著者
藤野 庄三 本吉 彦 若山 永哉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.36, pp.63-66, 2007-05-10
被引用文献数
1

筆者らは、複数の端末をPersonal Area Network(PAN)として接続し、これをモバイル網が収容するサービスを提案しており、これまでにPAN中のUSIMを持たない端末に対し認証を行う方式や、端末間でセッションハンドオーバを行う方式を開発してきた。本報告では、ユーザが利用中のコンテンツに対し最適の再生端末を選択するため、周辺端末の表示、音声再生、アプリ実行等の能力情報を携帯端末が収集し、実現可否を判定するシステムの設計、評価結果についてまとめる。
著者
黒澤 怜志 石橋 孝一 川端 孝史 久保田 仁 城倉 義彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.188, pp.69-72, 2009-09-03

近年の無線インフラの整備やモバイル端末の普及に伴い,固定的な通信インフラを必要とせず,無線端末間によりネットワークを構築できる無線メッシュネットワークがあり,最近は特にメッシュネットワークの大規模化が注目されている.適用例としては,工業分野向けネットワークでのデータ収集や制御などがある.メッシュネットワークにおいて,安定したデータ収集を実現するためには,経路制御技術だけでなく,通信帯域を考慮したトラヒック制御や耐障害性を考慮したシステム設計などについて検討していくことが必要となる.そこで本稿では,通信帯域を考慮したトラヒック制御や耐障害性を考慮したシステム設計などについて検討し,実フィールドにて評価を行ったので報告する.
著者
大坐畠 智 川島 幸之助
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.6, pp.43-48, 2007-04-12

P2Pアプリケーショントラヒックの実態は明らかにされていない.それはP2Pトラヒックの特定が難しいためである.本稿ではWinnyトラヒックをピア間のクライアント/サーバ関係を用いて特定する方法を提案する.提案方式を評価した後,ISPトラヒックに適用し,評価を行う.
著者
加藤 伸雄 高見 一正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.167, pp.21-24, 2006-07-12

ユビキタス社会の成熟に伴いRFIDタグの普及が期待されているが、バーコードに比べてまだまだ単価が高く,費用対効果のバランスをとるためには一次利用以外にも二次利用のためのアプリケーションの検討が必要である.本稿では広域広告システムを想定し,人に付帯している複数のRFIDタグから抽出した嗜好情報に基づいて,表示情報を決定するアルゴリズムを提案する.アルゴリズムでは,RFIDタグを読み込んだ位置から他のディスプレイへの波及比率,システム全体の嗜好傾向,およびインターネット上の口コミ情報も利用できる仕組みとすることで,効果的に表示情報を絞り込めることを特徴としている.試作システムを作成して,提案したアルゴリズムで嗜好にあった表示情報を選択できることを確認した.
著者
箭内 浩典 中里 秀則 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.355, pp.19-24, 2006-11-09

分散型サービス拒否(DDoS)攻撃対策のひとつとして,IPトレースバックがある.現在多くのトレースバック手法が提案されているが,実用化には不十分で次のような欠点がある.確率的パケットマーキング方式は,パケットがルータを通過する際に部分的な経路情報をマークする手法であるが,攻撃被害者が攻撃経路を再現するためには非常に多くの計算時間がかかり,大規模な攻撃に対応できない.ICMP方式は,低い確率でルータを通過するパケットをサンプリングし,その中身とリンク情報をICMPトレースバックメッセージとして送信する手法であるが,ひとつの攻撃経路あたり数万パケットほどの多量のパケットを再現に要する.そこで,本稿ではICMP方式とマーキング方式を併用する複合型IPトレースバック手法を提案する.2つの情報を活用することで,マーキング手法の欠点である攻撃元までの経路構築・攻撃元探査に要する時間を減らす手法について示す.
著者
趙 青 浅野 正一郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.627, pp.109-112, 2006-02-23
被引用文献数
2

