著者
川島 祐介
出版者
群馬県林業試験場
雑誌
研究報告 (ISSN:09186115)
巻号頁・発行日
no.9, pp.55-66, 2003-03

ムラサキシメジとウスヒラタケの野生菌株を収集し、培養特性の解明、優良系統の選抜及び作出、選抜系統の栽培試験等を行ったところ以下の結果を得た。1 袋栽培により、ムラサキシメジの子実体の形成する系統が選抜された。2 ビン栽培により、ムラサキシメジの子実体の形成する系統が選抜された。3 ウスヒラタケの交配育種を実施したが、優良な系統は作出されなかった。4 ウスヒラタケ栽培における培地基材として、コーンコブミールが利用できることがわかった。
著者
国語科教官共同研究 丸尾 芳男
出版者
東京教育大学付属駒場中高等学校研究係
雑誌
研究報告
巻号頁・発行日
vol.6, pp.45-78, 1966-12-10

昨年度は、現代国語の語句600語について行なった語彙調査の結果を報告したが、今年は、昨年と同様の方法によって別の600語について実施した結果を加え、昨年度の分と合わせて1200語の理解の実態を考察した。 ...
著者
石井 正己 大道 明 合田 浩二 曽根 睦子 高橋 宏和 濱本 悟志 丸浜 昭
出版者
筑波大学
雑誌
研究報告 (ISSN:10091860)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.181-217, 1991

本校では、ここ3~4年生徒の問題行動が以前に比べて増加してきた。その多くは成長過程における一過性のもので、それほど根が深いとは思われないが、懸念されるのは、暴力行為と累犯の増加とである。従来、問題行動に対する対処の方法として、自宅謹慎等の「処罰」と担任(団)を中心とする生活指導を行ってきた。 ...
著者
松岡 博美 松原 保仁 大西 茂彦 久保 和子 浅井 貴子 山下 泰生
出版者
香川県産業技術センター
雑誌
研究報告 (ISSN:13465236)
巻号頁・発行日
no.13, pp.90-94, 2013-06

県産キウイフルーツ10品種の健康機能性評価を行った。その結果,抗酸化活性はさぬきゴールドが最も高く,次いでさぬきエンジェルスイートが高かった。総ポリフェノール量および還元型アスコルビン酸量も同様の結果となった。また,ORAC値と総ポリフェノール量および還元型アスコルビン酸量の間には正の相関が認められた。さぬきゴールドについては収穫直後(未熟),収穫後追熟,保存後追熟のいずれにおいても高い抗酸化活性を維持しており,保存による影響は認められなかった。
著者
照屋 正映 市場 俊雄 喜屋武 裕子
出版者
沖縄県工業技術センター
雑誌
研究報告
巻号頁・発行日
no.5, pp.85-90, 2002

沖縄の薬用植物資源について、その生物情報や化学情報、薬理情報を体系的に調査、整理し、「沖縄薬草データベース」の作成を行った。作成に当たっては、検索エンジンにXML文書全文検索エンジンシステムを使用し、また「生物情報」、「化学情報」、「薬理情報」、「論文情報」などの各カテゴリ別にサブシステムを持つ構造とした。さらに、カテゴリ間の連携に重点を置き、各サブシステム間で容易に移動ができる検索システムとした。本データベースには、現在、237の薬草について情報が登録されており、平成15年3月よりインターネット上で公開している。

1 0 0 0 IR 『筑駒』考

著者
井上 正允
出版者
筑波大学
雑誌
研究報告 (ISSN:10091860)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.3-25, 1991

最初から唐突で恐縮だが、次の小学生の作文からこの稿をおこしたい。 「受験勉強とぼく」 小6 T君 三年生の三学期、僕は母に連れられて『中野進学教室』という塾の入学試験を受けに行きました。先生方の眼を見たときは、スパルタ教育でもされそうな気がしてなりませんでした。 ...
著者
松本 幸礼 泉川 達哉 金城 洋
出版者
沖縄県工業技術センター
雑誌
研究報告
巻号頁・発行日
no.9, pp.111-113, 2006

近年、健康食、沖縄ブームにより、本県特有の農作物の需要が県内だけでなく県外にも波及しており、農作物加工の機械化を要望する声も上がっている。本調査では、収穫した農作物を加工技術の観点から調査し、加工方法別に分類し、現状の問題点、課題等を抽出することを目的とした。調査対象については、県内の農作物加工業者の加工方法、過去の取引量、国内の最新加工技術、加工機の特許、実用新案について調査を行った。県内の業者は、多品種少量生産が多く、皮むき、わた取りについてはほとんど人の手に頼っており、スライス、カットについては半自動の汎用機械を利用している。費用対効果を考慮すると機械化のメリットが小さい例も見受けられた。島らっきょうについては、需要がのびており単価も高いため、機械化のメリットが大きい。