランシングに有効である事が知られており,本研究ではそのような推論傾向を組み込むことで,知識の探索と利用を自律的に調整するABCアルゴリズムを考案した.
著者
橋田 浩一 和泉 憲明 江渡 浩一郎 澤井 雅彦
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

センサの特性やデータ形式が異なる多様なデータを集合知に基づいて効率良く正規化する(センサデータを補正しデータ形式を統一する)仕組み(集合的標準化)と、個人が本人のデータを自ら蓄積・管理しサービス提供者に開示してサービスを受けるための個人のスマートフォンのアプリ(個人生活録)を用いて、個人のプライバシとサービス選択の自由を保証しつつ、空間放射線の被曝に関するリスクを管理するサービスについて述べる。
著者
木村 泰知 ジェプカ ラファウ 高丸 圭一
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

我々は「ラジオ番組のパーソナリティとリスナーのリアルタイムな反応」の関係性が「対話システムとユーザ」の最適な関係であると考え,対話システムの最終ゴールを示すとともに,従来の対話システムの問題を述べ,対話システムのプラットフォーム(Radiobots FM)構築に向けたプロトタイプを紹介する.
著者
木村 昌弘 斉藤 和己 大原 剛三 元田 浩
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

ソーシャルネットワーク内での意見形成に関して、その代表的な数理モデルである投票者モデルに時間減衰ダイナミクスを組み込ん だ確率モデルを提案する。ソーシャルメディアの実データを用いた実験により、その有効性を示す。
著者
榊 剛史 松尾 豊
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

近年、ソーシャルメディアの爆発的な普及に伴い、ネット上に流通するクチコミの量は増え続けており、その種類も多様化している。本研究では、それらのネット上のクチコミに人物目撃情報が多数含まれていることに着目し、位置情報と共にそれらをリアルタイムに抽出・提示するシステムを試作した。本システムにより、ソーシャルメディアからのリアルタイムイベントの抽出の可能性を検証する
著者
陳 焔 白水 菜々重 松下 光範
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

本研究の目的はコミックの文化的価値を他国の人々により深く理解してもらうための言語障壁の低減である。コミック中のオノマトペは読者に臨場感を伝える重要な役割を果たしているが、翻訳版では訳されない場合が多い。本稿では、中国人を対象に日本のオノマトペがどう理解されているかについて調査した。オノマトペの理解がコミックをより楽しむ上で重要であるものの、単に訳すことは必ずしも最適解ではない事が確認された。
著者
宇野 弘晃 田中 一晶 中西 英之
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

本研究の目的は自動相槌システムを開発し,遠隔操作ヒューマノイドロボットを用いる遠隔地間の会話において操作者の負担を軽減することである.従来のロボット操作では操作者に負担を強いることが問題であった.本研究では,会話中の身体動作として特に相槌に着目し,相槌を自動化することでその問題を解決する.自動相槌システムの実用性を調べるために,自動相槌による話しやすさや存在感への影響を測る実験を行った.
著者
門野 友城 高瀬 裕 中野 有紀子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

アニメーションエージェントにおけるジェスチャの自動付与は,言葉の意味や概念にも関わる難しい課題である.本研究では,抽象的な概念を視覚的に表現する隠喩的ジェスチャに焦点を当て,インタビュー番組をデータとして,発話中の言語情報と隠喩的ジェスチャとの関係を分析する.さらに,シソーラスを用いて類似した概念に類似のジェスチャを付与することにより,ジェスチャが自動生成されるエージェントシステムを実装する.
著者
梶原 健吾 鳥海 不二夫 稲葉 通将
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

近年,チェスや将棋等の完全情報ゲームでは人工知能が人間のプロを相手に勝利するようになった.一方で不完全情報ゲームについての研究は少ない.そこでコミュニケーションゲーム“人狼”における人工知能の設計を試みる. 本研究では人狼における発言内容や能力者の行動等の戦略をQ学習により学習させる.また,異なる学習結果を持つ複数のエージェントを混合してQ学習を行い,より高度な戦略を取るエージェントを設計する.
著者
横浜 静夏 高橋 和子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

本研究では動的な議論をモデル化することを目標とする.情報科学における議論の研究では,議論の構成を静的に考えたものが多く,進行状態までをモデル化したものは少ない.しかし現実では,議論は議論者の発言があるたびに次々と進行していくものであり,時刻とともに議論構造は変わりゆくものである.そこで本研究では,発言ごとの議論者の知識ベース変化や,それに伴った議論構造の変化を考慮した動的モデルを提案する.
著者
Evans Benjamin Luke 棟方 渚 小野 哲雄
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

音楽の情動研究において、リスナーの生体信号を計測・解析することが行われてきている。本研究では、楽曲を聴いている際のリスナーの生体反応(皮膚電気活動2種と指尖温度)を、その楽曲の表層構造(リズムパターン、和声構造、音高変化など)を解析した結果と比較し、考察した。また、先行研究がまとめた楽曲特徴と情動の関係と、本研究の実験結果とを比較した。
著者
林 雄介 山元 翔 平嶋 宗
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

問題を作るのは解くことに比べて問題の構造に対する深い理解が必要とされるいわれ,従来の問題解決をベースにした学習支援システムとは異なり,作問をベースとした学習支援システムが提案され,その効果の検証が進められている.本研究では算数の文章題を物語構造と数量関係の対応の観点からモデル化することで,文章題がそれらをどのように操作することで構成できるか,問題を作ることと解くことがどう違うのかを考察する.