近年,ネットワークの信頼性への要求が高まるにつれて,リンクの二重障害への対策が指摘されている.今後,オンデマンドオプティカルVPNが実現されれば,エンドエンド間でコネクションを一度確立すると,数日間または数ヶ月間それを張り続けることが予想される.このため,コネクションを二重リンク障害から守る手法が必要である.本稿では,逐次的二重リンク障害の発生を想定し,一次リンク障害で予備パスをなくしたコネクション(unprotectedコネクション)を,二次リンク障害から守るために,通常の予備パスだけでなく,トラヒックを100%救済できる保証のない不完全な予備パスもunprotectedコネクションに提供することにより,コネクションの信頼性を高める手法を提案し,その効果を確認している.
著者
寳田 吉文 吉沢 剛 三好 匠 平田 千浩 二木 志郎 渡邊 浩文
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.129, pp.49-54, 2009-07-09

無線メッシュネットワークでは,複数のアクセスポイントを無線通信で接続することにより,端末の通信可能範囲を拡大することが可能である.ゲートウェイを設置することで,外部有線ネットワークやインターネットとも接続できるため,容易にネットワークの規模を拡大することが可能である.ゲートウェイを複数用意することで,通信容量を増大させることができるが,どのゲートウェイを通過するかを決定するための経路計算が困難なので,最適なゲートウェイを選択できず,負荷分散を考慮した経路木が構築できないといった問題がある.そこで本稿では,遺伝的アルゴリズムを用いて,ゲートウェイ負荷を考慮した経路を生成し,経路木の最適化を行う手法を提案する.また,提案手法の有効性をシミュレーションにより示す.
著者
辻村 直也 鶴 正人 尾家 祐二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.457, pp.21-26, 2009-02-24

複数の送信者から単一受信者へデータを同時転送する場合,適切な送信レートの決定には,各々のパスに沿った最小リンク帯域幅(ボトルネック帯域幅)だけでなく,複数パスの共有区間内のボトルネック帯域幅を知る必要がある.我々は以前,このような共有部分パスのボトルネック帯域幅を送信者・受信者間のアクティブ計測だけから推定するために,疑似パケットペアを用いた推定方式の原理を提案した.本稿では,それに基づく具体的なオンライン推定手法を提案し,その推定精度や推定効率(時間)をネットワークシミュレーションによって評価する.
著者
ザン ドー ヴァン 橿渕 健一 西山 大樹 加藤 寧
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.457, pp.159-164, 2009-02-24

センサノードの電力に限りがあるセンサネットワークにおいては,ネットワークの稼働時間をいかに延長するかが大きな課題である.稼働時間を長くするためには各センサの消費電力を考慮する必要があり,とりわけ通信に伴う電力消費を大きく左右するルーティングアルゴリズムについての検討が大変重要である.これまで,消費電力を考慮した様々なルーティングアルゴリズムが数多く提案されてきたが,いずれにおいてもホットスポット問題が十分に考慮されていない.ホットスポット問題とは,データを集約する役目を負うシンクノードの周辺領域(ホットスポット領域)において,トラフィックの集中に伴う電力消費が激しく,早期に電力が枯渇し,結果としてネットワークが分断されてデータの収集が不可能になる問題である.そこで,本研究ではホットスポット問題を考慮したルーティングアルゴリズムを提案し,これによりネットワーク稼動時間の改善が可能であることを明らかにする.
著者
山本 裕 木下 和彦 戸出 英樹 村上 孝三
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.457, pp.327-330, 2009-02-24

近年,ネットワークカメラと無線マルチホップ網を用いた監視システムが注目されている.この監視システムは既存のインフラに依存せず,簡便にシステムを構築することができる一方で,有線網に比べて,通信品質が安定しないという問題がある.そのため,輻輳や電波干渉などの影響による映像品質の低下を考慮しつつ,広範囲に多数配置されたネットワークカメラから効率的に映像を収集することが重要である.そこで,本稿では,映像の優先度と伝送経路の排反性を考慮したカメラ選択スケジューリングを提案し,その性能をシミュレーションによって評価する.
著者
角田 忠信 瀬崎 薫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.457, pp.423-428, 2009-02-24

