著者
MATSUBARA Shigeo WANG Meile
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
IEICE Transactions on Information and Systems
巻号頁・発行日
vol.97, no.9, pp.2415-2422, 2014

We propose a method for finding an appropriate setting of a pay-per-performance payment system to prevent participation of insincere workers in crowdsourcing. Crowdsourcing enables fast and low-cost accomplishment of tasks; however, insincere workers prevent the task requester from obtaining high-quality results. Instead of a fixed payment system, the pay-per-performance payment system is promising for excluding insincere workers. However, it is difficult to learn what settings are better, and a naive payment setting may cause unsatisfactory outcomes. To overcome these drawbacks, we propose a method for calculating the expected payments for sincere and insincere workers, and then clarifying the conditions in the payment setting in which sincere workers are willing to choose a task, while insincere workers are not willing to choose the task. We evaluated the proposed method by conducting several experiments on tweet labeling tasks in Amazon Mechanical Turk. The results suggest that the pay-per-performance system is useful for preventing participation of insincere workers.
著者
Hamzah I. H. Manaf Asrulnizam Abd Sidek O.
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
IEICE Electronics Express
巻号頁・発行日
vol.6, no.24, pp.1726-1731, 2009

Silicon or glass was a common material for SU8 coating. However, these materials are hard and brittle, make it difficult for drilling and dicing. This paper reported the effect of grayscale and resolution based on the various length of time for Propylene Glycol Methyl Ether Acetate (PGMEA) developing towards SU8-10 coated on polymethylmethacrylate (PMMA). The grayscale results show that the 0% (solid black) produced the highest percentage on the square structure formed to the SU8-10 film coated on PMMA and the highest resolution had been produced for the 30 minutes of PGMEA developing.
著者
雨車 和憲 半谷 精一郎
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review (ISSN:18820875)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.186-192, 2018-01-01 (Released:2018-01-01)
参考文献数
44

白黒の画像や映像を自動または半自動でカラー化するカラリゼーションと呼ばれる技術が研究されている.近年,ディープラーニングを用いることにより,ユーザが一切の手を加えずに完全に自動でカラー化する手法が提案され注目を集めている技術である.本稿では,これまでに研究されてきた各種カラリゼーション手法を,ユーザによる色情報の指定型,ソース画像入力型,及び完全な自動型に分けてそれぞれの手法の特徴について述べる.また,カラリゼーション手法の発展とともに医用画像やアニメーション制作,画像符号化など様々な研究にカラリゼーションが応用されるようになっている.本稿ではこれら応用研究及び,今後の展望についても述べる.
著者
長岡 栄
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.100-107, 2017

航空輸送では安全を最優先の要件とし,リスクに基づく安全管理が行われている.安全向上策として,まず航空機などのシステムの構成要素への安全規格の設定などがある.これには安全リスクが許容可能か否かを判定するため安全性評価が必要である.このため,運用規格と関連した航空機の衝突リスクなど,多くのリスク評価が行われてきた.近年では,こうした構成要素の規格に加え,事故を未然に防止するため,システム全体としての安全管理が義務付けられている.本稿では,航空輸送の分野における安全向上のための方法の変遷を概観し,そこでの安全性評価の方法,安全管理の考え方などを解説する.
著者
山岸 靖明
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン (ISSN:21860661)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.2, pp.2_128-2_140, 2007-08-25 (Released:2011-06-03)
参考文献数
48

放送通信融合の進展により,複数のネットワークを介して様々なコンテンツ配信サービスが提供されるようになると,それらを利用するホームネットワーク上のコンテンツを再生するデバイスや,配信経路のネットワーク環境が不均一となる.与えられた環境の中で,ユーザの望むコンテンツを効率良く利用させるには,サービス,アプリケーション,及び,デバイス,ネットワークの中から最適なものを選択する必要がある.このマッチングのためのパラメータがそれぞれのメタデータである.本論文では,コンテンツ配信に関連するメタデータ標準についての最近の動向,それらのメタデータを放送通信融合環境で利用する場合の技術課題について解説する.
著者
Rong-Long WANG Li-Qing ZHAO Xiao-Fan ZHOU
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (ISSN:09168508)
巻号頁・発行日
vol.E95.A, no.3, pp.639-645, 2012-03-01 (Released:2012-03-01)
参考文献数
24
被引用文献数
1 3

Ant Colony Optimization (ACO) is one of the most recent techniques for solving combinatorial optimization problems, and has been unexpectedly successful. Therefore, many improvements have been proposed to improve the performance of the ACO algorithm. In this paper an ant colony optimization with memory is proposed, which is applied to the classical traveling salesman problem (TSP). In the proposed algorithm, each ant searches the solution not only according to the pheromone and heuristic information but also based on the memory which is from the solution of the last iteration. A large number of simulation runs are performed, and simulation results illustrate that the proposed algorithm performs better than the compared algorithms.
著者
KANG Chang Soon KIM Junsu SUNG Dan Keun
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
IEICE transactions on communications (ISSN:09168516)
巻号頁・発行日
vol.92, no.6, pp.2327-2331, 2009-06-01
参考文献数
14
被引用文献数
2

