1 0 0 0 OA スンプの發展

著者
鈴木 純一
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.5, no.6, pp.279-281, 1936-06-01 (Released:2009-02-09)
著者
永見 初太郎
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.10-15, 1956

A study is made on the illumination of viewing screen for radiography by the theory of vision. It is concluded that.<br> 1) The min. discriminating difference of uniform objects which can be appreciated in radiograph decreases with increasing film density, film constant and illumination of the view-ing screen.<br> 2) The subjective sharpness depends on the illumination and the film density or distribu-tion of densities, is almost always better than physical sharpness, and rises with decreasing illumination of the viewing screen.<br> 3) The max. value of subjective contrast is influenced by the phenomenon of irradiation, and depends on the illumination and the film density, rises with decreasing illumination of the viewing screen.<br> 4) The subjective contrast rises, if the shortwave-length light of the viewing screen is cut off by filter up to approximately 500m&mu;.<br> 5) It is to be desired that the intensity of illumination of the viewing screen for radio-graphy be widely adjustable.
著者
宮澤 信太郎
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.69, no.5, pp.493-503, 2000-05-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
63

誘電体酸化物光学結晶は多岐にわたる光との相互作用をもっており,光機能結晶としての開発の歴史が長い.おもに線形・非線形電気光学結晶について過去の結晶開発をふり返り,従来の特性限界を打破する新結晶の出現にふれて,機能性結晶開発は「温故知新」でもあることを紹介する.そこでは新しい知識に加えて新しい認識が「新」機能結晶を生んでいる.可視~近赤外域から紫外域,遠赤外域への光周波数の拡大をもたらす,光非線形性やフォトリフラクティブ機能の「新」機能結晶がこれからの光情報技術 (IT) を担うことを予感させる.
著者
平本 俊郎
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.67, no.5, pp.571-575, 1998-05-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
10
被引用文献数
1

大学院レベルを対象として,学部の教科書には通常書かれていない微細MOSFEITの勤作原理についてわかりやすく解説した.特に,実際のVLSげバィスで問題となっている短チャネル効果によるしきい値電圧の低下と,キャリアの速度飽和によるドレイン電流の減少について多少詳細に解説した.
著者
糟谷 紘一 堀岡 一彦
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理
巻号頁・発行日
vol.52, no.9, pp.774-780, 1983

大強度イオンビームの出力は,すでに, MeV, MAの水準に達しており,イオンリングによる逆転磁場配位の形成や,トカマクなどの磁場閉じ込め核融合プラズマの追加熱,さらには材料照射などへの応用も考えられている.一方,この種のイオンビームは,慣性核融合のエネルギードライバーとしても有望である.いずれの場合にも,特定のイオン種を高純度,高輝度で,しかも高繰り返しで発生できるイオン源の開発と,ビームの輪送法の確立が現在の重要な研究テーマである.ここでは慣性核融合への応用を中心に,大強度パルスィオンビームの発生法と輸送法の現状と問題点を述べ,今後の課題にも言及する.
著者
鈴木 直司
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.70, no.7, pp.868-871, 2001-07-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
3

ピコアンメーターに使用している微少電流測定の方式には,シャント方式,フィードバック方式,積分方式などがあり,それぞれ長所と短所をもっている.また,実際のピコアンメーターでは,誤差要因を低減するためにいろんな技術が使用されている.微少電流を測定する場舎,これらを理解したうえで,測定器の設定,試料との接続などに注意しなくてはならず,ここに簡単に紹介する.
著者
中村 修二
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.65, no.7, pp.676-686, 1996-07-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
78
被引用文献数
2

発光ダイオード (LED) の高光度フルカラー,あるいはディジタルビデオディスク (DVD) などの光ディスクの高密度記録のため短波長青色発光素子の実現はワイドバンドギャップ半導体材料を研究している研究者にとっては長年の夢であった.最近 GaN 系半導体材料を使用して従来の LED より約100倍明るい高光度青,緑色 InGaN 単一量子井戸構造 LED が相継いで開発製品化された.また半導体レーザーの中では最短波長である390~430nmの青紫色半導体レーザーも InGaN 多重量子井戸構造を発光層とすることにより 1995 年末に世界で初めて開発された.ここではこれらGaN系発光素子の現状と将来の展望について述べる.
著者
金原 粲
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.69, no.8, pp.956-964, 2000-08-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
110

薄膜・表面に対する関心は17世紀からもたれていたが, 19世紀になって組織的な研究が始まった. 20世紀に至って薄膜・表面の構造,組成,物性の観察法,測定法の飛躍的な進歩があり,豊富なデータが蓄積され,この分野は科学としての形が整えられた.同時に, 1950年以降の光学,エレクトロニクスをはじめとする現代技術における需要の拡大があり,今や薄膜・表面科学は先端材料を提供する科学技術の世界で中心的な役割を果たしつつある.ここでは薄膜・表面科学の成立の過程を過去の文献をもとに概観し,今後の発展を展望する.
著者
笠井 一郎
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.377-387, 1972-04-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
66
著者
石原 宏
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.66, no.12, pp.1335-1339, 1997-12-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
11

本報告では,まず強誘電体をゲート絶縁膜に用いたFETをSOI基板上にマトリックス状に配置すると,パルス周波数変調方式やパルス幅変調方式のニューラルネットワークに適したシナプス結合回路が高密度に形成できることを示している.次に,Si基板上に作製した強誘電体ゲートFETの現状を紹介し,強誘電体膜とSi基板との間に適当なバッファ層を挿入すると電流のオンオフ比が103以上の良好なFETが作製できること,しかし現状のデバイスではメモリーの保持時間が短くその改善が急務なことを明らかにしている.
著者
福西 浩
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.53, no.10, pp.849-854, 1984-10-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
12

