1 0 0 0 IR 東欧の印象

著者
城戸 一夫
出版者
東京教育大学付属駒場中高等学校研究係
雑誌
研究報告
巻号頁・発行日
vol.14, pp.153-168, 1975-10-18

東欧は、いま夏の盛りをようやく過ぎようとする頃であった。近来にない暑さだとはいうものの、夏の日盛り、ひとたびリンデンやマロニエの葉の繁る樹陰に入れば、汗ばんだ体に涼気が走った。 ...
著者
田中 博之
出版者
放送大学
雑誌
研究報告 (ISSN:09152202)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.81-93, 1989-09

筆者が滋賀大学附属中学校と研究上のおつきあいを始めてもう5年近くになる。その間,特に当校の「びわこ学習」のカリキュラム開発や評価に関する研究のお手伝いをさせていただいた。(田中1987)そして本年度からは,新しく始められた「選択学習」のカリキュラム評価と改善のプロジェクトに参加する機会を得た。研究開発学校での実験的な取り組みにたいして研究者として新しいアイディアを提供したり,また具体的なデータに基づいて実践の評価を行なうことで当校の実践の基盤を固めることができればと願っている。
著者
中野 重大
出版者
放送大学
雑誌
研究報告 (ISSN:09152202)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.9-18, 1993-03

平成元年に改訂された小学校学習指導要領は、平成四年度から全面実施となる。その間の移行措置については、すでに特例と通達で示され、いわゆる「慣らし運転」も、いよいよ最終段階に入った。この移行措置期間の平成3年3月に、文部省は、小学校児童指導要録を改訂し、各都道府県教育委員会等に通知した。指導要録の改訂は、学習指導要領の改訂を受けてなされるものであり、新学習指導要領に基づく教育を適切に評価するために、指導要録の改訂がなされたのである。このように、新学習指導要領と新指導要録は一体のものであり、新指導要録によって、新しい学習指導要領の目指すものが、より鮮明にされたのである。「子供のよさを生かす」ということは、今次改訂の学習指導要領と指導要録の目玉の一つであり、これからの取り組みの重要な課題なのである。
著者
本田 尚子
出版者
東京教育大学付属駒場中高等学校研究係
雑誌
研究報告
巻号頁・発行日
vol.8, pp.31-45, 1968-12-27

"健康な精神・健康な身体"は人間の変らぬ願望であり理想である。成長期にある中学・高校生は、その理想を達成する基盤を作る重要な時期にある。しかし、最近、青少年に対して「体力がない、弱い」等の批判を多く耳にする。 ...

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著者
小木 良一
出版者
東京教育大学付属駒場中高等学校研究係
雑誌
研究報告
巻号頁・発行日
vol.11, pp.1-7, 1972-12-28

漢字は複雑で非能率的だと指摘され、当月漢字・教育漢字と制限され、又表記も仮名化への方向を[?]った時期もありました。漢字の現覚性、表意文字としての現代性を再評価した現在は制限もゆるめられ、関心も強くなってきたと思います。・・・