アドホックネットワーク上でLBSを提供するシステムを構築するためには,ネットワーク中に存在する位置依存データを適切に発見・共有する手法を考案する必要がある.データの更新頻度が高い場合は,位置依存データの配信源(移動端末)付近にデータを局所的に配置する手法が有効であると考えられるが,ユーザのクエリをマッチするデータが存在する配信領域まで適切に転送させる必要がある.本稿で提案する手法では,R-Treeの階層構造とデータの構造を利用してルーティングテーブルを作成・配置し,GPSRを利用してテーブルに記述された目的領域までクエリを適切に転送させることにより,ユーザの要求する地点に近いデータを発見することを可能にする.ネットワークシミュレータで評価したところ,既存手法と比較して本手法は,わずかなメモリ消費,トラフィック負荷のオーバーヘッドで効率的にクエリにマッチするデータを発見することが可能になることを確認した.
著者
寺田 真介 三好 匠 瀬崎 薫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.524, pp.299-302, 2008-02-28

アドホックネットワークにおいて,ノードの位置情報を利用して同報配信を行うジオキャストは,経路制御や情報配信時のトラヒック削減に有効である.従来のジオキャストルーチングプロトコルの多くは,単一のジオキャストエリアを宛先として情報配信を行っている.そのため,複数のジオキャストエリアに情報配信を行う場合,効率的な伝送経路を構築することができない.本稿では,複数のジオキャストエリアに対して共有フォワーディングゾーンを用いることで,ネットワークトラヒックを抑制するとともに効率的に情報を配信するための手法を提案する.
著者
林 卓磨 妙中 雄三 樫原 茂 奥田 剛 山口 英
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.457, pp.45-50, 2009-02-24

小型無線デバイスが互いに無線接続したモバイルメッシュネットワークの構築が望まれている.しかし,モバイルメッシュネットワークは端末が移動するため確実にデータ配送を行うことが課題である.これまで,無線メッシュネットワークにおいてデータの配送効率を向上させる手段として,Opportunistic Routingとネットワークコーディングを組み合わせたMOREが提案されている.しかし,MOREは固定の無線メッシュネットワークを対象としており,端末の移動は考慮していない.本論文では,モバイルメッシュネットワークにおいて,移動端末に対して確実かつ効率的にデータ配送を行うための通信方式の提案を行う.また,本提案方式の有効性を示すために,提案方式とMOREをシミュレータ上に実装し評価する.
著者
安原 健介 甲本 卓也 舩曵 信生 杉山 裕二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.36, pp.27-32, 2007-05-10
被引用文献数
1

マルチメディア配信を利用するネットワークアプリケーションにおいてサーバやネットワークの負荷を解決する手段として,マルチキャスト通信があり,その一つの方法として,アプリケーションレベルマルチキャスト(ALM)が注目されている. ALMの実装例として,PeerCastと呼ばれるマルチメディア配信に適したミドルウェアがある.しかしながら,PeerCastでは経路木生成アルゴリズムの性能が悪く,経路木が最適なものにならないことがほとんどであり,また経路木を動的に改善する機能がないといった問題点がある.その改善として通信中に経路木の一部を動的に変更するには,コネクションを繋ぎ替える機能が必要となる.そこで本研究ではPeerCastにおいて,データロスなくコネクションを繋ぎ替える機能の実装とその評価を行う.
著者
森 靖 小林 浩 上野 洋一郎 森谷 修
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.355, pp.67-71, 2006-11-09
被引用文献数
1 1