南極は宇宙に開かれた窓といわれているが,今日の昭和基地ではオーロラ現象の観測が地上,気球,ロケット,衛星と異なる高度から立体的に実施されてい炉これらの観測は,応用物理学の成果として得られた最新のセンサー,情報処理システム,通信システムを駆使して行なわれている.これらの観測施設の概要と今後の発展方向について述べる.
著者
神谷 武志 土屋 昌弘
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.70, no.11, pp.1271-1280, 2001-11-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
110

超短光パルスおよび関連技術の情報通信,計測分野への適用の試みについて展望する.まず,超短光パルスの基本的性質についてまとめた後,パルス発生と制御,超高速光通信システムと関連デバイス,波長分割多重,超高速光計測をレビューする.次いで,筆者らが行ってきた超高速光半導体エレクトロニクスに関する研究について紹介する: (a) 半導体レーザーからのfsパルス発生, (b) チャープ特性評価 (c) 全光スイッチ, (d) モード同期レーザーの安定化, (e) 光プロービング, (f) ミリ波フオトニクス,終わりに今後の展望についてA及する.
著者
Li Tsung-Lung Ting Jyh-Hua
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
Japanese Journal of Applied Physics (ISSN:00214922)
巻号頁・発行日
vol.44, no.8, pp.6327-6331, 2005
被引用文献数
3

The temporal saturation effects of the critical dimensions of nanoscale contact holes are investigated by a two-dimensional reaction–diffusion simulator for the chemical shrink techniques of nanolithography. Models included with the simulator are the crosslinking reaction of water-soluble polymers and crosslinkers, the diffusion of photoacids, and the inactivation of photoacids. Within the the statistical errors of the experimental data, the simulation critical dimensions agree with the experiment for baking temperatures over 105°C and for all baking times. It is found that the temporal saturation of the contact holes' critical dimensions can be explained by the photoacid inactivating reaction included in the simulator.
著者
Sekiguchi Atsushi Isono Mariko Matsuzawa Toshiharu
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
Japanese Journal of Applied Physics (ISSN:00214922)
巻号頁・発行日
vol.38, no.8, pp.4936-4941, 1999
被引用文献数
8

By incorporating baking equipment into a Fourier transform infrared (FT-IR) spectrometer, a deprotection reaction parameter measurement system that can be used with chemically amplified resists has been developed. This system allows us to study new models for chemically amplified (CA) resists by including into a conventional deprotection reaction model an initial delay effect and a quencher effect. This model is also used to measure deprotection reaction parameters. The parameters thus obtained are inputted into a lithography simulator PROLITH/2 to perform profile simulations. The results are compared with those of scanning electron microscope (SEM) observations. Although the simulation results and SEM observations are not in complete agreement, the general trends observed are in adequate agreement. These results confirm the applicability of the proposed model to CA resists for ArF excimer laser lithography and verify the usefulness of the measurement system.
著者
斎木 敏治 成田 貴人
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.70, no.6, pp.653-659, 2001-06-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
58
被引用文献数
2

近接場光学顕微鏡システムとそれを利用した空聞分解分光技術の最近の進展を概観する,特に,近接場プ日一ブ作製技術の進歩に伴い,高分解能化と高感度化の両立が実現し,分光計測への応用が以前よりも容易になりつつある.ここでは,最も基本的な発光分光に始まり,パルスレーザーとの組み舎わせによる時間分解分光や非線形分光,偏光惰報の取得,感度の観点から最も難しいラマン分光などの測定例を紹介する.これらは,近接場分光技術が利用価値の高い計測技術として,まさに成熟しつつあることを承している.
著者
城石 芳博
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.67, no.12, pp.1424-1428, 1998-12-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
6
被引用文献数
1

磁気記録技術は, V. Paulsen の発明以来100年の歴史を有する身近な技術である.中でもハードディスク装置は,外部記憶装置の中核的存在であり,薄膜磁気記録媒体,磁気抵抗効累 (MR) 型ヘッド, PRML信号処理などの最先端技術の継続的導入により,ここ数年間は年率60%(このままでいけば10年で160倍)という驚異的なスピードで高密度化が進農している.現在,ハードディスク装置の記録密度は光ディスク装置を追い越すまでになっており,その産業規模も半導体メモリーに匹敵する巨大なものとなっている.本講座では,高度情報化時代にますますその重要度が高まると考えられる,ハードディスク装置の原理と構成について概説する.
著者
唐木 幸一 酒井 貢 佐々木 靖夫
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.57, no.8, pp.1242-1248, 1988-08-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
5

Authors developed a reflection acoustic microscope using liquid nitrogen as the coupling liquid. The resolution of a sample surface is better than 0.4μm when the instrument is operated at 1.5 GHz. This system is more practical than any ever developed, because it is easy to change a sample and to select an observation area. In this paper, authors report the concrete structure of this system and some images of IC's, and discuss the properties of these images qualitatively.
著者
片山 建二 由井 宏治 澤田 嗣郎
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.70, no.6, pp.672-676, 2001-06-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
29

光熱変換分光法の最近のトピックスについて紹介する。近年,本分野では光吸収後の励起電子・熱・弾性波の緩和現象を高時間分解能で計測し,得られる物理・化学的構報をさまざまな物性測定に利用しようという研究が急速に進展してきた.例えば,本法による固体表面物性計測を,ナノ薄膜や多層膜の熱・弾性物性や膜厚測定に応用したり,高速時間分解顕微光熱変換測定により,励起キャリア・熱拡散・表面弾性波の挙動を直接二次元画像表示することなどが行われている.また,光励起によって熱や音が発生する素過程そのものを明らかにしようという,古そうで新しい研究も行われている.