著者
稲垣 栄三
出版者
建築史学会
雑誌
建築史学 (ISSN:02892839)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.142-147, 1985 (Released:2018-10-09)
著者
菊野 春雄
出版者
法と心理学会
雑誌
法と心理 (ISSN:13468669)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.55-66, 2001 (Released:2017-05-26)

本論文の目的は、誤った目撃証言を予防・診断・復元するという観点にもとついて、心理学研究を展望し、その可能性について検討した。これまでの研究を、予防研究、診断研究、復元研究に分類した。予防研究というのは、誤った証言の発生を予防することに貢献する研究であり、目撃証言のメカニズムを解明し、目撃証言に影響する要因を明らかにする研究である。診断研究というのは、目撃証言が正しいのかどうかを診断する方法を開発するのに貢献する研究である。復元研究は完全な形で想起されなかった記憶表象を復元する方法の開発に貢献する研究である。これらの研究を展望することにより、これらの3つの領域の研究の発展が、心理学研究の可能性を豊かなものにすることが示唆された。
著者
大澤 真幸
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.20-32, 2007

かつてジャック・デリダは、形而上学における「音声言語中心主義」を批判した。だが、この批判は、日本語による思考には直接にはあてはまらない。日本語の思考は、文字(エクリチュール)に深く規定されているからである。このことは、日本語が、独特の書字体系、つまり「漢字かな混じり文」をもっていることと深く関連している。デリダは、彼が「脱構築」と名づけた強靱な思索を通じて、音声言語に対する文字の優越を何とか回復しようとしたのだが、日本語においては、こうした条件は、最初から整っていたのだ。この発表では、こうした特徴を有する日本語に基づく思考の「強さ」と「弱さ」について論ずる。また、この特徴が、日本社会の歴史的構造と相関していることを示す。さらに、議論は、この特徴が、明治以降の西洋文化の導入にどのように反響したかという問いへと移るだろう。この問いへの探究は、日本の思想、とりわけ日本の近代思想において、文学が中心的な影響力をもったのはなぜなのかということを解き明かすことにもなる。「近代文学(小説)の終焉」は、日本語にとって流行の盛衰以上のものだ。それは、日本語に基づく思考そのものの危機かもしれないからだ。

1 0 0 0 OA 遺伝

著者
小泉丹 著
出版者
南山堂書店
巻号頁・発行日
1920
著者
小泉丹 著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
vol.初輯, 1943

1 0 0 0 OA 視界

著者
小泉丹 著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1938

1 0 0 0 OA 科學的教養

著者
小泉丹 著
出版者
大日本出版
巻号頁・発行日
1942

1 0 0 0 OA 学生に語る

著者
小泉丹 著
出版者
帝国書院
巻号頁・発行日
1946

1 0 0 0 OA 進化学序講

著者
小泉丹 著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1933