著者
北村 泰一
出版者
公益社団法人 日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.421-428, 1994-03-29 (Released:2011-07-19)
参考文献数
22

自然災害を受けやすいわが国では, 土砂災害・水害に対する安全性を確保しつつ多様な水辺環境を保全しなければならない。水辺の植生復活に配慮した河川工法として水制工が注目されているが, 空中写真の比較判読と現地調査の結果, 木曽川下流部の水制域では施工より約60年を経た1975年以降, 治水事業による洪水低減効果に起因してヤナギ林を主体とする水辺林が形成されたことが明らかになった。水制域の水辺林は, 湿地・干潟・草地・樹林帯など様々な微地形が形成推移する自然立地的空間であり多様な生物空間を提供しているため, その保全維持管理に果たす造園の技術的可能性は大きく, 関連する河川構造物との有機的連携が必要である。
出版者
東京国立博物館
巻号頁・発行日
1982
著者
榎本知郎著
出版者
金芳堂
巻号頁・発行日
1983
著者
榎本知郎著
出版者
平凡社
巻号頁・発行日
1994
著者
女子学習院 編
出版者
女子学習院
巻号頁・発行日
vol.昭和2年 乙, 1928