著者
久保田 信 田名瀬 英朋
出版者
南紀生物同好会
雑誌
南紀生物 (ISSN:03897842)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.64, 1999-06
著者
久保田 信
出版者
海の生き物を守る会
雑誌
うみひるも
巻号頁・発行日
no.120, pp.19-20, 2013-06-01

海の小さな「バンパイア」
著者
久保田 信
出版者
海の生き物を守る会
雑誌
うみひるも
巻号頁・発行日
no.119, pp.11-13, 2013-05-16

海面滑走の淡水性アメンボ -空飛ぶ「バンパイア」-
著者
丸藤 哲 亀上 隆 澤村 淳 早川 峰司 星野 弘勝 大城 あき子 久保田 信彦
出版者
Japanese Association for Acute Medicine
雑誌
日本救急医学会雑誌 (ISSN:0915924X)
巻号頁・発行日
vol.17, no.9, pp.629-644, 2006-09-15 (Released:2009-03-27)
参考文献数
47
被引用文献数
7 7

外傷後にみられる血液凝固線溶系の変化とその制御方法に関する新知見を概説した。外傷後の凝固線溶系の変化は,止血・創傷治癒のための生理的凝固線溶反応と多臓器不全(multiple organ dysfunction syndrome; MODS)を惹起して症例を死に導く病的凝固線溶反応である播種性血管内凝固症候群(disseminated intravascular coagulation; DIC)に分類される。最近外傷後DICの病型に新しい概念が導入され(controlled overt DIC and uncontrolled overt DIC),その凝固線溶系反応の経時的推移も線溶亢進期と線溶抑制期に分類して論じられるようになった。外傷後凝固線溶系反応は低体温,重症代謝性アシドーシス,希釈等の影響を受けて重篤化し出血傾向が出現するために,これらの修飾因子発現予防が症例の予後改善のために必要である。もう一つの重要な予後規定因子であるDICでは炎症性サイトカインが高値となり全身性炎症反応症候群(systemic inflammatory response syndrome; SIRS)が持続するが,このDICと遷延性SIRSが相乗的に作用して虚血性微小循環障害と炎症性微小循環障害からMODSを引き起こす。外傷後凝固線溶系の制御は,MODS発症予防と大量出血の止血を目的として行われる。前者は凝固炎症反応連関の考え方に基づいたDIC/遷延性SIRSの予防と治療が主体となり,後者においては最近の外傷後凝固線溶系反応の病態生理解明の新知見に基づいた大規模ランダム化比較試験の実施や遺伝子組み換え活性化第VII因子製剤の臨床応用等が話題となっている。
著者
久保田 信雄 柄川 伸一 松岡 彰 清水 徹
出版者
Japan Concrete Institute
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.30, no.5, pp.29-43, 1992
被引用文献数
1

高速湾岸線の多摩川・川崎航路トンネルは沈埋工法で建設が進められている。本報告は, 沈埋函の函体, 基礎ぐい, 函体, 継手部の設計, ひびわれ制御対策, 函体製作工事, 函体艤装工事について紹介するものである。
著者
久保田 信 北田 博一 菅野 和彦
出版者
日本生物地理学会
雑誌
日本生物地理学会会報 = Bulletin of the Biogeographical Society of Japan (ISSN:00678716)
巻号頁・発行日
vol.72, pp.219-222, 2018-01-20

Aberrant female and male medusae of Turritopsis rubra and T. sp. (most frequently those with three oral lips and three gonads, but with normal four radial canals) were found (c 13% incidence in female of both species, n = 107, 85) in November, 2016 from Iwaki City, Fukushima Prefecture, Japan. In both species, parasitic trematoda was found; in T. sp. maximally eight individuals/normal medusa and five ones/aberrant medusa. Moreover, in the same place in Fukushima Prefecture and in the other place in Ibaragi Prefecture aberrant Turritopsis rubra mature medusae without oral lips or with 1, 2, 3, 5 oral lips, were also found (18.3 %, n = 142 in Otsu harbour in Ibaragi Prefecture) in October, 2017
著者
久保田 信
出版者
紀伊民報社
雑誌
紀伊民報
巻号頁・発行日
2011-10-05

この記事は紀伊民報社の許諾を得て転載しています
著者
久保田 信 足立 文
出版者
黒潮生物研究財団
雑誌
Kuroshio Biosphere (ISSN:13492705)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.31-34, 2013-03

We reported here several sting cases by tentacles of Tamoya haplonema (Cnidaria, Cubozoa) collected in the Inland Sea of Japan in these four years (2009-2012). All cases experienced by us were not severe and swollen portions cured within a week because of hands were stung.
著者
久保田 信
出版者
紀伊民報社
雑誌
紀伊民報
巻号頁・発行日
2011-11-23

この記事は紀伊民報社の許諾を得て転載しています
著者
足立 文 崎山 直夫 久保田 信
出版者
日本生物地理学会
雑誌
日本生物地理学会会報 (ISSN:00678716)
巻号頁・発行日
no.60, pp.35-37, 2005-12-20