発展途上国などの情報弱者地域への導入が期待されているflying S-CSMA/v-MCA方式は,衝突回避手続きに伴うRTT浪費問題を根本的に解決し,広域化を可能にするものである.方式開発にあたっては,これまで長短パケット数比を固定した静的なトラフィックを印加し,スループット特性や遅延特性などをシミュレーションにより評価してきた.ところで,近年急速に普及が進んでいるVoIPやストリーミングなどのリアルタイム系サービスに対応するには,QoS制御の導入が必須である.これに伴って,印加トラフィックを現在のサービス利用状況を反映したものに見直す必要が出てきた.大学キャンパス内で発生しているトラフィックを計測し,利用されているサービスやその利用頻度およびトラフィックパターンなどのモデル化を行い,トラフィックが動的に変動するシミュレーション環境を整備した.
著者
小林 香 片山 勁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.19, pp.29-32, 2002-04-11

ICMPプロトコルを利用した2端末間のパケットの片道及び往復伝送遅延時間の揺らぎの計測結果に,単一ノードモデルとしてネットワークをとらえた時の通信品質を評価する.またN段のM/G/1待ち行列システムとしてのネットワークの評価を検討し,問題点を明確にする.
著者
高木 孝之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.311, pp.35-40, 2007-11-08
被引用文献数
1

NGN、IMS時代を迎えた今、SDP(Service Delivery Platform)が通信業界で最もホットなキーワードの一つとなっている.本稿ではこのSDPにフォーカスを当て、市場背景やSDPに求められる機能要件、IMS標準やParlayとの関係、またSDPに対するJ2EE、JSLEEなどのJava技術の有用性を考察する.また、SDPをサポートするTeleManagement ForumのNGOSSの実装技術としてのOSS/Jや、同Forum内で新たに始まったSDP管理の標準策定の取組み「SDF」にも言及する.
著者
浜崎 千鶴 スバシンハ チャンミカ
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.74, pp.31-36, 2001-05-17

次世代網(NGN: New Generation Network)では, Open APIの検討に伴い, ネットワークキャリアがASP(Application Service Provider)に対しで網機能を公開し, ASPによる独自のアプリケーションを開発する事が予想され, ネットワークキャリア, 及びベンダではその検討, 評価が進んでいる。ことにParlayはこの問題に関してシームレスに取り組んでいる。我々はParlayを用いたアプリケーションを試作した。本稿では試作したアプリケーションの紹介と共に, アプリ開発におけるソースの移植性, 再利用性, またParlayを用いたことによる開発効率の向上について述べる。
著者
古川 聖 白石 智
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.690, pp.21-24, 2004-02-27

利用者がネットワークを通じてプレゼンス情報を交換するプレゼンスサービスを実現するにあたり,有望視される方式の一つにsIPおよびgIP拡張によるモデルがある.しかし特に大規模サービスの実現を目指す場合,機能配備・情報配備に関わる具体的な方法論が十分に整備されていないので,実装間の相互接続性が損なわれることがあった.本稿は大規模サービス実現に向けた要求条件として網による処理代行・不正利用防止・網による情報保持・スケーラビリティ担保を挙げ,これらを充足する方式としてプレゼンスエージェント・プロクシ・利用者ユーザエージェント等から構成される実現モデルを提案する.
著者
小川 泰文 小川 猛志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.577, pp.71-74, 2007-03-01

ユビキタスNW環境では,ユーザーは様々な手段でコミュニケーションを行うことになる.しかし例えば着信音が迷惑なシチュエーションがあるように,状況によって適切でない通信手段があり,状況の取得を可能とするプレゼンスサービスが重要となる.翻って,従来のプレゼンス情報は主にユーザーの自己申告によるものであることから,信頼性やリアルタイム性に欠け,通信手段を適切に選択するための判断根拠としての有効性は高くない.本研究では,NWを介してユーザーからのセンシング情報を収集し,センシング情報を基づき動的にプレゼンス情報を生成するためのシステムを提案し,これにより通信手段を適切に選択するためのプレゼンスサービス実現手段に関して考察を行う.