Mutual interference among users can abruptly increase othercell interference and cause overload situation in coexisting WCDMA and HSDPA systems. Traffic overloading can degrade the performance of the systems. This letter proposes a new dynamic downlink load control (DDLC) algorithm to reduce performance degradation due to overload in the coexistence of WCDMA and HSDPA systems. With the proposed algorithm, the downlink load is controlled according to load states classified by two load-control thresholds, and traffic overloading is alleviated by dynamically adjusting the CQI values reported by users, based on the downlink load as well as channel variations. The proposed algorithm is simulated and results show that the DDLC scheme improves the performance of both WCDMA and HSDPA systems in terms of outage probability, total system throughput, and radio resource utilization.
著者
鈴木 一哉 森本 昌治 岩井 孝法
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン (ISSN:21860661)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.12-20, 2018-06-01 (Released:2018-06-01)
参考文献数
32

近年全ての'もの’をインターネットにつなぐという IoT(Internet of Things)という考え方に基づき,実社会の課題解決を目指した技術の研究・開発が盛んに行われている.IoTでは,気温や監視カメラの映像など実社会に関わる情報をインターネットに接続された `もの’により収集し,クラウド上にて動作するデータ分析技術を用いて分析・判断し,更にはインターネットを通じて実社会にフィードバックする.IoTが大きく注目されている背景には,モバイル網に代表されるネットワーク及びクラウドの成熟と各種データ分析技術の発展が挙げられる.しかし,IoTを活用した様々なユースケースの実現を考えたとき,既存のクラウドネットワークには様々な課題が存在する.本論文では,IoTを活用する上でのクラウドネットワークの課題を挙げ,課題解決のための技術を解説する.
著者
土屋 隆生
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review (ISSN:18820875)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.206-218, 2017-01-01 (Released:2017-01-01)
参考文献数
32

計算機環境の発達やFDTD (Finite Difference Time Domain) 法などの簡便なアルゴリズムの普及により,音場シミュレーションが身近になってきた.本稿では,FDTD法により音場を解析するときの理論を解説し,GPU (Graphics Processing Unit) などの高速並列演算デバイスへの実装法についても簡単に触れる.また,音場シミュレーションの可聴化への応用として,波動性を考慮した3次元音場計算により聴取位置での音圧波形を数値的に計算した上で,立体音響技術などで3次元的に可聴化する音空間レンダリングについても解説する.更に,近年高性能化が著しいHMD (Head Mounted Display) による3D CG映像との連携によるインタラクティブなレンダリングについても述べる.
著者
北村 正晴
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review (ISSN:18820875)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.84-95, 2014-10-01 (Released:2014-10-01)
参考文献数
26
被引用文献数
3 2

本稿では,レジリエンスエンジニアリングという新しい方法論の原則と実装の指針を紹介する.レジリエンスは,弾力性,復元力,回復力の優れた状態を指す概念である.レジリエンスエンジニアリングが目標とするのは,社会・技術システムのレジリエント性を大幅に向上させることである.この方法論を構成する鍵は,四つの主要な能力と補完的な要件である.この方法論で探求される安全はSafety-IIと呼ばれ,これまで慣用的に用いられてきた「望ましくないことが起こらないこと」に類する静的な安全Safety-Iとは異なっている.レジリエンスエンジニアリングはSafety-IIの意味での安全性を向上させるための方法論である.レジリエンスエンジニアリングの実装と応用についても,若干の事例を通じて説明を試みた.
著者
庄木 裕樹 田邉 康彦
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン (ISSN:21860661)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.11, pp.11_12-11_22, 2009-12-01 (Released:2011-06-02)
参考文献数
25

無線通信システムは,通信速度の高速化への要求とその実現によって発展してきた.そして,現在も,更なる高速化を目指して,研究開発や標準化が進められている.では,今後,どこまで高速化されるのか? 高速化できるのか? 本論文では,無線通信の更なる高速化に対する要求とその可能性について探る.
著者
石原 亨
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review (ISSN:18820875)
巻号頁・発行日
vol.2, no.3, pp.3_38-3_44, 2009-01-01 (Released:2011-05-01)
参考文献数
29

高度情報化社会の急速な発展を背景にコンピュータシステムの低消費電力化が喫緊の課題となっている.一方でハードウェア設計コストの上昇に伴って,ソフトウェア及びデータコンテンツによるコンピュータ製品の差別化がますます重要になりつつある.結果的にソフトウェアとデータによる低消費電力化はコンピュータシステムの付加価値を生み出す重要な鍵になると考えられる.本論文では,ソフトウェアの動作に関連付けてハードウェアの消費電力をモデル化する技術とハードウェアが電力を消費しないように制御するソフトウェア技術について解説する.