2000年9月14日,神奈川県藤沢市江の島湘南港にて,汽水産のヒドロクラゲであるヒルムシロヒドラMoerisia horii(U chida and Uchida) のクラゲが1個体採集されたので報告する.この成熟クラゲはこれまでの日本産の記録中の最大個体で,傘高が6mm あり,触手も最多の32本を有していた.本種が海で採集されたのは初めてでたいへん希少な例である.
著者
久保田 信 斎藤 伸輔
出版者
黒潮生物研究財団
雑誌
Kuroshio Biosphere (ISSN:13492705)
巻号頁・発行日
no.9, pp.27-30, 2013-03

Many mature medusan individuals of Moerisia horii (Uchida and Uchida 1929) were collected from Oarai, Ibaraki Prefecture, Japan in November, 2012. Their morphology including nematocysts and GFP pattern were examined in large medusae among them. They are much different in every trait from the largest medusa so far been recorded from Enoshima, Kanagawa Prefecture, Japan, and considered as a giant medusa grown up in the sea like a migratory salmon.
著者
島村 剛 宮前 亜紀子 今井 絢美 平栁 こず恵 岩永 知幸 久保田 信雄 澁谷 和俊
出版者
日本医真菌学会
雑誌
Medical Mycology Journal (ISSN:21856486)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.J141-J147, 2016
被引用文献数
6

近年,外用爪白癬治療薬が次々に開発・上市され,長年抗真菌薬の経口投与に限られていた爪白癬治療法に新たな選択肢が増えてきている.本研究では,わが国で上市されている5%ルリコナゾール外用液および10%エフィナコナゾール外用液の特性把握のため,薬剤塗布後の爪中薬物濃度および爪中薬物の抗真菌活性を比較した.<I>In vitro</I>ヒト爪薬物透過性試験では,薬剤をヒト爪に単回投与後,爪を表面から薄切したサンプルの薬物濃度を測定し,爪中薬物濃度分布を算出した.また,<I>in vitro</I>ヒト爪スライス阻止円試験では,薬剤を1日1回14日間投与し,爪スライスを含菌培地にのせ,阻止円の有無から阻止円形成率を算出した.その結果,ヒト爪薬物透過性試験では,5%ルリコナゾール外用液は,10%エフィナコナゾール外用液にくらべ,爪全層において高い爪中薬物濃度を示し,測定ポイントごとの比較では,1.7~8.4倍の濃度差が認められた.また,ヒト爪スライス阻止円試験における,5%ルリコナゾール外用液および10%エフィナコナゾール外用液の平均阻止円形成率は,それぞれ71.0%および12.6%を示し,両剤間で統計学的な有意差が検出された.以上の結果から,2つの外用爪白癬治療薬は特性が異なり,5%ルリコナゾール外用液は,爪中への移行性および貯留性の良さが示されるとともに,爪中のルリコナゾールが抗真菌活性を維持していることが確認された.
著者
久保田 信 サンパーニ キティトン プチャカン スメド
出版者
沖縄生物学会
雑誌
沖縄生物学会誌 (ISSN:04740394)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.39-44, 2006-08-20
参考文献数
20

On December 23 and 24, 2004, a biological survey of bivalve-inhabiting hydrozoans and pearls was conducted on 398 specimens of five bivalve species (158 specimens of Perna viridis, 148 0f Saccostrea forskali, 81 Meretrix meretrix, 39 M. lyrata and 72 Tegillarca granosa), all obtained in a field and a seafood market in the eastern coasts of the Gulf of Thailand. High number of pearls (31 and 26) embedded in the mantle were detected in two specimens of Perna viridis. Furthermore, many blister pearls (attached pearl) were produced on the inner surface of these shells. However, bivalve-inhabiting hydroids were not yet found in the mantle cavity of any bivalve species examined, though other commensal animals such as copepods and turbellanans were found.
著者
丸藤 哲 澤村 淳 早川 峰司 菅野 正寛 久保田 信彦 上垣 慎二 平安山 直美
出版者
一般社団法人 日本救急医学会
雑誌
日本救急医学会雑誌 (ISSN:0915924X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.9, pp.765-778, 2010-09-15 (Released:2010-11-09)
参考文献数
43
被引用文献数
1

外傷急性期の凝固線溶系の変化に関してEducational Initiative on Critical Bleeding in Trauma(EICBT)から新しい病態概念である「Coagulopathy of Trauma」と「Acute Coagulopathy of Trauma-Shock(ACoTS)」が提唱された。しかし,これらの診断基準は存在せず,両者の本態は従来から独立した病態として存在する線溶亢進型DIC(disseminated intra vascular coagulation)に一致する。診断基準がないことが同概念と線溶亢進型DICおよび類似病態との鑑別を不可能としている。これらの理由により「Coagulopathy of Trauma and ACoTS」は,独立した疾患・病態概念ではなく定義不能な臨床状態として位置づけることが可能である。このような曖昧な概念を外傷急性期の凝固線溶系変化の病態生理解明のために使用すべきではない。外傷急性期の凝固線溶系異常は線溶亢進型DICで説明可能であり,線溶亢進型DICは従来どおり正しく線溶亢進型DICと呼称されるべきである。
著者
久保田 信
出版者
紀伊民報社
雑誌
紀伊民報
巻号頁・発行日
2011-07-06

この記事は紀伊民報社の許諾を得て転載しています